★元首相・福田康夫が主導した「公文書等の管理に関する法律」は安倍内閣のでたらめな方針に官僚たちも追随して骨抜きにされているが、一方で新国立公文書館の建設が計画されている。むろん公文書を守るための公文書館建設は当然だが、議事録不要を言い出す中央官庁のダブルスタンダードにもあきれる。 ★5日、国会正門前にある国会前庭公園の中にある憲政記念館で公益社団法人日本建築家協会の面々が集まり「新国立公文書館の建設と憲政記念館の行方-その歴史的、建築的価値をめぐってPART2」という会合が開かれた。立憲政治の黎明(れいめい)期から戦後まで当選25回を誇った政治家・尾崎行雄の功績をたたえ一般市民からの浄財を募って建てられた尾崎記念館。竣工(しゅんこう)後、衆院に寄贈して72年に憲政記念館となり、現在は衆院が管理している。この場所は江戸時代初期には加藤清正が屋敷を、幕末には井伊直弼が住み、明治時代には参謀本部