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ブックマーク / karatekalibrarian.blogspot.com (17)

  • 私的2017年振り返り& 2018年抱負

    今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記) (2018.1.27追記)これに関連して、「図書館員が自分の武器を持つべき3つの理由」と題した記事を書き、文中からもリンクを張りました。ぜひ、ご覧ください。 新年おめでとうございます。 恒例になっています、私的な昨年の振り返りと新年の抱負を(今日は2分で読み切れない量ですが、ご容赦を)。 ★2017年振り返り まずは、昨年の私的トピックを。 異動 最大のトピックは、何といっても人事異動です。 ずっと分室+サービス部門で来てい

    私的2017年振り返り& 2018年抱負
  • 「図書館がやることじゃない」と言われて考えたこと

    悪気ない一言だったのでしょう。 とある会議で、私が以前やってみたある取り組みについて話したとき、他の図書館員から「図書館がやることじゃない」と言われました。 (他の参加者もウンウンといった感じでしたが、時間の制約があり、その点については議論できず終わってしまいました) ★過去の取り組み 私のやった取り組みとは、数年前にあるゼミとタイアップして実施した講習会です。 教員のいわく、 大学で契約するデータベースや電子ジャーナルは、卒業後使えなくなってしまう。 今のうちに、ネット上の無料サービスで情報収集できるよう、学べないか ・・・とのことでした。 そこで私はこの教員と相談し、4年生のゼミで卒業が近づいた頃に、講習会をしました。 NDLサーチなどの演習もさりながら、社会では今まで以上に適切な情報収集・評価・活用が重要である、と考えてもらうための授業にしました。 この授業も、おそらく上記会議のメン

    「図書館がやることじゃない」と言われて考えたこと
  • 図書館員だけで図書館サービスをどうにかしようなんて大間違いやな・・・と再認識した件。

    アカデミック・リソース・ガイド社の岡真さんが、ツイートのまとめを作成してくださっていますので、当日の様子はそちらをご覧ください(大半は私のツイートですが)。 ★雑感 この日、思ったこと。 まずは素直に、やっぱりカーリル、すごい!提供しているもの、明確なコンセプト、フットワークの軽さ、オープンさ・・・。 でもこんな話は、きっと語り尽くされているので、ここでは省略します。カーリルはホントにスゴい、と最大級の賛辞だけ送っておきましょう。 もう一つ、感じたこと。 それは、図書館員だけで図書館サービスをどうにかしようなんて、大間違いやな・・・ということです。 従来の伝統的で変化の少ない図書館サービスは、ある意味では図書館員だけの独立した世界だったかもしれません(それもホントは違うけど)。 ですが変化の激しい現代社会においては、間違いなくそうしたスタイルではやっていけません。図書館へのニーズそのもの

    図書館員だけで図書館サービスをどうにかしようなんて大間違いやな・・・と再認識した件。
  • 名刺を持っていない、あなたへ。

    (2017.8.13追記) この記事の続編的に「『仲間になってください』カードを作ってみた」を書きました。よろしければ、併せてご覧ください) なかなかに、忙しい週末です。 金曜は京都情報図書館学学習会で発表し、土曜はが不在の中で終日1歳児の子守り、そして今日は日帰りで東京のダイトケン全国委員会へ。 このブログも、新幹線の中で書いています。 ★名刺を持っていなくてもフツー? 前々からよく思っていたのですが、図書館界では名刺を持っていないことが多いですよね?特に、公共図書館と学校図書館の方々は、こうしたことがしばしばです。 聞いてみると、「職場で作ってくれないから・・・」、「非正規なんで・・・」という理由がほとんどです。 でも、これでフツーに済んでしまう図書館界って、どんなものなんでしょうね? 厳しい言い方をすれば、名刺を持ってもいない人は、ビジネスの世界では相手にされないと思います。 ★覚

    名刺を持っていない、あなたへ。
  • アクティブ・ラーニングのFuture Design(参加報告)

    2週間以上、ブログの更新をできずにスミマセンでした。 このところ、忙しく過ごしていました。震災訓練プログラムsaveMLAKメソッドファシリテーター育成講座を受講しに上京したり、NIIさんの大学図書館職員短期研修の講師資料提出があったり、INFOMATESでお話をしたり、沖縄に行ったり。 ようやく一息つけるようになりましたので、久しぶりにブログを書いています。 ★「大学教職員にとってのアクティブ・ラーニング」(神戸大学 大学教育推進機構・近田政博先生) 講演は、3つの仮説にもとづいたお話でした。 1. 日の大学生は必ずしもアクティブ・ラーニング(以下、「AL」)を好きではない、2. なぜALが重要か大学は学生に伝えてられていない、3. 大学も心ではALを歓迎していない。(さらに心では)教職員もALが好きではないかも? これらを踏まえた上の結論として、なぜ学生がALを嫌いなのかに注意を

    アクティブ・ラーニングのFuture Design(参加報告)
  • 【ご案内】<BR>「図書館総合展フォーラム in 新潟」に参加できなくても悔しくなんかないわいの会@秋葉原

    ★「図書館総合展フォーラム in 新潟」に参加できなくても悔しくなんかないわいの会@秋葉原 上のようにPRしておいて、何ですが・・・。 私、図書館総合展フォーラム in 新潟には参加できません。つくばで大学図書館職員長期研修を受講中ですので、さすがに無理です。(涙) そこで、皆さんにお誘いです。 どうしても同フォーラムに参加できなかった皆さん、フォーラム当日に東京で、「参加できなくても悔しくなんかないわい!」と強がる会をやりましょう! 「図書館総合展フォーラム in 新潟」に参加できなくても悔しくなんかないわいの会@秋葉原 【日時】2014年7月11日(金)18:30- 【場所】秋葉原駅近辺(調整中) 【参加資格】ライブラリアンに限らず、どなたでも歓迎。 【参加費】参加者で頭割り。3,500〜4,000円程度の見込み。 【お申し込み】 karatekalibrarian@gmail.com

    【ご案内】<BR>「図書館総合展フォーラム in 新潟」に参加できなくても悔しくなんかないわいの会@秋葉原
    ivory_rene
    ivory_rene 2014/07/08
    #図書館総合展/新潟不参加の方も@karatelibrarianさんと関東で。
  • もう当たり前。図書館の「連携」<BR><font size="3">(図書館総合展フォーラム2014 in 岡山 参加報告)</font>

    このところ、身内に重い病人がいて外出を控えているのですが、今回はこの貴重な機会を逃すこともできず、ちょっと無理をして参加しました。私も、図書館総合展運営協力委員の端くれですからね! ★この日の内容 いつもいつも、素晴らしいコンテンツを提供してくれる図書館総合展。今回も期待に違わず、素晴らしいフォーラムでした。 今回は中国地方ということで集客的にはいささか条件が悪かったはずですが(失礼!)、約300人もの関係者が集まり、会場のホールもほぼ満席になっていました。 当日の講演や討論内容については、とうてい詳しくレポートしきれません。公式サイトの開催報告ページにて、当日資料やTwitterのまとめがご覧になれますので、ぜひそちらを。 (こうして資料等を極力公開する姿勢も、図書館総合展のとても素晴らしいところの一つだと思います) 一言だけ言っておきますと、この日のご講演や討論はとても素晴らしいもので

    もう当たり前。図書館の「連携」<BR><font size="3">(図書館総合展フォーラム2014 in 岡山 参加報告)</font>
    ivory_rene
    ivory_rene 2014/06/02
    #図書館総合展
  • 異動します

    今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記) ★異動先は・・・ 異動といっても、図書館界から離れる訳ではありません。 新しい勤務先は、同じ法人内の大学図書館です。メインのキャンパスではなく、かつて長年勤めていた、山の方(笑)にあるキャンパスです。 この異動先は、かつて自分が10年も勤めた図書館です。 今から20年近く前、このキャンパスは新しく立ち上げられました。そのときに、私は開設メンバーの一人でした。だだっ広い平原だった場所を、当時のメンバーで一から創り上げたことが思い

    異動します
    ivory_rene
    ivory_rene 2014/03/20
    すてきやなあ、と思いました。/ご卒業、おめでとうございます。
  • 今までやってきた情報リテラシー教育、今までやってこなかったその評価

    今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記) ★利用教育の成果をどう評価するか この日2目のプログラムは、帝京大学・上岡真紀子先生による、上記タイトルの講演+ワークショップでした。 結論的に言えば、いわゆる情報リテラシー教育をやってきたものの、その評価をやってこなかったことを痛感したワークショップでした。 このワークショップは、"インストラクショナル・デザイン"の手法をもとにしたものでした。"インストラクショナル・デザイン"とは、学習プロセスを支援するためのもので、開発

    今までやってきた情報リテラシー教育、今までやってこなかったその評価
  • 2013年私的振り返り+2014年抱負

    皆さん、明けましておめでとうございます。 旧年中は、この拙いブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。また、れいこの闘病以来、ずっと応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。 2013年も、いろいろありました。2014年の抱負に先立って、まずは2013年の私的な振り返りをしておきます。 (手元に手帳などがなくて、ブログをもとにざっと遡りました。参加させて頂いたイベントのご報告ができていませんでしたら、ご容赦ください) ★1月 1月は修論を書き上げるのに必死で、図書館活動はほとんどできませんでした(締切前日になって、かろうじて提出・・・)。 そんな最中でしたが、元日にバブーちゃん(きょーこ)が誕生予定であることを、このブログでご報告することができました。 れいこが星になって半年あまり、ずっと応援くださっていた皆さんにこのご報告をできたことは、

    2013年私的振り返り+2014年抱負
    ivory_rene
    ivory_rene 2014/01/02
    “1エントリーあたりの文章量を抑え、コンパクトに要点を纏める。 その分、更新頻度を上げる。目標は、2日に1回!(かなり大きく出た!) 単なる情報は抑え、自分の考えや気持ちを伝えることを重視する。”
  • 「派遣さん」「委託さん」という呼び方

    前回、「そのネームプレート、変えてもらえませんか? 」という記事を書きましたところ、意外なことに、かなり反応がありました。Twitterでのリプライ、RTの他、メールやメッセージなども多く頂きました。 私にしたら、ごくごく普通の感覚で書いただけなので、この反応は当に予想しないことでした。ブログへのアクセスも多く、かなり読まれたようです。 もしかすると、委託、あるいは派遣といった形で働いている人たちの共感を呼んだのでしょうか? そうだとしたら嬉しいことでもありますが、逆に不安も感じます。私が書いたことが新鮮だったり、「よく言ってくれました!」といったことでしたら、それはそのまま、今の図書館業界の不幸な状態を意味するものだからです。 繰り返しになりますが、雇用の形態が違ったとしても、同じ図書館で働く仲間です。役割分担こそあれ、みんなが支え合うパートナーであることを、忘れてはいけないと思います

    「派遣さん」「委託さん」という呼び方
  • そのネームプレート、変えてもらえませんか?

    私のいる図書館では、9月から業務委託を始めました。 今までも夜間を中心に委託をしていたのですが、今回新たに某大手企業さんにお願いし、窓口をほぼ全面委託することになりました。 業務委託が始まる前日、私が最初に先方にお願いしたこと。それが、「そのネームプレート、変えてもらえませんか?」でした。 委託開始直前に用意された、スタッフ用のネームプレート(首から下げるアレです)には、スタッフの氏名とともに、その企業さんの名前がデカデカと載っていたからです。(笑) 私は、2つの点で企業名が入ることに対して強い抵抗を感じ、仕様変更をお願いしました。 1つめは、ユーザーの視点を考えたからです。 図書館のスタッフが、企業のネームプレートを付けていることは、(特に学生さんにとっては)意味不明でしょう。ユーザーにとって、図書館の人は図書館の人であり、学校に所属していようが企業に所属していようが、関係のない話です。

    そのネームプレート、変えてもらえませんか?
  • ニックネームをつくろう!(連載・図書館員のセルフブランディング4)

    今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記)

    ニックネームをつくろう!(連載・図書館員のセルフブランディング4)
  • 一人ひとりが考える、図書館の危機管理

    図書館という施設には、いろいろな特性があります。 夜間や休日など、他部署が閉まっているときも長時間空いていること。誰でも自由に入れること(*)。非常に多数の資産があり、誰もがそれらを自由に手に取れること。職員の人数の割に広いフロアで死角も多いこと、などなど。 (*)大学図書館においては、入館ゲートの設置が一般的になっており、正規ユーザー以外は入館自体できなくなっています。これは、危機管理の観点から普及したものです。 しかし、図書館界全体としてみればこれはむしろ例外的です。大学図書館以外の図書館の多くには、誰でも自由に入り、資料を自由に手に取れるのが実情でしょう。むしろそこにこそ、図書館の存在意義があるのですから。 そしてこれらの特性は、そのまま図書館において非常事態が発生しやすいことや、発生した場合に単独の緊急対応が必要なことを、示唆しています。火事、地震、不審者の侵入、急病人の発生などな

    一人ひとりが考える、図書館の危機管理
  • 「図書館留学」に思うこと

    神戸学院さんの活動については、図書館業界ではよく知られるところです。 最近では、昨年の図書館総合展でのポスターセッション最優秀賞受賞が、記憶に新しいですね。公式サイトやカレントアウェアネス・ポータル、しぶたんのブログなども併せてご覧になるといいでしょう。 さて、その神戸学院さんに、私がいろいろとご教示頂いているOさんがいらっしゃいます。 今回そのOさんから、私立大学図書館協会の研究助成を受けた神戸学院さんの取り組みについて、報告書「図書館留学;教職協働の学習支援への取り組み~語学力の向上に向けて~」がアップされたと伺いましたので、早速拝読しました。 「図書館留学」の実施内容そのものが魅力的であることは、言うまでもありません。 ですが改めて報告書を拝読しますと、プログラムそのもの以上に、ライブラリアンとして注目したい素晴らしい点が3つあると感じました。以下、それを記していきたいと思います。

    「図書館留学」に思うこと
    ivory_rene
    ivory_rene 2013/06/27
    神戸学院大学
  • 【参加報告】「大学図書館は電子書籍をどう取り扱うか」

    以前からそのご活躍ぶりを存じ上げていた、植村さん。今回初めてお話を伺うことができました。 現在のお立場からお察しして、出版デジタル機構の現状や、「垂直統合」ビジネスへのご批判のようなお話が中心になるのかと思っていましたが・・・さにあらず。 電子書籍市場の規模だとか、「黒船」前後の経緯説明など、電子書籍入門といった感じのお話でした。 これはきっと、聴衆が図書館員であることに、ご配慮頂いたのでしょう。 来的図書館員であれば、自分で学んでおくべき情報も多かったです(とは言え、私も知らない情報が多々ありましたが・・・)。 「目から鱗」といったお話ではなく、現状の理解に重点を置いたご講演だったと言えるでしょう。 一方で植村さんは、「解はない」としつつも、「電子図書館を考える7つのポイント」として私たちへの示唆をくださいました。こうしたヒントをどのように活かしていくのか・・・私たちの見識が問われる課

  • 星になった、れいこ<br /> 【第1~8日目: 6月6日(水)~13日(水)】(発症から、345~352日目)

    れいこは、6月6日(水)未明、星になりました。 5月27日(日)に、外泊先の自宅から病院まで救急車で運ばれてから、急激に容態が悪化していました。以来、喋れず、手足もほとんど自由に動かせない状態が続いていました。 当日もこのような状態ではありましたが、容態は悪いなりに安定していました。就寝するまでは見舞客も続いており、かすかに手を握り返すこともありました。 容態が変化したのは、22時半を過ぎた頃でした。 ゼイゼイとひどく呼吸が乱れ、ときどき数秒息が止まっては、ブハッと息を吐き出すような様子になりました。呼吸そのものが難しい様子で、医師からは家族を呼ぶように言われました。 私たち一家のほか、松山のお婆ちゃん、大好きだった担任の先生も駆け付けてくれました。 れいこはいったんは落ち着いたのですが、日が変わってから、今度はとても呼吸が浅くなりました。脈も弱くなり、病院の先生たちは、私たちだけにしてく

    星になった、れいこ<br /> 【第1~8日目: 6月6日(水)~13日(水)】(発症から、345~352日目)
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