今年7月前半の2週間、筑波大学で大学図書館職員長期研修 *1という研修に参加しました。国公私立の中堅どころの大学図書館員ならだれでも参加できるけれど、特に国立大学法人の係長クラスの職員はなんとなく必ず受けるもの、とされているイニシエーション的な研修(と、私は思っている)で、歴史は長く、今年で44回目だそうです。 さて、研修が終わると、9月あたまにレポートを提出しなければなりませんでした。テーマはある程度例示されているのですが、研修の内容に結びついていればほぼなんでもいいという課題で、結局、いつものことながら〆切り直前に書き始め、研修の内容に結びついているかどうかは怪しいテーマのレポートを提出しました。以下はそのレポートを手直ししたものです。 仮説の一つとして、図書館のウェブサイトのつくりようによっては、ウェブサイトを訪れた利用者が、実際に図書館に足を運んでくれて、何らかの物的・人的サービス