引っ越し大手のサカイ引越センター(堺市)の利用者の住所や電話番号などの個人情報延べ約430人分が3月、川崎市宮前区の集合住宅のごみ捨て場に出されていたことが、関係者への取材で分かった。同社は事実を認め「真摯(しんし)に対応する」としているが、4月施行の改正個人情報保護法では、より厳しい管理が必要とされる。専門家は「第三者に拾われ、外部の人が個人情報を見られる状態は、漏えいに当たる」と指摘する。
引っ越し大手のサカイ引越センター(堺市)の利用者の住所や電話番号などの個人情報延べ約430人分が3月、川崎市宮前区の集合住宅のごみ捨て場に出されていたことが、関係者への取材で分かった。同社は事実を認め「真摯(しんし)に対応する」としているが、4月施行の改正個人情報保護法では、より厳しい管理が必要とされる。専門家は「第三者に拾われ、外部の人が個人情報を見られる状態は、漏えいに当たる」と指摘する。
安倍晋三元首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会を巡り、2020年12月に政治資金規正法違反罪で罰金100万円の略式命令を受けた配川(はいかわ)博之元公設第1秘書(62)=山口県下関市=の刑事確定記録が25日、本紙の請求により開示された。配川氏は、費用を補塡(ほてん)すれば違法な「寄付」になりかねず、「後援会の収支報告書に載せることはできない」と2013年当初から認識。秘書同士で責任を押し付け合った結果、収支報告書に記載しないまま放置していたずさんな会計処理が明らかになった。(小沢慧一) 配川氏の供述などによると、夕食会は地元山口県の「安倍晋三後援会」が主催し、ホテルとの契約などは東京の事務所が担当。支援者の会費は5000円と決めていたが、東京の秘書から「参加費だけでは費用が賄えないので後援会で処理してほしい」との連絡を受けて「何をやっているんだ」と不信感を強めたという。 配
結城市は、ふるさと納税の返礼品に放射性物質や火山灰の被害を防ぐ「防災核シェルター」を設定した。寄付額は二千九十万円と超高額だ。市によると、防災核シェルターの返礼品は栃木県矢板市に次いで全国二番目。 シェルターは幅約二メートル、奥行き約四メートル、高さ約二メートル、重さ二・三トン。鋼鉄製の壁面にイスラエル製の特殊なフィルターを搭載しており、放射性物質や火山灰のほか、サリン、VXガスを除去できる。
「扇島から救出された子猫は皆栄養状態が悪い。大人なのに体重が2キロもない猫もいる」。動物愛護団体代表「犬猫救済の輪」の結昭子さん(66)=川崎市川崎区=は、猫たちの体調を不安視する。JFEスチールに改善を求めているものの「十分なエサを与えるだけでなく、繁殖期を迎える春までに去勢手術が必要だ。早く手を打たなければいけないのに、対策が追い付いていない」と憤る。 扇島は、川崎市と横浜市にまたがる埋め立て地。広さは約600ヘクタールで、東京ドームが120個以上すっぽり収まる広さだ。大正時代の京浜運河の開削によって発生した土砂が自然に滞積した扇形の島を、日本鋼管(現JFE)が1970年代に埋め立てて拡張した。陸地とつながるのは1本の海底トンネルだけ。全域がJFEの所有で、一般人の立ち入りはできない。
会員制交流サイト(SNS)で知り合った男性から精子提供を受け、子を出産した東京都内の30代の女性が、男性が国籍や学歴を偽ったことで精神的苦痛を受けたとして、約3億3000万円の損害賠償を求め27日、東京地裁に提訴した。SNSなどで個人間の精子取引が広がる中、代理人弁護士によると、実際のトラブルを巡る訴訟は全国初とみられる。
正社員に転職し初めての月給は18万円だった。「奴隷みたいに長時間働いたのに、正社員の給料ってこんなに安いんだ」。今年2月の夕刻、東京都内の洋菓子店で販売員として働き始めた渡辺美咲さん(25)=仮名=は、銀行ATMの残高表示にぼう然とした。 失望しつつ「決まった給料が入る安心感はある。長く働こう」と思い直した。元は都内の焼き鳥店のアルバイトで4年半ほど生活していた。当時は安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待が薄れ、経済成長と賃上げの好循環の実現は難しいことが明らかになってきた時期。政権の力点は非正規労働者の処遇改善など、分配政策にシフトしていた。
「猫のノミ取り」「耳のあか取り」など江戸時代には現在では考えられぬ珍商売がいくつもあったそうだが、これもそうだろう。「作り雨」▼「飴(あめ)」の間違いではなく「雨」。雨を作る。『雨のことば辞典』(講談社学術文庫)にあった。もちろん、今の人工降雨の技術などあるはずもなく、夏の暑い盛りにただ、屋根に上って庭へジョウロで水をまく。客の方は夕立を見た気分になり、いっときの清涼感を味わったそうだ。風情におあしをだしたのだろうが、今ではなかなかやっていけぬ商売である▼「作り雨」が必要かもしれない。帰省や旅行を楽しみにしている方には意地悪く聞こえるだろうが、作り雨で雨、しかも大雨が降っているのだと想像し、やはり、外出は控えるべきなのだろう。このお盆の夏季休暇期間である▼新型コロナウイルスの感染拡大は深刻で東京ではもはや「制御不能の状況」という。その勢いは地方にも向かっている。コロナという目に見えない雨が
東京都の小池百合子知事は28日、都庁で報道陣の取材に応じ、新型コロナウイルスの新規感染者数が27日に過去最多の2848人となり、増加傾向に歯止めがかからないことについて「ワクチンを、ぜひ若い方も打っていただきたい」と接種を呼び掛けた。 小池知事は、ワクチンを受けた高齢者が感染し重症になる割合が大幅に低下していることに言及した上で、「逆にワクチンを受けていないけれど、重症、中等症になる若い世代が増えている」と指摘。「若い方々の行動パターンが、鍵を握っている。自分がよければではなくて、結果として人にうつすと、医療体制が逼迫(ひっぱく)する。去年の夏も、年末も、お正月も、ゴールデンウィークもなく、ずーっと頑張っている医療従事者のことも考えていただきたい」と協力を訴えた。 医療体制にかかっている負荷についての認識については「基本的に、3つの柱でやっている。自宅、ホテルなどの宿泊療養施設、そして病院
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