会田誠さんの名前は何となく知っていたけど、初めて観たのは 2001 年の横浜トリエンナーレでした。ジューサミキサーのインパクトが強 く、それ以来私には苦手な作家でした... 風向きが変わってきたのは山口晃さんとの二人展。その時の感想に はこんなことを書いています。 > 会田さんの作品では通称『電柱』とか、豊作のヴィトンとか、 > 浅田彰への呪詛の言葉あたりにニヤリとさせられました。初期 > のミツバチの絵本(?)もシュールですしね...実は言葉の人な > のではないかと思ってしまいました... そして、今年、美術手帖のリニューアルに合わせて企画した会田誠 特集を読んでこんなことを書いています。 > そう、私は会田さんの書く日本語がとても好きです。 先日まで恵比寿のナディフでやってた『昭和40年会の東京案内2008』、 案内の地図の上の『人生の終着駅・綱島温泉』だの、欄外の『神奈 川に負ける