先週、「椿昇GOLD/WHITE/BLACK」展を観てきました。 キューブリックの「博士の異常な愛情」からのインスパイア作品と知ってこれはどうしても見に行きたいと思っていたところ、先週タイミング良く『美術手帖』編集部から椿さんにインタビューしませんかと打診を受け「OK」と即答し、三日後には新幹線に飛び乗っていた。何やら作品の前に強引に引き寄せれるかのような猛烈な磁力を感じる。 京都国立近代美術館のエントランスから吹き抜けまでをロケットの原寸大バルーンが占拠するという圧倒的なインスタレーション。写真は取材目的でメモ代わりに撮影をしたものなので多くを公開することは道義上控えるが、あくまでブログのテキストを補足する参考図版として解像度を下げたものを1枚だけ貼っておく。とにかくエントランスホールはこんなことになっています。 《Mushroom》とタイトルされたこの作品は、展示空間には収まりきらない