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ブックマーク / zen.seesaa.net (78)

  • メディア・パブ: ページのプレビュー機能が普及,ますますページビューが減ってしまうのでは

    リンク先ページのプレビュー表示を実現するサービスがもてはやされている。最近では国内のブログでもよく見かける。メディア・パブでも早く採り入れなければと思っているのだが・・・・。 先ほど,私のパソコンのスタートページにしているGoogleパーソナライズド・ページを見て気がついたのだが,既にプレビュー表示サービスが始まっていた。記事見出しの先頭にある+(プラス)マークをクリックすると,プレビューページがポップ表示される。下は,そのスナップショットである(クリックで拡大可能)。 このような機能が備わっていれば,プレビューだけで済ませてリンク先ページに飛ば頻度が減るかもしれない。以前にも触れたが,Ajaxや全文組み込みRSSフィードが普及していくと,ページビューを減らす方向に働く。このプレビュー表示も同じことが言えそうだ。ユーザーにとっては,少ないストレスでページを閲覧できるようになる。でも,ページ

    j708
    j708 2007/01/24
  • メディア・パブ: Wikipedia,リンクのブラックホールに

    Wikipediaが,インターネットコンテンツにおいて,ますます中心的な役割を演じ始めている。それと共に,Wikipediaを利用してPageRankをアップさせようとするスパムも急増している。実際に,SEO対策としてWikipediaの利用を実施している場合も多い。 特にWikipediaの外部リンクがSEO効果に抜群であることは想像される。それで,Wikipediaの外部リンクにはnofollowを入れるようになってきている。そうすると,少なくともGoogleの検索エンジンはそのリンクを無視する。今後Wikipediaからのすべての外部リンクにnofollowを徹底させるようだ。 一方で,昨年の各種測定データからも明らかなように,Wikipediaの利用者数はうなぎ登りである。当然のことだが,外部サイトからのリンクも急増している。その結果,Googleの検索エンジンから見れば,Wiki

  • メディア・パブ: Yahoo!ニュースが断トツなのに更なる強化へ,読者参加と外部リンク機能を本格導入(2)

    前のエントリーで紹介したYahoo!ニュースのリニューアルについて,その中身をもう少し覗いてみよう。その中で特に注目したいのが,戦略的にアウトバウンドリンクを拡充させたことである。Webサイトが外部へリンクを張ることは当たり前のことに思えるが,Yahooのようなサイトにもなると,リンク張りの方針が事業戦略的な意味を持つ。 今回のリニューアルで実施した外部リンクの導入を図でまとめると,下のようになる。リニューアル前は,提携サイトが提供するニュース記事(図の青の部分)をYahoo!ニュースサイト内で閲覧するように設計されていた。リニューアル後も基的には同じだが,Yahoo!ニュースサイトの記事と関連性の高いコンテンツが外部にある場合は,そのコンテンツへの外部(アウトバウンド)リンクを張ることができるようにしたのだ。今回のリニューアルでは,外部リンク先のコンテンツとしては,とりあえず提携ニュー

  • メディア・パブ: Google,次世代検索エンジン向けの新データセンターを6億ドルで建築へ

    Googleが約6億ドルをかけて新データセンターを建築するようだ。場所はノースカロライナ州。 Daily Techによると,次世代検索エンジン向けのサーバー群が配置されるという。 "Similarity Engine"を開発するとのこと。これがどのような技術なのかを理解できていないが,クロール時に冗長を取り除く技術であるという。 この技術は,同社の“Methods and apparatus for estimating similarity”というタイトルの特許patent 7,158,961を適用しているという。なので,この特許を調べれば技術内容が分かるかもしれない。 ◇参考 ・Google to Spend $600 Million for New Datacenter(DailyTech ) ・Google Issued Patent for "Similarity-Engine"

  • メディア・パブ: あなたの携帯電話,便座をしのぐバイ菌だらけかも

    あなたはいつも,便座以上にバクテリアだらけのモノに口を近づけているかもしれない。こんなことをご存知だったろうか。 まず,下の3枚の写真を見て頂きたい。携帯電話機,便座,およびパソコンのキーボードの写真である。どうも,我々がいつも持ち歩く携帯電話機は,便座以上にバクテリアで溢れているようだ。 *携帯電話で見つかったバクテリア *便座で見つかったバクテリア *キーボードで見つかったバクテリア これは,英国の携帯電話販売会社Dial-a-Phone がプレスリリースで公表した写真である。 Manchester Metropolitan University 微生物学のJoanne Verran教授は次のように説明している。Joanne Verran, Professor of Microbiology at Manchester Metropolitan University comments:

  • メディア・パブ: Google支配が続く:2007年予測(1)

    あけましておめでとうございます。 このブログは個人的な備忘録のつもりだったのですが,最近は何人かの知り合いも閲覧してくれるようになりました。さらに今年から,右サイドに広告が掲載されているように,ブログネットワーク「アジャイルメディア・ネットワーク」にも加わることになります。今までのように好き勝手なことを書き留めるパーソナルメモから,他人が読むことを前提にしたパブリックメディアに変身していかなくてはならないのかもしれません。と言うことで,この場を借りまして,「今年もよろしくお願いします」と新年の挨拶をさせてもらいます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて何から手を付けるべきか。老人ボケに正月ボケが加わり,エンジンがかからない。年末年始はネットを遮断したオフライン状態で,テレビとか新聞とかの旧来メディアにどっぷり浸かっていた。「ALWAYS 三丁目の夕日」世代の者にとって,受動

  • メディア・パブ: 現存する世界最古の新聞,“紙”を放棄しオンラインにシフト

    現存する世界最古の新聞社が紙を放棄した。正月早々,嫌なニュースだが,事実だから仕方がない。 現在,世界で最も古い新聞は,the World Association of Newspapersによると,スウェーデンのPost och Inrikesである。1645年の創刊だから,362年の歴史を誇る。 その新聞が「新聞紙」を放棄し,デジタルのオンライン版Post och Inrikes Tidningar だけで生き残りを賭けることになった(TreeHuggerより)。 (ソース:WAN - Oldest newspapers still in circulation) スウェーデンは無料新聞紙(フリーニュースペーパー)の最も盛んな国でもある。これからの新聞の辿る道を先取りしているのかも。 ◇参考 ・Oldest Newspaper In The World To Stop Killing

  • メディア・パブ: 米ネットビジネス,この4年間はバラ色だったが

    米国のネットビジネスは,バブル崩壊後の2002年を底にして,2003年から2006年まで,一調子でV字回復してきた。 comScoreが発表したホリデーシーズン(11月~12月)のEコマースの売上高も,下図のように,この4年間続けて,前年比20%以上の伸び率を示してきている。2006年も同25%増の見込みだ。年間でも同24%増になると踏んでいる。また広告売上高も,別のエントリーで示したように,この4年間,前年比30%近い伸び率を続けている。 さて,2007年もこの勢いが継続するのだろうか。ほとんどの調査会社は,当然のように強気の予測を打ち上げている。Web2.0が実ビジネスに貢献するとの期待も大きいからだ。だが一方で,Web2.0が追い風になるのではなくて,Web2.0バブルが崩壊する年になるとの声も出始めている。 WSJ.com(Wall Street Journal online)の

  • メディア・パブ: 今年の米ソーシャルネットワーキング賞は,そして2007年の注目サービスは?

    今年は,ユーザー参加型のソーシャルサービスが大きく開花した年である。 総合SNSをはじめ,ビデオ/写真/音楽/ニュースなどのコンテンツ共有サービス,さらにはスポーツ/ペット/ショッピングなどのカテゴリー別サービスと,ユーザー主導のコミュニティーサービスが花盛りである。MySpaceやYouTube,Digg,Flickr,Last.fmを老舗と思わせるぐらい,新星が次々と現れている。でも,あまりにも多くのサービスが登場するものだから,頭の整理ができなくて困ってしまう。 ちょうど,Mashable!が“Social Networking Awards - The Top Social Networks of 2006”を発表していた。分野が分野だけに,実績のある賞ではないが,参考にはなる。11分野毎に,Mashable!が選んだサービス,人気投票で選んだサービス,そして2007年の注目株を挙

  • メディア・パブ: 「ブログネットワーク」をウオッチするブログが再出発

    これからのオンラインパブリッシングの一つの在り方として,米国で浮上してきたブログネットワークに注目したい。米国では,メディアとしてもかなりのパワーを持ち出している。で,そろそろ日でも立ち上がりそうだが・・・。 その米国のブログネットワークの動きを見る上で,“Blog Network Watch” というブログを参考にしていた。ところが,そのブログが売却されてしまい,今月上旬から休んだままになっていた。昨日たまたまアクセスしてみると,デザインも一新し,再スタートしているではないか。以下が,そのトップページの一部である。 Splashpress Mediaと称する会社が,その“Blog Network Watch”を買い取っていたのである。同社は,先月にも,The Blog Herald を獲得していた。興味深い点は,上のスナップショットで分かるように,Blog Network Watchの

  • メディア・パブ: Web2.0技術を使うと,広告売上が減ってしまうかも

    AjaxやRSSフィードなどのWeb2.0技術を用いてユーザビリティーを高めようとすると,ページビューが減ってしまい,結果として広告売上にも悪影響を及ぼす。これって変だよ,との声が高まるのも無理がない。 このページビュー問題を再熱させたのが,先日のComScoreレポートである。ページビュー数で,MySpaceがYahooを追い抜いて世界トップの座に就いたと報告したからだ。YahooはAjaxを採用したがためにページビューが減ったと反発している。ちなみに,MySpaceではAjaxを使っていないらしい。 Webサイトの担当者はこれまで,いかにページビュー増やしていくかを目標にしてきた。ページビュー数でサイトを評価されるが多いから当然である。だが,新しい技術を用いてサイトの使い勝手を改良すると,ページビューが減る方向に働いてしまう。ページビュー評価を見直すべき段階に来ていることは確かだ。 そ

  • メディア・パブ: ヒマつぶしに見るWebサイトのベスト15は

    PC Worldが,暇つぶしに見るWebサイトのベスト15を選んでいる。 トップはYouTube。確かにヒマな時に何となく見てしまう。2位のCraigslistは新聞の案内欄のようなもので,ヒマつぶしに良いのかも。他はゲーム系サイトが多い。これらのサイトにアクセスしたい人は,こちらから。 1.YouTube.com 2.Craigslist.org 3.Fark.com 4.The Internet Movie Database 5.Flickr.com 6.Reddit.com 7.Microsoft Virtual Earth 3D Beta 8.Triplets and Us 9.RuneScape 10.Rotten Tomatoes 11.Moola.com 12.AOL In2TV 13.HOT or NOT 14.Pogo.com 15.What Would Tyler Du

  • メディア・パブ: Competeがトラフィックデータを公開,Alexaの対抗馬として使えそう

    Webサイトのトラフィックを比較する場合,このブログでもAlexaのデータをよく利用してきた。トラフィックの時系列グラフも含めて,世界中のサイトの最新データが得られたからだ。その対抗馬として,Competeもトラフィックデータを公開することになった。 両者の大きな違いは,Competeが月次データに対し,Alexaが日次データであること。またCompeteは米国ユーザーのトラフィックを対象にしているのに対し,Alexaは世界中のユーザーのトラフィックを対象にしている。Alexaの方が良さそうに思えるが,ユニークユーザー数はCompeteからしか得られない。また,測定手法などはCompeteの方が,複数ソースを利用するなどの点で,精度が高そうだ。 ちょうど,Competeの11月分の月次データ(過去1年間の推移データも含む)が公表されたので,幾つかのサイトを調べてみた。 まず,MySpace

  • メディア・パブ: Web2.0時代の企業ニュースリリース,ソーシャルメディア向けに発信を

    “Die! Press release! Die! Die! Die!” と,SiliconValleyWatcherのTom Foremski (元Financial Times記者)が叫でいる。企業のプレスリリースの多くは相変わらず昔ながらのスタイルを続けているからだ。 かつてのプレスリリースは,文字通りプレス(報道メディア)向けの資料であった。マスメディアの記者が目を通すぐらいで,一般のユーザーには関係がなかった。でも今や,ネットを介して消費者に直接,メッセージを伝えることができる時代である。またUGC(ユーザー生成コンテンツ)が幅をきかせるWeb2.0時代にもなっており,ブログなどのUGCを対象にしたPR活動も欠かせない。 プレスリリースは新しいスタイルに生まれ変わらなければならないのだ。プレスリリースという呼び方も,ニュースリリースと変えた方が良いのかもしれない。あるいは,マスメ

  • メディア・パブ: 米国の有力新聞社サイト,ソーシャルメディア対策を

    washingtonpost.com(ワシントンポスト紙のサイト)に続いてNYTimes.com(ニューヨークタイムズ紙のサイト)も,ソーシャルメディア対策を実施することになった。 ブログやSNS,それに読者参加型ニュースサイト(ニュース共有サイト)などを,ソーシャルメディアと呼ぶことがある。これらソーシャルメディアのサイトは,口コミの拡声器的な存在でもある。そのため,新聞社などのメディア系サイトのページビューを増やすためには,ソーシャルメディアでニュース記事(見出しや要約)を掲載してもらうことが重要になってきている。 そこで,washingtonpost.comやNYTimes.comでは記事毎に,以下のような代表的なソーシャルメディアのロゴとリンクを用意した。ワンクリックで該当記事をソーシャルメディアに通知(投票など)できるようになる。 米国では伝統的なマスメディアも,ユーザー主権のソ

  • メディア・パブ: 不動産情報サイトZillow,MySpaceのような大ヒットに

    不動産情報サイトのZillow.com が人気急上昇である。UGC(user-generated content)を売り物にしたサイトで,MySpaceのように勢いのある不動産情報サイトとして注目されている。 このZillowを立ち上げたのはRichard Barton。彼は,世界的に有名な旅行情報サイトExpediaの共同設立者の一人。今年2月に開設したばかりだが,すでに350万人のユニークユーザーを抱え,競争の激しい米不動産情報サイト市場で,早くもトップ10にい込んでいる。 7日の発表によると,家の所有者や不動産業者は,写真や記述,売却価格などの物件情報を無料で掲載できるようになる。UGCをベースにして,ユーザーから利用料金を徴収しないで,広告収入でサイトを運営する。典型的なWeb2.0サイトである。 7日の発表で注目される新サービスに,“Make Me Move”というのがある。W

  • メディア・パブ: ページインプレッションを不採用,英国のネット広告で

    「ページビュー神話が崩壊,ネット広告はどうなる」と,先日のエントリーで伝えたのだが・・・。それに応えるかのように,英国では,ネット広告指標としてページインプレッションを来年早々にも使わないことになった。 英ABC Electronicは,インターネットの広告効果指標として,ページインプレッションの代わりにユニークユーザー数を利用すると発表した。ネット媒体のユニークユーザー数は紙媒体の発行部数に相当するという。ページビュー(ページインプレッション)が実際の利用回数と乖離し始めていることもあって,広告効果の点ではユニークユーザーの方が妥当と見たのだろう。 インターネット広告の市場規模では米国が圧倒しているが,旧来マスメディア広告からネット広告へのシフトでは英国が先行している。NYTimes.comの記事によると,英国のネット広告シェアは2005年が8%で2006年が10.5%と,米国の4.6%

  • メディア・パブ: インターネットデータの大半はP2Pトラフィックである

    Morgan Stanleyのサイトに,2006 Web 2.0 Summit でMary Meeker によって公開された資料“State of the Internet Presentation ”(41 pages)がアップされている。 Read/WriteWebの紹介で知った資料だが,とてもおもしろく役に立つ。 その資料で最も目を引いたのが,Peer-to-Peer (P2P)トラフィックが2004年時点で,インターネット・トラフィックの60%も占めているという統計データである。 このデータのソースはCacheLogoc Researchのレポートである。下図は,そのレポートで示されていたグラフである。 P2Pトラフィックが,インターネットを圧迫していると言われているが,なるほどと納得できるグラフである。CacheLogocが解説しているように,P2Pトラフィックは,ごく少数のヘビ

  • メディア・パブ: 米国の新聞社/雑誌社サイト,Web2.0がどこまで浸透しているのか

    新聞社や雑誌社のWebサイトも,Web2.0ブームに煽られてかのように,Web2.0機能を充実させている。 主要雑誌のWebサイトがどの程度Web2.0機能を装備しているのか。その調査結果をBivings Reportがこのほど発表した。米国で発行部数の多い上位50雑誌を対象に,各種Web2.0機能の有無をチェックしている。同社はまた,主要新聞系サイトを対象に,同様の調査を今夏に実施していた。 Web2.0機能とは何ぞやとなると曖昧ではあるが,この2~3年の間に浮上してきた読者参加型の双方向機能が中心である。 以下の表では,そうしたWeb2.0機能を,トップ50新聞やトップ50雑誌の何%が備えているかを示している。 ●米トップ50の新聞/雑誌がWeb2.0機能を装備している割合(単位:%) *以上のほかに,トップ50雑誌の7%がタグ付け機能を備え,12%がモバイル版を用意している。 雑誌に

  • メディア・パブ: EZ GREEのユーザー評価,ブログ検索エンジンで調べてみる

    これからのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の新たな主戦場は,やっぱりケータイ市場かな。ということで,格的なモバイルSNSとして11月16日に船出した「EZ GREE」のユーザー動向を調べることにした。 EZ GREEに対するユーザーの反応を知るには,個人ブログをチェックすることが手っ取り早い。そこで,ブログ検索エンジンを使って,“EZ GREE”のキーワードで検索することにした。個人的には,国内(日語)版も英語版もブログ検索エンジンとしてTechnoratiしか使っていなかったが,この機会に国内の代表的なブログ検索エンジンを比較検討してみた。対象としたエンジンは次の5種。 ・Technorati(テクノラティ)ブログ検索, ・Googleブログ検索, ・Yahoo!ブログ検索, ・Ask.jp : ブログ検索, ・gooブログ検索 EZ GREEのサービスが始まってから