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2021年6月7日のブックマーク (3件)

  • 中国の若者に広がる「寝そべり族」  向上心がなく消費もしない寝そべっているだけ主義 | 急激な台頭に政府もピリピリ?

    寝そべるという意味の「躺平」がいま中国で最新の流行語になっている。だらっと寝そべって、何も求めない。マンションも車も買わず、結婚もせず、消費もしない。 最低限の生存レベルを維持し、他人の金儲けの道具や搾取される奴隷になることを拒絶する。それが「寝そべり」族。そのムーブメントが中国当局を不安にさせており、中国メディアが火消しに走っているという。 仕事を減らし、誰も愛さず、自分の為だけに生きる 中国の若者の間に「ねそべり主義」が流行していると台湾紙「自由時報」は伝える。彼らは結婚せず、子供も持たず、マンションも車も買わず、起業もしない。なるべく仕事の時間を減らし、最低限の生活をする。そして誰も愛さず自分の為だけに生きる。 あるネットユーザーが、「寝そべりは正義だ」という文章を発表し、寝そべりブームを起こした。作者はいまや「寝そべり学の先生」とされている。彼は文章で「2年も仕事をしていないが何も

    中国の若者に広がる「寝そべり族」  向上心がなく消費もしない寝そべっているだけ主義 | 急激な台頭に政府もピリピリ?
  • 行動操作『事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学』

    イケア効果というのは、「自分が作ったものには、他人が作ったまったく同じものよりも価値を感じる」という観察結果に基づいた現象である。その一例が、自分で組み立てたイケアの棚の方が、既製のまったく同じ棚よりも良く見える傾向だ。 ミシガン州立大学の研究によると、公衆トイレを使ったあとに適正な手洗い(石鹸と水を使って15秒以上洗う)を実行する一般人は、たったの5%だったという。 医師や看護師などの職員がきちんと手を洗うたびに、電光掲示板に示されるスタッフの手洗い順守率も上がっていく。その時間に働いているスタッフの何%が手を洗っているか、一週間ではどれくらいの率になるかなどが示される。 そこで何が起こったか?なんと、順守率が90%近くまで上昇したのだ! たいていの人は、いつか自分の命を奪うかもしれないものに対して危機感を募らせていないようだ。そのくせ、最も多くの人が恐怖を抱いているのはクモなのである。

    行動操作『事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学』
  • AとBの違いは何ですか - ふくろうは昼寝中

    ネット上の言説などを眺めていて昔から気になっていることのひとつだが、「A」と「B」が日常的におおよそ交換可能な語である場合に、「AとBは違う」と言いたがる人はけっこういる。(その派生形として「AとBの違いは何か?」「AとBの違いがわかりません」「AとBの定義は?」などもついてくる。) 「A/B」の組の具体例は大量にあるが、身近なところでは「ナラティブ/ストーリー」「ビデオゲーム/デジタルゲーム」「バーチャル/仮想」「感情/情動」「芸術/アート」「形式/様式」「経験/体験」などがわかりやすい例かもしれない。*1 そういうことを言いたくなる動機はそれなりにわかるつもりだが、概念とその名前を区別すればもっとスマートな物言いや思考ができるのに、といつも思ってしまう。 この手の言説のポイントは、〈しばしばごっちゃにされるが区別すべき事柄Pと事柄Qがあり、それを言い分けたい〉というくらいのことだろう。

    AとBの違いは何ですか - ふくろうは昼寝中