ゲームソフト大手6社の2012年3月期の決算が出そろい、本業の儲けを示す営業利益が伸びたのは、6社中4社となった。第2四半期まではソーシャルゲームで収益を伸ばしていた会社が多かったものだが、第3四半期以降から主力事業である家庭用ゲームソフトを中心に収益拡大を達成した会社が目立ったように思われる(関連:SAP企業の四半期業績)。 前の期(2011年3月期)は「伸びるソーシャルゲーム、低迷する家庭用ゲームソフト」という図式が鮮明だったが、この期は、各社の事業展開に違いが出てきた。コナミのようにソーシャルゲームに注力して収益を伸ばした会社がある一方、家庭用ゲームソフトをメインに伸ばしたコーエーテクモHDのようなケースもある。またスクウェア・エニックスHDやバンダイナムコHDのように両部門の収益を伸ばした会社もあった。 以下、各社の動向をまとめておこう。 (注)コナミは、米国会計基準を採用している
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