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ブックマーク / blog-tech.rikunabi-next.yahoo.co.jp (11)

  • 「Ruby」まつもとゆきひろの「自由はこう手に入れろ」 / 叱られ隊長・黒幕Q嬢の懺悔の部屋/Tech総研

    今や世界に知られるオープンソースのプログラミング言語「Ruby」。 シンプルで利便性に富んだこの言語を開発したのが、まつもとゆきひろさんです。 「我らがクレイジー☆エンジニア主義」で、まつもとさんのプログラマとしてのルーツを取材したのですが、「Ruby」を開発したのは、サラリーマンプログラマ時代。その当時のお話がとても興味深い! 世界のプログラマから高い評価を得たことで、オープンソースソフトウェア開発で、最も成功した日人とも言われるまつもとさんが、どう会社から「自由」を得たのか? 今回はそんなこぼれ話をお伝えします。 ■■同僚が力を認めてくれれば、自由でいても大丈夫 黒幕Q :会社の業務をやりながら、「Ruby」開発をしてたんですか? まつもと:「Ruby」の開発を始めた1993年は、ちょうどバブル崩壊で      景気が冷え込んだ時期だったんです。      僕は、ソフトハウスで社内シ

  • メーリングリストは廃れつつあるのか / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    筆者のまわりでは、複数人でコミュニケーションをとる必要が出てくると、まずはQuickMLあたりでメーリングリストを作る人ばかりなので、あまり気にしたことはなかったのですが、メーリングリストって、そろそろ廃れ気味のテクノロジなんですね、たぶん。 なんてことを思ったのはgooメーリングリスト提供終了というのを知ったからなのですが。単独のメーリングリストサービスはもう、サービス提供者にとっては魅力ある媒体ではなくなってしまったのでしょうか。 QuickMLの利用状況を見ると、メーリングリストの数自体はけっこうな勢いで増えているものの、利用者数はそれに伴って増えているわけではありません。ということは、固定された人が頻繁に使ってはいるものの、あまり新しいユーザを呼び込んでいないとも考えられます。……もっとも、グラフの増え方が変なので、統計情報自体がおかしい可能性もありますが。 たしかに最近は、

    jazzanova
    jazzanova 2006/06/06
  • 適切なデフォルト / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    例のセキュリティホールが見つかるまでは、「ちょっとWinnyも触ってみないと」とか考えていた私ですが、さすがに今から手を出すのは危なすぎそうです。そもそも利用しているISPがWinnyのトラフィックを制限してしまっているらしいので、たぶん使い物にならないんでしょう。 仕方がないので(?)、今さらながら「Winnyの技術」を読んでいます。個人的に、「よいソフトウェアの条件」は以下の3点を満たすことだと考えているのですが(もちろん「バグが少ない」といった当たり前すぎることは除きます): 明確なポリシー シンプルな設計 適切なデフォルト Winnyはこれらをきちんと満たした優れたソフトウェアですね。特に3番目の「適切なデフォルト」を求める努力がすごい。ユーザに気づかせずに適切なクラスタを構成する工夫や、ネットワークが大規模になっても動作するようにするための各種パラメタの設定などを、実際

  • 「みんなの意見」は正しいとは限らない  / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    これからはWeb2.0だ、集団知だ、というわけで、「みんなの意見」は案外正しいなんてが売れているようですが、それが成立するのは意見を求める側に十分な思慮がある場合に限られるなぁと思ったのが、「RSSフィードへの全文掲載」のデフォルト値を「全文を掲載する」にするかどうかという、はてなのアンケートです。 はてなという会社は、ときおりこうしてユーザの意見をつのって仕様に反映させる、たいへん民主的な会社ですが、今回ばかりはユーザの意見がよくない方向に偏りつつあるように見えます。なぜよくないのかを、例えばもしも明日ボクシングのやりすぎで網膜剥離で失明した時にはてなダイアリのデフォルトが要約配信だったら残りの人生をどう過ごせばいいのだという記事がとても上手に表現していて感心しました。ようするにこのアンケートは、RSSフィードのサービスを受ける側に立った質問になっていないのですね。 RSSフィード

  • Winnyを改善させて損をする人がどこにいるのか / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    ここのところ、Winny(というかAntinny)による情報漏洩がすさまじいですね。いつ我が身に振りかかかるか、気が気ではありません。もちろん漏洩される方としてですけど。こういうところからは何も買ってないですけどね! Winny作者の金子勇さんは、最近公判で 私が逮捕されていなければ対処ができ、初めから問題は起きなかった と言ってみたり、セミナーでも プログラムを数行書き換えるだけで、ウイルスへの当面の対処はできると考えている と発言してみせたりして、挑発的な発言が目立つようです。すぐそこに根的な対策が見えているのに手を出せないもどかしさを感じます。技術者としては、いまの状況はかなり歯がゆいでしょうね。 この状況、あえて例えるなら、問題を起こして業務停止命令下にある自動車メーカーに、リコール対策すらも禁じているかのようなものです。自動車の欠陥と違って人命こそかかっていませ

  • フリーライダーはOSSのお荷物か? / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    先日行われたMozilla Japanセミナーで、日におけるFirefoxのシェアが非常に低いことが報告されたそうなのですが(/.Jでの議論)、これに関連したこれじゃ勝てんぞ!!という記事を読んで、考えてしまいました。実際にシェアが低いのは(日人の)開発者が少ないせいだという議論がなされたのかどうかははっきりしないのですが、私も少なくとも開発者の数に原因があるとは思えません。 因果関係は逆で、ユーザが多いなら開発者も増えるだろう、と思います。そもそも開発者も、そのソフトウェアになんらかの魅力を感じて使い始めたユーザの一人のはずです。そして、自分が作っているソフトウェアがたくさんの人に使われていると実感することは、開発のモチベーションには欠かせないことだと思うのです。 ちょうど、人気の高さとバグの少なさに関連性がある(かも)という記事もありました。モチベーションの高い開発者が集まれば

  • ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研:なぜ、会社に育ててもらおうとするのか

    Tech総研の編集長、前川さんのブログに、上司は、なぜ若手を育てられないのかという記事が出ています。若手は上司に不満があり、上司が若手をもてあましている実態について書かれており、会社でその「上司」の立場にいる自分としては、うなずけるところも多いです。 前川編集長は上司教育に活路を見出しています。一面ではたしかにそういう解決策がありでしょう。しかし私は、会社や上司になんとかしてもらおうとしている若手社員にも不満を感じました。 私が就職したのは、ちょうどメインフレームからのダウンサイジングが立ち上がろうという時期でした。PCのOS/2やWindows上での開発は、先輩たちにとっても未知の領域だったので、技術的な方面ではほとんど頼りになりませんでした。かわりに頼ったのが、パソコン通信で知り合った社外人脈です。フリーソフトウェアの開発を通し、お互いに研鑽しあう中で、プログラミングのスキルを磨

  • Web2.0時代の「運用・保守」は? / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    最近はやりのWeb2.0では、サービスは未完成状態でリリースして、少しずつ成長させていく「永遠のベータ」なんて考え方が提示されています。日を代表するWeb2.0的企業である「はてな」でも、近藤社長みずから「50%の完成度でサービスを出すなんて言っていますね。 でも、少しずつ成長させると、その過程に携わった関係者にしかわからない「歴史」や「ノウハウ」が生じてしまい、将来困ったことになるんじゃないかな……なんて考えていたんですが、はてなのCTOである伊藤直也さんが大規模サービスを展開する企業が陥るジレンマなんて記事を書かれていて、はてなはその問題にどう対処しているのか聞いてみたくなりました。 アジャイル開発では、開発者の間で情報共有をするための工夫がたくさん盛り込まれますが、これはあくまでコードの話。システムの運営に関するノウハウは、伊藤さんも書かれているように泥臭いもので、アジャイル

  • Google APIをオープンスタンダードにするモチベーション / ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    YAMDAS更新履歴に「Let's make the Google API an open standard」(英文)という呼びかけが紹介されていたので、読んでみました。個人的には日ごろからオープンソースやフリーソフトウェアにコミットしている身ですから、いろいろなものがオープンになるのは歓迎です。でも、この提言はちょっとどうかな、と思いました。 たとえば、WindowsAPIは誰でも制限なく無償で利用できますが、そのプラットフォームであるWindowsは有償で、Microsoftはそこから利益を上げています。プラットフォーム自体が無償である場合、たとえばLinuxディストリビューションを扱っている会社は、サポートを有償にすることでビジネスをしています。最近オープンソースに注力しているIBMのような会社も、オープンソースが隆盛することで自社のビジネスが有利に働くという目算があります。

  • RSSによるパーソナライゼーション ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    ブログやRSSで双方向コミュニケーション可能な「博物館美術館ガイド」という記事を読んで、「うーん、惜しい!」と思ってしまいました。こういう総合的な情報サイトがRSSを配信する風潮はとてもいいことだと思うんですが、今ならもう一ひねり欲しいところです。単に更新情報を配信するだけでなく。 ヒントはまず、いわゆる「RSS検索」や「ブログ検索」と呼ばれるサービスにあります。筆者が愛用しているのはBulkfeedsですが、ここではキーワードを指定して検索した結果のページにRSS情報が埋め込まれています。このRSSには、指定した検索キーワードを含む記事の一覧が入っています。どういうことかと言うと、このRSSRSSリーダーに登録しておけば、そのキーワードを使った新しい記事を勝手に知らせてくれるわけです。Bulkfeeds以外にも、いくつかの検索サイトがこのサービスを提供しています。 これはもう、めち

  • ただただし@「ただのにっき」のエンジニアいとをかし/Tech総研

    ウェブログが生成するRSSフィードを対象にした検索サービスがいくつかあります。古くは個人が提供しているBulkfees、最近ではlivedoorのような大手や、テクノラティのような海外組も参入してきました。つい先日もFeedsterが日進出なんてニュースがあり、乱立の様相です。 これらのサービス、通常の検索エンジンと違って、新鮮な情報に絞った検索ができることから、特定のキーワードを常時監視して、トレンドを追いかけるような目的に使えます。私も便利に使っているのですが、最近、困ったことになりつつあります。 Fake Blogと呼ばれる、アフィリエイト収入等を目的にした機械生成されたウェブログが増大し、検索結果に多数まぎれるようになってきたのです。アメリカではもっと前から問題になっていたようですが、先月あたりから日にも上陸したようです。国内での比較的新しい情報はARTIFACTからたどれ

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