ある30代女性のHunt症候群の治療で経験したことをシェアする。 30代女性 Hunt症候群 2日前から、左顔面の違和感と左上下肢の違和感を感じるようになったとのことで来院されたYSさん。 手足に左右差のある麻痺は認めなかったが、患者さんが同側の顔、手、足の症状を訴える場合、ひとまず脳梗塞の可能性を考える必要があるため頭部CTを施行した。 幸いにも、脳梗塞や脳出血は認めなかった。 微妙な額のしわ寄せの左右差と軽度の左口角下垂、左耳介には水疱などの所見から、Hunt症候群と診断し、 バルトレックス1000mgx3/day プレドニゾロン10mgx3/day メチコバール500㎍x3/day ネキシウム10mg/day を処方した。 1週間後、YSさんの左顔面麻痺はわずかに進行しており、更に初診時にはなかった舌のシビれや味覚異常を訴えた。 診断はHunt症候群でよいとは思ったものの、一度専門的
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