先週の金曜に、大阪市役所で大阪市特別顧問の委嘱式というのがあった。 平松邦夫市長から、「委嘱状」というものをいただく。 そのあと市長といっしょに記者会見。 特別顧問就任の「抱負」をどうぞと市長からいわれる。 考えてみれば、そのようなことを言わなければならないに決まっているのであるが、促されるまで、何も考えていなかった。 市長からの依頼は、「ときどき会って、美味しいものでも食べながら、あれこれ話きかせてください」というきわめてアバウトかつフレンドリーなものであったので、改めて「抱負を」と言われて困ってしまった。 市長からはとくに教育方面についての助言をいただきたいとお願いされていたのであるが、ご存じの通り、私の年来の主張は「政治は教育に介入してはならない」というものである。 政治とマーケットとメディアは教育に口を出さない方がいい。 というのは、私の年来の主張である。 教育のことは現場に任せて