気楽で楽しい人生が、目の前にあるのに、それを取りに行かない。 私も32才までそうだった。 学生時代は、できるだけ勉強しないで単位を取るのが良いと錯覚していた。 できるだけ何もしないで大学をでるのが得だと信じていた。 何かするより何もしない方が楽だと思っていた。 考えてみると、学生時代の私は抜け殻で、時間は自分の時間ではなかった。だから、何もしないのが一番良かった。 働くようになって、休みの日に仕事をすると損をしたような気がした。 夕方の5時になってチャイムがなり、それから10分も仕事をすると損をするような気がした。まだ、自分が自分ではなかった。 出張に行けば、旅行先でホテルを出て、お酒を飲みに行き、女性のところに行くことが楽しいと思いこんでいた。 本当はそれが面白くても、面白くなくても・・・ ある時、私は気がついた。 ・・・私の時間は私のものだ。それが会社の中でも! ・・・私の体は私のもの