米IntelのSilverthorneコアのAtomプロセッサ用チップセットであるIntel System Controller Hub(SCH)が、2GBまでのメモリに正式対応した。 同チップセットは4月の発表時点では、バリデーションの関係から、最大メモリ搭載容量は1GBとなっていた。しかし、7月付けで改訂された製品の仕様書からは、バリデーションが進んだことを受け、2GBまでのメモリに正式対応した。 今回の仕様変更はハードウェアの変更は伴っていない。そのため、すでに発売されているウィルコムの「D4」や、富士通の「LOOX U」などの同チップセット搭載製品でも2GBに対応できる可能性が出てきた。 ただし、チップセットレベルでの対応とPCレベルでの対応とは別物であり、PCメーカーが2GB対応を図るかどうかはメーカー次第となるほか、BIOSのアップデートなども必要となる可能性がある。 □Int