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植物に関するjindaiのブックマーク (13)

  • 照射する光によってレタスの味が変わることを発見 - 筑波大など

    筑波大学は5月21日、さまざまな人工光照射条件下でサニーレタスを栽培した際に起こる代謝の違いを、統合オミックス解析により明らかにしたと発表した。 同成果は、筑波大学生命環境系の草野都 教授、電力中央研究所の庄子和博 上席研究員、北崎一義(現 北海道大学助教)、理化学研究所の福島敦史 研究員およびUC Davis Genome Center(米国)のRichard Michelmore教授らの研究グループによるもの。科学誌「Scientific Reports」に掲載された。 同研究では、光による植物生長制御研究が盛んである青色光や赤色光に加え、植物が行う光合成との関係がはっきりとは明らかにされていない緑色光に着目した。サニーレタスの苗に青色光(ピーク波長=470nm)・赤色光(同680nm)および2種類の緑色光(同510nm、524nm)を、短期間(1日)および長期間(7日)、2種類の異な

    照射する光によってレタスの味が変わることを発見 - 筑波大など
  • 神戸大、キノコに擬態する「世界で最も変わった花」の花粉の運び手を解明

    神戸大学は、「世界で最も変わった花」と称される常緑多年草、ハランの生態を自生地である鹿児島県三島村黒島で調査し、キノコバエと呼ばれるハエ類の仲間に花粉の媒介を託していることを明らかにしたと発表した。 同研究は、神戸大学大学院理学研究科の末次健司特命講師と森林総合研究所九州支所の末吉昌宏主任研究員の研究グループによるもので、同研究成果は、11月14日に国際誌「Ecology」にオンライン掲載された。 「世界で最も変わった花」と称される植物、ハラン(葉蘭)は、蘭とは名前に付くが、キジカクシ科という科に属する常緑多年草で、巨大な葉を地表に立てる。その葉は、薄くて硬く、つやがあり、深緑色をしており、和料理の盛りつけの際、飾りとして使われてきた。寿司などの品に付属する緑色のプラスチック装飾品「バラン」は、ハランを真似て作られた物である。ハランは世界中で栽培されているが、近年の研究で、九州南部の

    神戸大、キノコに擬態する「世界で最も変わった花」の花粉の運び手を解明
  • ホウレン草にCNTを組み込んで地中の危険物を検知、スマホに警報送信 - MIT

    マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、地面に植えたホウレン草などの植物を使って、地中の化学物質を検出する技術を開発した。ホウレン草の葉にはカーボンナノチューブ(CNT)を組み込む。検出した情報はスマートフォンなどに無線で伝達される。爆発物や土壌汚染物質の検知、警報発信に利用できる。研究論文は学術誌「Nature Materials」に掲載された。 植物に電子システムを組み込むアプローチは「植物ナノバイオニクス」と呼ばれている。植物ナノバイオニクスの狙いは、植物にナノ粒子を組み込むことによって、自然の植物にはない機能を持たせることであるという。 今回の研究では、地雷などの爆発物で使用されることの多い芳香族ニトロ化合物を検出できるように植物の設計を行った。この種の化学物質を含んだ地中の水分が植物が吸い上げられたとき、葉に組み込まれたCNTが蛍光信号を発するようにした。信号は赤外線カ

    ホウレン草にCNTを組み込んで地中の危険物を検知、スマホに警報送信 - MIT
  • 光合成をせず、花を咲かせることもやめた新種のラン科植物 - 神戸大が発見 | マイナビニュース

    神戸大学は10月13日、未知の菌従属栄養植物「クロシマヤツシロラン(Gastrodia kuroshimensis)」を鹿児島県で発見したと発表した。 同成果は、神戸大学大学院理学研究科 末次健司特命講師によるもので、10月12日付けの植物分類学誌「Phytotaxa」に掲載された。 植物のなかには光合成をやめ、菌類に寄生して一方的に栄養を搾取する菌従属栄養植物が存在しており、これまで日からは約50種が報告されている。菌従属栄養植物は光合成を行わないため、花期と果実期にしか地上に姿を現さないうえに、花期も短く、サイズも小さいものが多いため、見つけることが非常に困難である。 今回、末次特命講師は、鹿児島県三島村黒島での調査のなかで、未知の菌従属栄養植物を発見。同植物は、ラン科オニノヤガラ属のトカラヤツシロランに近縁であるが、つぼみのまま開花しないことや花の内部構造が異なることから、トカラヤ

    光合成をせず、花を咲かせることもやめた新種のラン科植物 - 神戸大が発見 | マイナビニュース
  • 背の高い木には『貯水タンク』があった

    スギのような樹高の高い木の葉には、水分を必要に応じて補給する「貯水タンク」の役割をする組織がある-。神戸大学大学院農学研究科の石井弘明(いしい ひろあき)准教授らの研究グループがこのような興味深い発見をした。 高い木についてはこれまで、根から吸収した水分を先端まで運ぶには重力の影響もあり、木の上の部分では水分不足になると考えられていた。しかし、樹高50メートルを超える秋田スギのような背が高い木の上の葉にも水分が補給されているのはなぜか、分かっていなかった。また、樹木学会など関連学会でも、木はどこまで高く水分を運ぶことができるか、といった研究が主流だった 石井准教授らは、まず、樹高世界一とされるセコイアメスギ(登録世界一は米国カリフォルニア州のスギ。115.6メートル)に登り、さまざまな高さの葉を採取し比較した。その結果、高いところから採取した葉ほど、根から水を吸い上げる組織(仮道管)が少な

    背の高い木には『貯水タンク』があった
  • 京大、数mmの昆虫が植物の花の匂いが性で異なる「性的二型」を引き起こす

    京都大学は10月23日、花粉を運搬する昆虫(ホソガ科ハナホソガ属蛾類)との特異な共生関係が、花の匂いが雄花と雌花の雌雄で異なる「性的二型」を引き起こすことを発見したと発表した。 成果は、京大 森林総合研究所の岡朋子研究員/日学術振興会特別研究員(人間・環境学研究科)、同・大学 人間・環境学研究科の加藤真教授らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日時間10月23日付けで英学術専門誌「Proceedings of the Royal Society B, Biological Sciences」オンライン版に掲載された。 クジャクの羽やカブトムシのツノなど、多くの動物では雌と雄で異なる形質を持つこと、つまり性的二型が知られている。ところが、このような性的二型の現象は主に動物のみで知られ、被子植物の花の形や色、においなどが雌雄で異なることは稀と考えられてきた。 多くの被子植物は、昆

    京大、数mmの昆虫が植物の花の匂いが性で異なる「性的二型」を引き起こす
  • 名大など、在来植物が外来種に追いやられるメカニズムを解明

    名古屋大学(名大)は9月24日、大阪市立環境化学研究所、滋賀県立大学との共同研究により、在来の植物が外来種に追いやられるメカニズムをタンポポで明らかにしたと発表した。 成果は、名大 博物館の西田佐知子准教授、同・大学院理学研究科の金岡雅浩助教、同・大学院環境学研究科修士の橋啓祐氏(当時)、大阪市立環境化学研究所の高倉耕一研究主任、滋賀県立大環境科学部の西だ隆義教授らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、9月20日付けで英国生態学協会発行の学術誌「Functional Ecology」速報版に掲載された。 在来植物が外来植物に追いやられて置き換わってしまう現象は、従来の生物多様性を変えてしまう深刻な問題となっている。日でもタンポポ、イヌノフグリ、オナモミなど、多くの身近な植物に起こっているが、どのようなメカニズムで起こっているのか今まではわかっていなかった。 よくいわれるのは、

    名大など、在来植物が外来種に追いやられるメカニズムを解明
  • 光合成の仕組み・完全解明に1歩前進! - 京大、「H+移動経路」を発見

    京都大学(京大)は4月16日、英インペリアル・カレッジ・ロンドンとの共同研究により、「光合成酸素発生反応」で利用されるタンパク質内の「プロトン移動経路」を発見したと発表した。 成果は、京大 学際融合教育研究推進センター 生命科学系キャリアパス形成ユニットの石北央 講師と、同・斉籐圭亮 客員研究員(科学技術振興機構さきがけ)、インペリアル・カレッジ・ロンドンのA.William Rutherford氏らの国際共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、近日中に米国科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載される予定だ。 光合成は大半の植物にとってのエネルギー源であり、その仕組みを技術として応用することができれば、太陽光による再生可能エネルギーの生産を実現できることになるため、エネルギー問題の解決に近づくことが期待されることとなるが、人類はまだ光合成の仕組みを完全に解明できていない

    光合成の仕組み・完全解明に1歩前進! - 京大、「H+移動経路」を発見
  • 名大、自在に異種植物同士を掛け合わせることを可能にする鍵分子を発見

    名古屋大学(名大)は12月19日、同種での受精を保証する鍵分子を同定し、これを操作することで大幅に種間交雑の壁を打破することに成功したと発表した。 同成果は、同大WPIトランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の東山哲也 教授と同大学院生の武内秀憲氏らによるもので、詳細は米国オンライン科学誌「PLoS Biology」に掲載された。 生物には、同種同士の受精を保証し、異種間での受精を起こりにくくするような、鍵分子(生殖隔離障壁)が存在する一方、異種間での交雑は、育種の重要な技術となっており、例えばバイオ燃料の得られるアブラナ科のナタネは、カブとキャベツを交雑することで誕生した。 交雑により有用な植物を自在に作り出すためには、鍵分子の実体を明らかにすることが必要となってくる。被子植物の受精は、花粉から伸びる「花粉管」が卵装置へと精細胞を送り届けることによって行われるが、受精を成

    名大、自在に異種植物同士を掛け合わせることを可能にする鍵分子を発見
  • 名大、アジサイの酸性土壌耐性遺伝子を同定してほかの植物の強化に成功

    名古屋大学(名大)は、東京大学大学院 新領域創成科学研究科、基礎生物学研究所の協力を得て、青色のアジサイガク片から、2種類のアルミニウム輸送体遺伝子を取得し、それらの輸送体は液胞膜及び細胞質膜に局在し、いずれも水チャネルとして知られるアクアポリンとよく似たタンパク質であることを確認したと発表した。 成果は、名大大学院情報科学研究科の吉田久美教授らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間8月29日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE(Public Library of Science One)」に掲載された。 アジサイ(学名:Hydrangea macrophylla)は日原産で原種の花は青色である。この花(一般的に花と思われているのは「装飾花」で実際はガク片)は、酸性土壌で育てると青色となり(画像1)、アルカリ性土壌では赤色になる(画像2)ことが20世紀初頭より知られ

    名大、アジサイの酸性土壌耐性遺伝子を同定してほかの植物の強化に成功
  • 植物のめしべは受精失敗時に受精を回復する仕組みを持っている -名大が発見

    名古屋大学(名大)は、植物のめしべが受精に失敗した時に、積極的に受精を回復する仕組み(受精回復システム)が存在することを発見したと発表した。同成果は、同大 ERATO東山ライブホロニクスプロジェクトの笠原竜四郎 研究員らの研究チームによるもので、米科学誌「Current Biology」オンライン速報版にて公開された。 被子植物の精細胞は鞭毛を欠くため、自ら泳ぐことはできない。そのため精細胞は、花粉から伸びる「花粉管」により運ばれるが、この花粉管は卵細胞の隣に2つある助細胞により誘引され、卵細胞の近傍に到達する。花粉管が到達すると、花粉管の先端が破裂して精細胞が放出されるのと同時に、一方の助細胞が崩壊して受精の場が形成される。 従来、この際、受精できない精細胞が放出されると、受精が成立しないため種子は形成されないと考えられてきたものの、実際の様子は明らかにされていなかった。研究チームでは、

    植物のめしべは受精失敗時に受精を回復する仕組みを持っている -名大が発見
  • 寒い地方で甘い柿はできないのか? - エキサイトニュース

    それは、長野県の実家で20年ほど前に甘柿の品種として植えたはずの柿の木に、いまだに甘い実がなったためしがないことだ。口に入れてみると、顔がゆがむほど渋いものばかり。しかし先日、長年の悩みの原因を解き明かす驚きの情報を耳にした。「寒い地方では、甘柿の品種を植えても甘い実はならない」というものだ。 真相を確かめるべく、日一の柿の産地・和歌山県の伊都振興局農業振興課、西野嘉晃さんに伺うと、「たしかに、甘柿の品種を植えても甘い実にならない場合があります」とのお答え。甘柿の品種なのに渋い実がなってしまうのには、気温が大きく関係しているという。 西野さんによると、甘柿の品種も実が若いときは渋みがあり、熟していく過程で渋が抜けて甘くなるという。渋みは、6月下旬から7月下旬の間に著しく減少し、その後はゆるやかに減少していくのだが、その間の気温が高いほど速くぬけていく。具体的には、7、8月の平均気温が25

    寒い地方で甘い柿はできないのか? - エキサイトニュース
  • 木の寿命ってどれくらい? (2008年5月2日) - エキサイトニュース

    一部の地域を残して桜の季節もほぼ終わり。「あぁ、またこの桜を見るのは来年か」なんて、しみじみ感じた人も多いだろう。 でも実はこれ「桜は来年も変わらずココにある」ことが前提になっている。確かに「樹齢ウン百年」なんて木もあるけど、いつか寿命が尽きるはず。来年もあるとは限らないのでは? 意外に知らない木の寿命――。そこで東京農工大学農学部で森林生態学を担当している生原喜久雄教授に話を聞いてみた。まず木はどれくらい長生きするんですか? 「現在、生存している樹木の中で、最も長寿命は、カリフォルニア州のセコイヤで、4,000年くらいです」 えっ、あの「中国4,000年の歴史」と同じとは……。ちなみに日では? 「屋久杉の縄文杉や大王杉の樹齢は3,500〜7,000年という説もありますが、最近の放射性炭素による年代測定によると縄文杉は2,500年、大王杉で3,500年といわれています」 いずれにしても人

    木の寿命ってどれくらい? (2008年5月2日) - エキサイトニュース
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