9月から秋冬モデルが投入された国内PC市場だが、その勢いはいまひとつだ。 BCNが発表した量販店における2007年9月のPC販売台数は、前年同月比8.9%減のマイナス成長。店頭市場全体の7割を占めるノートPCは、Windows Vista発売以降、前年実績を上回る形で推移してきたが、9月には0.2%減と、Vista発売以来初の前年割れとなった。デスクトップPCに至っては、25.5%減と、前年同月の4分の3の売れ行きに留まっている。 数字以上に事態は深刻だ。 昨年(2006年)秋は、すでにVista発売前の買い控えが始まっていた時期。分母となる前年実績は、その前年に比べて20%前後のマイナス成長となっていたのだから、今年(2007年)9月の落ち込みは、それに輪をかけたものとなる。業界では、少なくともプラス成長は確実と読んでいただけに、ショックは隠せない。 Vista発売から3四半期(9カ月)
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