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北海道芽室町の畑で、10本以上のアスパラガスが一体となって1メートル近くの高さまで成長し、地元の人たちを驚かせています。 アスパラガス12本の茎が幅12センチ、厚さ1センチの帯状に一体となって1本の大きなアスパラガスとして成長していて、高さも1メートル近くまで伸びています。畑には、一目見ようと近くの保育所の子どもたちが集まり、「大きい」、「すごい」と歓声を上げていました。 十勝農業改良普及センターによりますと、これは「帯化」と呼ばれ、農作物や草花に比較的見られる現象だということですが、12本もの茎が一体化するのは珍しいということです。 鳥本さんは「最初見つけたときはサボテンかと思って不思議でした。30年ほどアスパラガスを育てていますが、こんな経験は初めてです。珍しいから食べるのはもったいないので、倒れないように支えて経過を見ていきたい」と話していました。
東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の原木の一部が2月28日、復興相の公印になった。全国のはんこ商が加盟する「全日本印章業協会」が手作業で彫った。9日、竹下亘復興相に手渡す。 一本松は2012年に枯死したが、同協会が「復興への協力」と「手彫り技術の継承」に向けて、復興庁と、一本松があった敷地の所有者で原木を預かる日本ユースホステル協会に申し出て、実現した。 作製には、全国から集まった若手職人19人が参加し、交代しながら3時間近くかけて「復興大臣之印」と彫った。デザインを選ぶ際、数ある書体の中から、復興の「興」の文字が、手と手を取り合うように見えるものを選んだという。 岩手県一関市の職人・菊池亮さん(34)は「(一本松があった)高田松原は震災前によく遊びに行っていた思い出の場所。一日も早い復興を祈り、思いを込めて彫りました」と話した。(中村信義)
東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」を使ったモンブランの万年筆が、3月11日に発売される。モンブランジャパンが25日、発表した。1本48万1千円(税抜き)で、売り上げの2割が復興支援で市などに寄付される。 一本松は根が海水につかって枯死した。市は伐採後、幹に心棒を通すなどして2013年7月にモニュメントとして復活させ、使わなかった枝の有効活用をモンブラン側に相談。モンブラン側はドイツに枝を運び、製品化した。 木材は胴体とキャップに使用。キャップリングには「Rikuzentakata11/03/2011」の刻印が入る。「3・11」にちなみ113本限定だ。 モンブランインターナショナルCEOのジェローム・ランベール氏は「ヨーロッパと東北は離れているが、心は近くにある」と述べた。戸羽太市長は「絶望の中、希望や奇跡の言葉が使えるのはあの松だけだった。モンブランに応援してもら
静岡大学大学院教授 稲垣栄洋 「踏まれても踏まれても立ち上がる」 雑草にそんなたくましいイメージを持つ人も、少なくないでしょう。 確かに、1度や2度踏まれたくらいでは雑草は立ちあがってきます。しかし、何度も何度も踏まれると、雑草は立ちあがらなくなります。「踏まれても踏まれても立ち上がる」という雑草のイメージは、じつは人間の幻想なのです。 だからといって、雑草の生き方が「たくましくないか」と言えば、そんなことはありません。 そもそも、どうして立ち上がらなければならないのでしょうか。 がむしゃらに立ち上がろうとするよりも、雑草の生き方はずっと「したたか」なのです。 それだけではありません、雑草にとっては、踏まれることは何も「耐え忍ぶこと」とは限りません。 オオバコという雑草は、道ばたによく生えている雑草です。この雑草が道ばたでよく見られるのには理由があります。 オオバコの種は、
「世界最大の花」として知られるショクダイオオコンニャクが3日、国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市)で開花した。大きさを測ったところ、花の高さは約2・7メートルあり、10例ある国内の開花例で最も背が高いという。 インドネシア原産のサトイモ科の植物で、土の中には重さ約70キロの巨大なコンニャクイモがある。見ごろが続くのは2、3日ほど。開花時に悪臭を放つことでも有名で、温室内には腐った生ごみのようなにおいがたちこめた。 同植物園では2012年5月にも開花に成功。通常は7年に一度ほどとされ、遊川知久研究員は「同じ株がわずか2年で再び開花するのは世界的にみても珍しい」と話している。 ショクダイオオコンニャクの花は、正式には「花序(かじょ)」と呼ばれる花の集合体。単一の花ではラフレシアの一種が最大とされる。(山本智之)
初期症状 樹木の幹や枝などに、貝殻のような殻を被ったり、ロウ物質や粉状の物質で覆われたりして塊になり、動かない虫が寄生している。 進行したとき 枝や株が枯れ、カイガラムシの排せつ物にすす病が発生することもある。 カイガラムシとは? カイガラムシは、ほとんどの庭木、多くの果樹のほか、観葉植物、洋ラン、サボテンなどに寄生します。この虫は種類が非常に多く、種類によって体形や習性などが異なります。ふ化したばかりの幼虫は扁平な楕円形で、あしをもち移動しますが、成長にともない、種類に特有の体形や色などになります。雌の幼虫は成長するとあしが退化し、幹や枝などに一生固着するものが多いですが、固着後再びあしが生じて移動するもの、あしが退化せず一生動き回るものなどもあります。 ▼どんな被害が起こる? 寄生した植物の幹、枝、葉などの汁を吸うため、株の生育が悪くなり、被害が激しい場合は枝や株が枯れます。また、虫が
アメリカ西部のコロラド州で「回転草」と呼ばれる風で転がりながらタネを飛ばす植物が大量に発生し、住宅の前に積み重なって家から人が出られなくなるなど市民生活に影響が出ています。 砂地をコロコロと転がる枯れ草のかたまり。 「回転草」と呼ばれるヒユ科の植物で、直径数十センチのボールのような形になり、枯れると茎が折れ、風に吹かれて地面を転がりながらタネを飛ばすのが特徴です。 アメリカ西部のコロラド州では、回転草が先月から大量に発生し、風に飛ばされてきた草が住宅の前にうずたかく積み重なったり道路を覆い尽くしたりする事態になっています。 地元の自治体では、家から人が出られないとか車が通行できないといった連絡が相次ぎ、乾燥した天気が続くと火災が起きるおそれもあるため、大型のトラクターを出すなど数千万円をかけ「お騒がせもの」となった回転草を取り除く作業を続けています。 地元の男性は「大型車を使って回転草を取
日本人とわさびの関係の歴史を追った前篇では、“寿司にわさび”も発明品であることや、日本全国各地にわさびの里山があり、各地にわさびを使った郷土料理があることを見てきた。全国代表の料理にも、地方代表の料理にも、鮮烈な風味の脇役としてわさびは添えられてきた。 だが、いま、そんな日本のわさびが“危機”を迎えているという。多くの場所でわさびの里は荒廃し、世代を超えて受け継がれてきた資源が断たれているというのだ。 岐阜大学応用生物学部助教の山根京子氏は、日本のワサビをめぐる現状を調査し、その保全のための研究を行っている。“どれほどの危機”が迫っているのかを聞いた。 (注:本記事では、研究対象の植物を「ワサビ」、食材を「わさび」と表記します) ワサビと見分けのつかない植物が中国奥地に 山の土壌がたたえる豊かな水が、地上に出て沢をつくる。そこに“緑のじゅうたん”が広がる。日本には原風景の1つと言える「わさ
リュウゼツラン属(竜舌蘭、Agave、アガヴェ〈あるいはアガベと表記〉)は、リュウゼツラン科の単子葉植物の分類群。100種以上が知られている。学名 Agave はカール・フォン・リンネがギリシャ神話のアガウエーから名付けたもので[1]、メキシコではマゲイ(西: maguey)とも呼ばれている[2][注 1]。リュウゼツラン属では208の種が知られている。 メキシコを中心に米国南西部と中南米の熱帯域に自生するほか、食用・繊維作物、あるいは観葉植物として広く栽培されている。和名に「蘭」とあるが、ラン科 (Orchidaceae) に近い植物ではない。また形状がアフリカ原産のアロエに似ているが、アロエはツルボラン科の植物である。 日本ではリュウゼツランあるいはアガベの両方で呼ばれることが多いが、趣味家にとってリュウゼツランとはあくまで1つの品種のことを指すので、総称としてはアガベと呼ばれる。 性
以下に今年ひたちなか市の社寺林のスギの樹の枝で発見したスギの奇形をお見せします。 スギは雌雄同種で、枝によって、雄花の枝と雌花の枝に分かれています。 ことし、あらためてスギを観察すると、異常花(果)が見られました。 すでにWINEPブログでも報告していますが、チェリノブイリ後ではスギやヒノキやマツの形態異常の発生が報告されています。 この今回の結果も、スギの生長点が放射線で被曝したために、発生異常をおこしたためかも知れません。そう断言するためには、もちろん今後の多くの例証が必要です。 ここのスギの放射能分析データは以下のWINEPブログにすでに掲載しています。ご参照ください。 2011/12/18 : スギとヒノキの今年の雌果種子へのCs-137の転流を確認した:これからは、あらゆる植生の奇形化が予想される (写真1) この写真では2つの雌花(がさがさの松かさのようなもの)の上に複数の雄花
「母」は北関東のエドヒガンか=ソメイヨシノと葉緑体DNA一致−千葉大 「母」は北関東のエドヒガンか=ソメイヨシノと葉緑体DNA一致−千葉大 桜の代表的な品種ソメイヨシノは、江戸時代後期に植木屋が多かった染井村(現東京・駒込)で伊豆諸島などに自生する野生種オオシマザクラを父親、エドヒガン系統の品種コマツオトメを母親として誕生したとの説が有力だったが、コマツオトメは母親ではなく近縁にとどまることが分かった。千葉大園芸学部の国分尚准教授や安藤敏夫元教授らが5日までに葉緑体のDNAを解析して判明した。 植物で光合成を行う葉緑体には、細胞核のDNAとは別のDNAがあり、母親から子に受け継がれるため、塩基配列の特定領域が個体間の関係を解明する手掛かりになる。 研究チームが江戸時代から生えているエドヒガン系統の天然記念物級の古木を青森から鹿児島まで計523本探して葉緑体DNAを採取・解析したところ、
日本三景の一つで、かつて百人一首にも詠まれた京都府北部の天橋立。 この特別名勝の松林と砂浜の景観が維持できないのではないかというシミュレーション結果を京都大学の研究グループがまとめました。 いったい何が起きているのでしょうか。 京都放送局・丹後舞鶴報道室の古垣弘人記者が解説します。 歴史的な松林が・・ 京都府北部・宮津市の天橋立は、3キロにわたって5000本の松が並ぶ景勝地で日本三景の一つです。 毎年270万人の観光客が訪れます。 「大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立」。 小式部内侍が「母の和泉式部を訪ねる道のりは遠いので、天橋立の地を踏んだこともなくまだ母からの手紙も見ていない」と即興で詠んだとされる百人一首の和歌で知られます。 松と砂が織り成す白砂青松の景観は古くから愛され、室町時代の水墨画家・雪舟も国宝「天橋立図」に描きました。 しかし、多くの人を魅了して
東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の名勝・高田松原の「奇跡の一本松」が枯死したことを受けて、戸羽太市長は13日に記者会見し「残念で忍びない」と語った。枝から4本の接ぎ木に成功していることを説明し、市民に「次のステップに入るのだと頭を切り替えてほしい」と呼びかける一方、樹木ではなくともモニュメントとして残す方法を検討する考えも示した。 戸羽市長は会見で「7万本の中で1本だけ残ったというのは本当に奇跡。海水につかりながら、9カ月間みんなの支えになってくれた」と、「希望の一本松」とも呼ばれた木への感謝を口にした。「枯死」と発表した財団法人「日本緑化センター」などからは樹脂注入などの保存方法を示されたといい、海沿いに整備予定の防災メモリアル公園への移設なども含め、市民や専門家と協議するという。 ◇新井満さん「生き抜いてほしかった」 11月に写真詩集「希望の木」を発表した作家の新井満氏は「生
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