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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (142)

  • スコットランド独立住民投票(レファレンダム)、否決: 極東ブログ

    イギリスからのスコットランド独立の賛否を問う住民投票(レファレンダム)で、予想通りの接戦の末、予想通りに独立が否決された。自分にとっては予想通りの結果ではあった。だが、強い確信を持っていたわけではなく、関心をもって見つめていた。 今回の結果で、スコットランドの独立が否定されたとはいえ、これもすでに書いたが、実質的にはスコットランドの自立化は進み、事実上、独立に近い状態に変わっていくだろう。 一連の動きを振り返って思うことが3点あった。 1つは、労働党の失策である。左派政党の失策と言ってもよい。 この点は日からは見えにくいかもしれない。日政治風土は特殊なので、左翼と右翼、左派と右派、あるいはリベラルと保守といった基的な対立が他の先進国とは異なっている。 国際的には労働者の政党が左派であり、今回のスコットランド独立の動向はその左派である労働党の政策に対して違和の表明という点が大きかった

  • 公立図書館開架の『アンネの日記』や関連図書の破損が発見されたというニュースの関連で: 極東ブログ

    東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t

  • 例の格安ホームベーカリーを使ってみた: 極東ブログ

    ホームベーカリーというのは、格安機でよい、というのが持論である。基性能さえよければ、ごたごたした機能は要らないと思うのである。補論をすれば、どんなに高性能機でも、釜の経年損傷はたいして変わりなく、では釜とコネ羽根の交換となると、8000円くらいかかったりして、新規製品を一台買うのと価格的にあまり変わりない。つまり、格安といっても1万円を切るくらいな製品を想定していた。 ところが、これ、なんじゃあ、3580円。 こんな値段でホームベーカリー、そもそも、出来るのかあ? これ、「【Amazon.co.jp限定】 TWINBIRD 焼いもメニュー付きホームベーカリー PY-4436AZ 【フラストレーションフリーパッケージ(ffp)】 PY-4436AZ」(参照)。 いくらなんでもそれはないだろ、と思ったが、それがダメもとの興味をかき立てて、えいやと買ってみた。どうか。いや、そのまえに一回、パン

    jingi469
    jingi469 2013/11/13
    おや、パンに一家言ありそうなfinalvent翁から合格印が出てしまったぞ。
  • 消費税増税。来年の花見は、お通夜状態になるか: 極東ブログ

    来年(2014年)4月の消費税率8%への引き上げが決まった。それなりにマクロ経済を勉強してきたように見える安倍首相のことだから、もしかするとこの時期での決定は先延ばしにするのではないかという一縷の望みはあったが、むなしかった。 「この時期で」というのはデフレのさなかということだ。9月27日発表の消費者物価指数(CPI)では、前年同月比0.8%上昇で3か月連続プラスとなり、これをもって同時甘利明経済再生相は、閣議後会見でデフレを脱却しつつある過程にある、と述べたが、加えて、まだデフレ脱却に至っていないことも認めていた。同日のロイター「デフレ脱却しつつある過程=8月CPIで甘利経済再生相」(参照)より。 同相は8月CPIを受け、日経済は「長いデフレから脱却しつつあるという過程にある」との認識を示した。もっとも、電気代やガソリン代など円安の影響を除いたコアコアCPIは同0.1%低下と引き続き水

  • 極東ブログ10周年: 極東ブログ

    この「極東ブログ」というのを書き始めて、10年が経った。ちょうど10年になったのは、一昨日、8月15日のことで、その日に合わせて10周年の感想でも書こうかとも思ったが、なにかうんざりした思いがして見合わせた。言うまでもないが、8月15日はいわゆる終戦の日で、このブログも10年前、その日を意識して始めたものだった。 今はどうかというと、終戦の日とされている8月15日にはもうなんの関心もない。まったく関心がないわけではなく、しいていうと、うんざりしている。そこに至る経緯はこのブログでも書いてきた。もう少しわかりやすい形で自著『考える生き方』にも書いた。それでもう十分だと思う。それ以上に僕がとやかく言っても伝わらない部分は伝わらない。もしかすると100年後ぐらいには、もっとまともな日になってそのころの日人の認識も変わり、終戦記念日が来のあるべき日に移ればいいのではないかとも夢想する。別にそ

    jingi469
    jingi469 2013/08/18
    9~10年くらい前、流行り始めた「ブログ」を検索して1ページ目に出てきたのが極東ブログだった。以来読み続けている。
  • 朝鮮半島で静かに進行している六か国協議破綻の余波: 極東ブログ

    個人的な印象に過ぎないのかもしれないが、自民党安倍政権になってから、国際情勢や安全保障について国内の報道や議論は見えにくくなったように思える。いや、そうした傾向は民主党政権下でも同じだったのかもしれない、と、いうような印象論だけ展開しても雲を掴むようなので、具体的な事例から見ていくと、例えば、国際世論を無視して2月12日に実施された北朝鮮の核実験だが、それから1か月が経ち、どうなのだろうか? どうなのだろうか? というのは、あれは何だったのか? あれをどう受け止めたらよいのか? 日の安全保障にとってどういう意味があるのか? そうした議論が、なにか風船でも萎むようになんとなく消えてしまったような印象があるのだが。 まず前提として、今回の北朝鮮の実験がどのようなものであったかすら、それを解明する続報があまり見られないように思う。その点はどうだったのか。 ロイターが12日付け「北朝鮮の核実験以

  • フィナンシャルタイムズはアベノミクスをどう見ているか?: 極東ブログ

    昨日付けで、フィナンシャルタイムズがアベノミクスをどう見ているかについて、社説を出していた。内容は、当たり前といえば当たり前だが、それなりに踏み込み、かつある程度明確に論点を整理していた。 おそらく今日明日には、フィナンシャルタイムズの邦訳を掲載することが多いJBPressや日経に訳文が掲載されるのではないだろうか。だから、それを待ってもよいのだが、フィナンシャルタイムズ関連でちょっと気になる別記事があったので、該当社説のネタを、正式邦訳が出る前にブログのネタで拾っておいてもよいかもしれないと思った。 まず、その気になる記事のほうだが、JBPress訳では「日経済、手早い対策は緩やかな停滞より危険か」(参照)、日経訳では「[FT]アベノミクスが危険なこれだけの理由」(参照)である。邦題は異なり訳文も異なるのだが、日経訳には「翻訳協力 JBpress」とあるので、基的に同質の訳文であろう

  • 放射性炭素年代測定が適用できない現代は未来の歴史から消える: 極東ブログ

    考古学のニュースなどで遺物が何千年前のものといった年代推定が出されることがある。この推定によく使われているのが、放射性炭素年代測定である。遺物に含まれている放射性炭素の比率を計測することで、その年代が推定できる。ところが、『10万年の未来地球史 気候、地形、生命はどうなるか?』(参照)というを読んだら、これが今後は怪しくなりそうなことが書いてあった。 現代という時代の物が将来遺物として発見されたとき、放射性炭素年代測定で測定できなくなるかもしれないというのだ。 ほんとかなあという印象も持つし、該当の説明である「5章未来の化石」を読むとちょっと誇張しているきらいもあるようにも思うが、このの著者はそのスジの専門家でもあり、あながちめちゃくな話というのでもないだろう。 その結果、私たちの未来はどうなるかというと、これが面白い。 私たちが生きている間に生み出された文明の遺産を追跡する未来の科学

  • アルジェリア、イナメナス人質事件について: 極東ブログ

    事件で犠牲になった各国の人々に哀悼します。 アルジェリアのイナメナスで起きたイスラム過激派による人質事件がひとまず収束した。事件の全貌はいまだにわからないが、報道などに触れてきた範囲で思うところを書いておきたい。 事件の背景には、フランスによるマリ空爆と、リビアの崩壊の二つがある。 一点目に関連するマリ情勢については、このブログでは昨年4月(参照)と12月(参照)に言及した。 今回の事件は2か月ほどの仕込み時間があったので、フランスによるマリ空爆を待っての事件ということではなかったが、マリ情勢はこのブログでも触れたようにすでに不安定化しておりフランスの介入も想定される事態だったので、関連がないとは言えない。 また日ではマリ情勢について報道が少なかったが、この地域のアルカイダに関連するイスラム過激派の活動は一昨年あたりから活発化しているので、その点でも今回の事態も想定されないものではなかっ

  • Kindle Fire HDを買った話: 極東ブログ

    そういえば、19日だったか、Kindle Fire HDが届きましたよ。iPadもあるし、Kindle Paperwhiteもあるし、Kindle 3もあるというのに。それをいうなら、iPod touchとかAndroid端末も他にあるけど、うへえ。 Kindle Fire HDはどうだったか? もうトラブル続き。頭イテーという状況。 いや、Kindle Fire HDが不良品とか故障とかいうのではなくてですね、クラウドサービスが大混乱していた。クラウドの連携がうまくいかないなんてもんじゃない。死んでたというレベル。なにこれ、七面鳥死んでいるじゃないですか、でも、焼いたらえますよ的な状況。まいったのなんのって。 困ったので、Amazonに連絡して連絡して……連絡して……迷路。どうなっとんのということで、いろいろやってみて原因は不明です。いまだまともに、Kindle Fire HDは使えま

  • 2012年末衆議院選挙雑感: 極東ブログ

    総選挙が終わった。自民党の圧勝だった。まあ、前回の民主党圧勝も見たし、その反省から小選挙区制というもの仕組みも考えていたので、今回は自民党が圧勝はするだろう。ツイッターでも昨日の朝にちょっと呟いたように、自民党の絶対安定多数になるかが焦点かなと見ていた。 民主党がもう少し小選挙区で奮闘するのかとも思ったが、蓋を開けてみると、どぶ板が理解できない人が多かったという印象があった。落選したみなさん、それなりにわかってもいたのだろうが、例えば、菅直人元首相にしても、どぶ板に入ったのは遅すぎた。どぶ板に入れなかった藤村官房長官の落選は可哀想に思った。 どぶ板を理解していたはずの小沢一郎さんのグループはどぶ板の布陣が遅すぎたし、資金も足りなかった。反原発・反消費税の看板でなんとか戦えると思うほど、あの人は甘い人ではなかったら、子分の身の振りかたというか、就職斡旋みたいな気分だったのではないか。 私は長

  • 今回の選挙の、自分なりの基本構図: 極東ブログ

    今回の選挙くらい気の乗らない選挙もないなと思う。あまり関心もない。 どうなるかという観点で予測をざっくりすると、民主党与党が自民党与党になるだろう。ただ、自民圧勝となるかが読めない。あるいは民主党が解党的に壊滅するかも読み切れない。 勘で言うとそのどっちにもそうなりそうもない。ある程度第三極も伸びるだろう。 だととすると、事実上の大連立と維持ということになるのではないか。 ニュースで流れる程度の党首の意見などを聞いていると、自民の安倍さんも民主の野田さんも、事実上の大連立を前提にしているように受け取れる。 以下、簡単に自分なりの俯瞰をメモ書きしておきたい。 問われるのは三党合意 この選挙で問われるのは、三党合意を継続するかということ。その頭に自民が来るか民主が来るかは、よって、二義的なことになる。なお、公明党はキャスティングボート以上の意味はない。 三党合意を継続しないという考えであれば、

  • 11月20日付けフィナンシャルタイムズ社説報道点検資料: 極東ブログ

    11月20日付けフィナンシャルタイムズ社説の抄訳が日経に掲載された(参照)。ジャーナリズムの報道点検という視点からのみ、原文と補助としての試訳を参考資料として示しておきたい。その意味で、あくまで参考資料の提示ということであり、論評はこのエントリーでは控えておきたい。 Tokyo manoeuvres(参照) 【日経訳】[FT]日銀の独立性を尊重せよ(社説) 【試訳】日政府の戦術 As Japan’s election campaign began this weekend, battle lines were being drawn over the dire state of the economy. Caught in the middle is the Bank of Japan, whose cherished independence is now under threat.

  • Kindle日本進出、しかしなあ: 極東ブログ

    朝方iPadを見ていると、Kindleアプリの更新が入っていて、おやっと思って見ると、やはり今日から始まる日サービスの対応だった。さすが対応が早いなとも思ったが、以前からこれ、日語の辞書などもこっそり内蔵していたから、あらかた準備は出来ていたのだろう。さて、問題は、米国アマゾンのKindleサービスとの連携である。 ネットの情報を当たってみると、米国で購入済みのKindle書籍は日版のKindleでも利用できるとのことで、ほっとしたのだが、その仕組みを調べたら、なんのことはない、日と米国のアカウントを統合しろというのだ。それでもいいかと思ったら、とんでもないことがわかった。一度どっちかに統合したら戻せないというのだ。しかも、米国と日Kindleのサービス内容が違うのである(参照)。 先日Newsweekが電子版のみになったのだけど、これって、実際のところKindleで読むように

    jingi469
    jingi469 2012/10/26
    『米国アマゾンではすでに、素人さんの出版物がけっこうあって、「これは安い!」と思って買うと、けっこうな率でクズ本。慣れたけど。』
  • 現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ: 極東ブログ

    現下の中国についてどうなんですか、ブログ書かないんですかと問われて、まあ、それほど予想外のことはないし、実は予想していることは別にあるんだけど書くと物騒なんで、どうしようかなと思っていたけど、ちょっと概要的な部分をメモしておきますか。 まず、今回の中国の反日暴動の原因なのだけど、これはいうまでもなく政治的な裏がある。こんなのは陰謀論とか部類にも入らないイロハな話だけど、問題はどういう政治的な構図なのかというより、どういう具体的な力学というのが、まだはっきり見えない。 構図については大ざっぱに言えば、このところ勢力を固めて院政が敷けるかと思っていた胡錦濤と共青団へのバックラッシュであり、太子党や軍、地方勢力といった個別利権の政治勢力との対立がある。ではどういうふうに対立しているか。 この部分についても存外に単純で、中国共産党第18回大会で、現行9名の政治局常務委員を共青団に有利な7名体制にす

  • 有料配信プラットフォームcakes、開始: 極東ブログ

    有料配信プラットフォームcakes(参照)が今日から始まった。楽屋落ち的な話をしていいものかわからないが、開始日について知ったのは昨晩であった。 今朝になるとツイッターのタイムラインや、はてなブックマーク、またそのほかのメディアで開店祝い的な話題が出るだろうだろう、となんとなく思っていたが、やまもといちろうさんの「この国で結婚をするということ 前編」(参照)についてのはてなブックマーク(参照)を見かけたくらいだった。 ネットメディアの世界は現在、多様化し棲み分けのような状態でもあるので、画期的な試みであれ、高く上がった夜空の花火のように見えるというわけでもない。私にしても、BLOGOSやアゴラなどを読むことはあまりない。世間でブログの代表のようになっているアメーバーブログなども読まない。それは同時に、このブログもブログの世界のとても小さな位置にあるということだろう。 有料配信プラットフォー

  • 台湾「東シナ海平和イニシアチブ」の実質発動: 極東ブログ

    香港の民間団体「保釣行動委員会」による15日の尖閣諸島上陸に関連した台湾側の動向について、なぜか日ではあまり報道されていない印象の、興味深い動向があるので、簡単に言及しておきたい。 今回の香港側の尖閣諸島上陸活動は、基的には、7月就任にしてすでに閣僚の不正疑惑や中国愛国主義への反対活動でレイムダック化する不安を抱えた梁振英・香港行政長官など香港側のご事情が背景にあるが、この件で、中国土側ができるだけ露出を避けたかった台湾の外交姿勢があった。この問題を象徴するのが、中国の二つの国旗である。 保釣行動委員会の活動家は今回尖閣諸島に、大陸側共産党の「五星紅旗」と台湾側国民党の「青天白日満地紅旗」の二種類の国旗を掲揚した。保釣行動委員会の思惑としては、台湾側へのラブコールと、大陸と台湾の双方が団結して日に当たるという国共合作的な演出の思惑の二点があった。余談だが、青天白日旗は九龍城で掲げら

  • このところ話題の竹島と尖閣諸島のこと: 極東ブログ

    領土問題として、竹島と尖閣諸島がまた話題になっている。ごく簡単にメモしておきたい。 まず、香港の活動家が尖閣諸島の魚釣島に上陸した件だが、これはべたに中国国内のご都合で騒いでいるだけで、今回の事態それ自体が新しい課題というほどのことはない。まあ、かなり暴力的なことするなあという印象は深いが。 すでに朝日新聞や毎日新聞などの社説にも書かれていることだが、今回魚釣島に上陸した香港の活動家は、親中派実業家の資金援助を受けている。支援者の意図は何か。 日ではそれほど注目されなかったように思うが、7月1日、香港が中国に返還された記念日の際に、香港市民が人権問題を巡って抗議デモを行った。さらに7月29日、中国政府側による、香港市民への中国国民としての愛国心を育成する「国民教育」の導入でも、抗議の大規模デモが実施された。主催者側発表では9万人参加、警察発表では3万2000人とのこと。 中国の愛国主義教

  • ヨーグルトの水を切ると濃厚ヨーグルト: 極東ブログ

    先日コンビニで「濃密ギリシャヨーグルト」(参照)というのを見かけて「へえ、懐かしいな」と思って買ってべてみた。なるほどギリシアのヨーグルトと同じだ。もにょっとした感じがあった。 言うまでもないことだけど、トルコのヨーグルトもこれと同じ。そしてどっちの国でも、ザジキ(τζατζίκι)と言って、塩揉みして薄く切ったキュウリを、擦ったニンニクで香りを付けたこのヨーグルトで和えた前菜(メゼ)が有名。よくべる。オリーブオイルやレモンやミントを加えてもいい。そのままべてもいいし、パンに付けても、ケバブに付けてもいい。焼き茄子につけても美味しい。 トルコでもザジキで通じるけどジャジクとか言う。正確にいうと、ザジキのヨーグルトは牛乳から作ったのではなく山羊や羊のミルクから作る。シェーブルチーズのようなこってり感というか臭いはある。私はけっこう無臭な人なんだけど、これ毎日っていたら一週間くらいして

    jingi469
    jingi469 2012/08/14
  • シリア情勢が一線を越えた。化学兵器流出の危険。: 極東ブログ

    シリア情勢が一線を越えたようなので、少し言及しておきたい。一線とはなにかというと、化学兵器流出の危険である。 世界情勢を見つめていて、非道なものだなと思うのは実際に情勢が動き出すのは人道的な危機ではなく、特定の危機の構造である。中東問題で言うなら、あまり端的に言うのもなんだが、サウジアラビアかイスラエルへの脅威が構造的に形成される契機が重要になる。米国が気で動き出すのは、この二国の安全保障上の、繰り返すが、構造的な危機の可能性である。今回の一線ではイスラエル側にある。化学兵器がイスラム過激派や反イスラエル運動の組織に渡ると、イスラエルで大量殺人が起きかねない。イスラエルが気になりつつあり、当然米国を巻き込むという構図になる。 日ではあまり報道されていないので正確な議論をするのは難しいため、飛躍的な結論のように聞こえるだろうが、現下のシリア危機だが、当初は基的にサウジアラビアとイラン