「Windows XP」の違法コピー対策は付け焼き刃程度に過ぎなかった。だが、「Windows Vista」は、違法コピー対策を最初から視野に入れて開発されてきた。 Vistaでは、小売販売版のユニークなパッケージ(一カ所角が丸くなったプラスチック製の箱)もある程度偽造阻止を念頭に置いてデザインされている。だが、このパッケージングはほんの手始めに過ぎず、Microsoftの著作権侵害対策は同ソフトウェア本体に内蔵されていて、コードをコピーしてプロダクトキーを入手するだけでは不十分になっている。 MicrosoftのGenuine Software Initiative担当ディレクターCori Hartje氏はインタビューのなかで、「偽造者は、これまでの手法が使えない。同製品には全面攻撃を仕掛けざるを得ない」と語っている。 このような手法の1つが「フランケンビルド」と呼ばれるもので、これはW
![Vista違法コピーを防ぐ--対策強化を進めるマイクロソフト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ddd9d0d6ead2250a6fde3219e334a4c5acdd6768/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2011%2F01%2F22%2Fa30b813c8898a05df797dec90789d8e2%2Fstory_media%2F20346247%2F070329_microsoft_copying_184x138.jpg)