神戸大学 山内知也教授(放射線エネルギー応用科学)がまとめた「放射能汚染レベル調査報告所 渡利地域における除染の限界」です。全部で11ページですが、すぐに読めますのでできれば全部読んで頂きたいと思います。 「除染」のモデル地区としてある通学路が平均して7割程度(約68%)にしか下がっていないということは、除染への安易な期待は禁物かもしれませんね。そして、道路の側溝は天然の濃縮が進行して「6月の 7.7 μSv/h から 22 μSv/h に、11μSv/h から23 μSv/hに上昇していた」そうです。これは難題ですね。 ▶渡利地域における除染の限界[PDF] 概要(2ページ) 2011年9月14日、福島市渡利地区において空間線量の計測を実施した。「除染」が行われたということであったが、6月の調査において最も高い線量を記録した側溝内堆積物には手が付けられておらず、地表面における空間線量は当