厚生労働省の統計などによれば、現在日本の「共働き世帯」は1077万世帯。ちなみに、35年前の1980年は共働き世帯は614万世帯でした。働くママが増えるにしたがって、日本の「家族」のあり方もこれまでの「男性が外で働き、女性が家庭を守る」という古典的な価値観から、「男女が協力して、仕事と家庭を両立させる」という新しい価値観へ変わってきています。 そこで問題視されるのが、日本人男性の家事&育児参加率の低さ。他の先進国と比較して、いかに海外のお父さんたちは家事分担をし、いかに夫婦関係がうまくいっているのかという内容のテレビ番組や書籍、ネット記事などが目立ちます。 日本に比べて女性の社会進出率が断然高いフランスも例外ではなく、共働きフランス人女性を「ママになっても仕事を持ち、女性らしく輝くキラキラママ」というように持ち上げること多いですが、実際は少し違うのではないかと(筆者も子どもを育てるようにな