遠隔操作型とみられるウイルスに感染したパソコンから犯罪予告のメールが送られるなどした事件で、大阪府警に威力業務妨害容疑で逮捕されたアニメ演出家北村真咲さん(43)(釈放)が、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」経由で、ウイルスの感染源とみられる無料ソフトをダウンロードしていたことがわかった。掲示板は誰でも閲覧可能で、警察当局は、他にも感染者がいる可能性があるとみている。 捜査関係者によると、北村さんが7月中旬にノートパソコンを購入した際にダウンロードしたのは、パソコンにタイマーなどを設定する機能があるソフト。掲示板には、こうしたソフトをダウンロードできるサイトのアドレスが貼り付けられており、北村さんは、そのアドレスをクリックしてサイトに接続し、問題のソフトを取り込んだらしい。 警察当局は、何者かが不特定多数の人に感染させる目的で、掲示板からウイルス入りのソフトへと誘導した可能性があるとみ
匿名性が高く不特定多数に被害をもたらすサイバー犯罪。国内では、1970年代に初めて被害が確認されて以来、年々増加傾向にある。サイバー犯罪関連で全国の都道府県警に寄せられた被害相談は昨年だけで8万件余。一方、昨年の検挙件数は全国で5741件で、10年前の7倍に達している。 70~80年代はクレジットカードの偽造や、銀行のオンラインシステムを悪用し、内部関係者が架空名義口座に不正入金するなど、単純な手口が多かった。 90年代以降は、他人のID・パスワードを無断で使う「なりすまし行為」や、ネット上で個人情報をだまし取る「フィッシング」などが横行するように。 警察庁は2004年に専門部署を設け、都道府県警への捜査手法の指導に力を入れる一方、海外捜査機関との連携も強化してきた。 遠隔操作で冤罪の危険も 無差別殺人予告などのメールを送ったなどとして逮捕された大阪と三重の男性2人のパソコンが、遠隔操作型
(上)芝生の一部がはぎ取られたグラウンド(15日午後、関口寛人撮影)(下)はぎ取られる前のグラウンド(10月20日)=いずれも大阪府岸和田市立春木中学校で 大阪府岸和田市立春木中学校(高間裕博校長)で、同校野球部員の保護者らが、「練習に差し障りがある」として、グラウンドの芝生約3000平方メートルを無断で剥がしていたことがわかった。同校は、府の「みどりづくり推進事業」を利用し、グラウンド(約9000平方メートル)の全面芝生化を実施しており、府は修復されない場合、補助金の一部返還を求める方針で、同校は保護者側に原状回復を要求する。 同校によると、同校は昨年度、府の補助金300万円と地域住民らの寄付金など計約800万円で、グラウンドの芝生化を実施。苗の育成や芝生の植え付けなどは全校生徒や地域住民がボランティアで行った。 今年11月になって、野球部やソフトボール部の保護者らから「グラウンドが平ら
日本発祥のスポーツには相撲、柔道、空手、なぎ刀、剣道などがあります。国内では相撲の競技人口よりも野球、サッカーの競技人口が多いです。それなのに、なぜ大相撲は国技と呼ばれるのですか。また、海外にその国の国技と呼ばれるスポーツはありますか。 (大阪府・スポーツ観戦好き) 近頃では、外国人力士による不祥事など「国技」としての品格を問われることもある「大相撲」ですが、そもそも「国技」とは「広辞苑」によると「その国特有の技芸。一国の代表的な競技。日本の相撲など。」と記されています。 しかし「国歌」が、1999年8月13日に公布・施行された「国旗及び国歌に関する法律」によって定められているのとは異なり、「国技」を定めた「法律」はなく、しかも「文部科学省」などの「国家機関」によって認定され、特別の地位や待遇を与えられているわけでもありません。 「大相撲」が「国技」と呼ばれるようになった経緯について、「
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