これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 昨日のブログで、有馬哲夫『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 』(新潮新書、2008年)を紹介しました。実は、このときには本が手元になく、ネットに出ていた宣伝文句を紹介させていただきました。 その後、研究所に出勤して、以前に読んだことのあるこの本を手にしました。皆さんにも読んでいただければ良いのですが、私の興味を引いた部分を2箇所、以下に紹介することにします。本書を読むうえでの参考にしていただければ幸いです。 まず、有馬さんは、本書の第1章「なぜ正力が原子力だったのか」で、次のように書いています。 当時の時代状況のなかでは、正力にとっての原子力発電は戦前の新聞に似ていた。つまり、それを手に入れれば、てっとりばやく財界と政界に影響力を持つことができる。いや、直接政治資
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