安保法制への反対運動で注目を集めた学生団体「SEALDs(シールズ)」。「憲法読めない総理はいらない」「民主主義ってなんだ?これだ!」というデモのコールに象徴されるような、主権者として声をあげる姿に、多くの人々が勇気づけられ、自らも行動を起こすようになった。しかし、それ故か、SEALDsへのバッシング、特に女性メンバーへの猛烈なバッシングが、安倍政権支持派のネットユーザーから行われており、その中には、嫌がらせを通り越して犯罪というべきレベルのものも。だが、ネット上の匿名性も絶対ではない。他人を誹謗中傷し、嫌がらせを続けるなら、それなりのリスクもあるということだ。 ○「毎日、毎時間」の罵詈雑言、猥褻画像やグロ画像を送りつけられることも安保法制への抗議行動の盛り上がりに「これまで大人しかった日本の人々が行動をついに起こした」と海外メディアも報じたが、こうした機運が高まった大きな要因のひとつとし
菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』の中でたまたま新宿伊勢丹前で見かけたSEALDsのデモの模様と、それを見て感じたことを話していました。 (菊地成孔)1日空いちゃったんですね。そいでまあ、新宿。伊勢丹でも行こうかな?と思って伊勢丹に行ったらね、なんだか大変なお祭りやっていて。ホコ天で。シャネルがね、去年の・・・だから今年のAW用のショーがフェミニストのデモ行進っていうかね。まあ、デモ行進を模した、プラカードを持って、デモを行うという洒落たショーをやったんですね。 ※動画9:20からスタートします まあ、エンディングなんか真ん中にカール・ラガーフェルドをおいてね。世界中にあの画は打電されましたけど。まあ、毎年毎年、シャネルはショー凝っているんですけども。まあ、ちょっとそういった、フランスはやっぱりほら、市民革命の聖地っていうかね。パリはね。だから、ああいうのが似合いますよね。まあ、前口
平和を求め、デモという政治参加が行われたのはよいことだったが(9月9日、雨の中のデモ) Issei Kato - REUTERS ■民主主義の新しいかたち 国会のまわりでは、大変なデモが行われています。安保関連法案に私は賛成の立場ですから、それらの人々とは立場は異なりますが、日本が民主主義国であり、デモが法律で認められており、選挙以外の方法で自らの主張を訴えるためにも、このような政治参加が行われていることはよいことだと思います。 かつてフランスに一年間滞在して、ときどきパリの街中でデモ隊が行進しているのに出くわして、日本でもこういうデモがもっとあればよいのに、と思っていました。確かに2005年には、サルコジ内相の発言に激怒した人々がパリ郊外で暴力的行動をとった事件もありましたが(このときもたまたまパリにいました)、それでもフランスでのデモはおおよそ、平和的で、理性的で、オープンです。成熟し
法案可決後のデモの様子。 https://vine.co/v/eUUhe1gilOP 非常に残念だ。 SEALDsの最大の功績は、これまでのデモの単調なリズムを一新し、より高度で複雑な、知的なビートに変えたことだ。(主張内容に新規性はほとんどない) しかしすでに劣化が始まっている。嘆かわしい。 5月の時点での「安倍は辞めろ」コールは16ビートであり、メロディー(シュプレヒコール部分をそう呼ぶことにする)は16分の裏拍を使用した複雑なものだった。しかし、それがいまやほとんどのメロディーはアクセントが拍の頭のみに限定された単調なリズムに堕してしまった。「安倍は辞めろ」も単に3拍子の頭打ちのみになっている。(上記リンク) より詳細に見てみよう。 まずは5月の時点でのビートがいかに高度であったかを説明しなければいけない。 (比較をするには、それ以前のリズムがいかに単調であったかの説明も必要だがダル
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