分散ハッシュテーブル(DHT : Distributed Hash Table)とは、大量のデータから検索情報を手早くたどることができる構成である。 たとえば、「リンゴ」「ぶどう」「みかん」「バナナ」「パイナップル」のようなキーワードがあった場合に、 リンゴ ==> 「ら」行のノードに格納 ぶどう ==> 「は」行のノードに格納 みかん ==> 「ま」行のノードに格納 バナナ ==> 「は」行のノードに格納 パイナップル ==> 「は」行のノードに格納 のように、「あかさたな...」で分類して、インデックスで引き出せるように効率化したものをイメージするとよい。 ただし、上記のように「は」行が多いようであると、それを管理するノードに処理が集中してしまう。それを回避するために、「ハッシュコード」を使用する。 ハッシュ値(メッセージダイジェスト)とは? 与えられた原文から生成された固定長