nchaOSではfirstbootからsecondboot、さらにstartKernelへの移動をljmp命令などで行い、それぞれのバイナリをcatなどでつなげてメモリ上の位置を制御していたが、今回はldのリンカスクリプト等を使い制御していきたいと思う。 そこでリンカスクリプトやその周辺についてメモを適当にまとめてみる。 オブジェクトファイル 1. asの「-a」オプションによりアセンブリリストを出力する 2. objdump -h objfile(objfileはas後のファイル)によりSECTIONのヘッダー情報を出力 3. objdump -t objfile によりシンボル情報を出力 リンカスクリプト 主な機能 1. ファイルの指定方法 ld -T file objfile.o -o outfile 2. 出力ファイルのメモリレイアウト方法 SECTIONS { . = 0x900