■戦争中の実際の生活について ■昭和初期〜20年ごろまでの、戦時中の市井での生活についてうかがいました。 お話をしてくださったのは、東京地婦連会長の川島さんと、副会長の水野さんです。 (お二人とも突然のお願いに快く応じてくださり、ありがとうございました) 川島会長「私は戦争が終わった年がちょうど19歳で、その翌日に20歳になりました。こちら(水野副会長)も5歳下だから、ちょうど青春時代を戦争のただ中で過ごしたことになります」 ・当時、どのようなものを読んでいたのか? 川島会長「あの頃、アメリカやイギリスとの世界大戦が始まる前、中国と戦争していた頃はですね。当時は戦争とは言わなくて、満州事変とかシナ事変と言っていました、戦争を誤魔化すための呼び方ですけどね。 その頃は、まだ読むものにはそれほどの規制はありませんでした。ただ、治安維持法(当時既に施行されていました)からすれば、マルク