大王製紙会長 多額借金で辞任 9月16日 19時12分 大手製紙メーカー「大王製紙」の井川意高会長が、グループ会社から個人的におよそ80億円を借り入れ、このうち50億円を返済していないことが分かり、辞任しました。会社側では、弁護士らによる調査委員会を設け、刑事責任を問うかどうか判断したいとしています。 大王製紙が、夕方記者会見して明らかにしたところによりますと、井川意高会長は、少なくともグループ会社7社から、個人的におよそ80億円を借り入れていたことがグループ会社からの指摘で分かり、16日付けで会長を辞任しました。80億円のうち50億円は未返済のままで、本人や親族から弁済の申し出を受けているということですが、会社側では井川会長が借りた80億円を何に使ったのかなどについては「分からない」としています。大王製紙は、今回の井川会長の借り入れが法的に問題がある可能性もあるとして、社内に設置した弁護