照りつける強い日ざしに、したたる汗。 甲子園はことしの夏も猛暑の中で行われました。 暑さ対策として初めて導入されたのが「2部制」。気温が上がる時間帯を避け、朝と夕方に分けて試合を行いました。 真夏の高校野球を継続していくための最良の方法とは…。 (甲子園取材班・中村拓斗) ほとんどの日で33度超え “酷暑”が続く近年 ことしも甲子園球場のある兵庫県では大会期間中、連日「猛暑日」や「真夏日」となりました。 気象庁によりますと、神戸市の2020年までの30年間の8月の最高気温の平年値は32.2度。 ことしは試合が行われた日の最高気温はほとんどの日で33度を超えました。 今月14日には体温並みの36.9度を観測。 大会期間中、兵庫県にはずっと「熱中症警戒アラート」が発表され続けました。 取材をしていても甲子園球場特有の浜風が吹かなければ蒸し暑く、まるで“サウナ”のよう。 銀傘に覆われていないスタ