「これまで何世代にもわたってプラットフォームの革新が起きてきた。サービスこそが次世代のプラットフォーム。我々はWindows Azureによって、クラウドサービスとオンプレミス(自社で所有する)のシステムを対称に利用可能にする」。米マイクロソフトでサーバーや開発ツール事業を統括するボブ・マグリア上級副社長は、Windows Azure提供の狙いをこう説明する(写真1)。 マグリア上級副社長の言う「対称」とは、開発者のスキルや開発言語、運用管理技術など、Windowsの既存資産をAzureでも活用できるようにすることだ(関連記事:[PDC 2008]Windows Azureのプログラミングには.NETの資産を活用可能)。サードパーティ製のアプリケーションや管理ツールを容易に移植できるようにする(写真2)。 Windows Azureは「ハイスケールなサービスを開発・展開・運用するための、最