企業向けクラウドサービス大手の米セールスフォース・ドットコムが交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックを意識した新たなサービスを相次いで始めている。フェイスブックは利用者が10億人に達し、企業にとっても無視できない存在になりつつあるためだ。セールスフォースが9月下旬に開いたイベントをもとに、企業の「ソーシャル化」の行方を探る。ネットの「口コミ」で情報発信「2017年には最高マーケティング
【原文】 テック企業やエンタープライズ・ソフトウェア会社は、我先にと随所で、ソーシャルメディア管理ツールを買収し始めている。多くの人にとってこれは、ソーシャルメディアがビッグ・ビジネスとなったことを示すサインだ。 5月には、 Oracle が Vitrue を3億ドルで買収した。Vitrue はマクドナルド、American Express、Gillette などの企業向けにソーシャルメディア・コミュニケーションを提供するクラウド企業だ。この買収に続いてOracleは6月初旬、ソーシャルメディア上のモニタリングを扱うCollective Intellectを買収。同月、Syncapseは、小さなソーシャルメディア企業 Clickable を買収した。最近では、Wildfireが7月下旬に水底3億5,000万ドル Google により買収された。 だがそれらの会社のいずれも、Salesfor
When a customer gets defrauded, should the enterprise reimburse? The New York Attorney General’s office sued Citibank for failing to reimburse customers victimized by fraud, raising serious issues all enterprises must figure out. When should a customer be reimbursed for fraud? And at what point do...
マーケティングをお仕事にされている方は「コンテンツマーケティング」という言葉を最近よく耳にしているかもしれません。 「コンテンツマーケティング」は、企業が自ら、ブログ記事、動画、画像、PDF、イベントといった「コンテンツ」を制作し、認知度向上や見込み顧客獲得といったマーケティングゴールを達成する手法です。 ソーシャルメディアの浸透によっコンテンツが拡散しやすくなったことを背景に、 アメリカを中心に高い注目が集まっています。今回の記事ではそんなコンテンツマーケティングの最先端をご紹介したいと思います。 1万人の見込み顧客を獲得したCRM大手企業Salesforce CRM(顧客管理ツール)大手のSalesforceは、早くからコンテンツマーケティングに取り組んでいる企業です。特に、彼らが英国を中心に仕掛けた「#socialsuccess」というプロモーション施策は、1万人の見込み顧客の獲得に
2012/03/08 体調に不安を抱きながら「この程度で医者にかかるなんて……」と我慢してしまう被災者。被災地に直接入って支援活動を行いたくても、時間的な制約などからそれがかなわない医師――この二者を携帯メールでつなげてきたサービス「Rescue311」が、もうすぐ1つの区切りを迎えようとしている。 Rescue311は、東日本大震災の被災者向けのメール医療相談サービスだ。「持病の薬がなくなった」「不正出血が止まらない」といった悩みごとをメールで送信すると、問診票がSalesforce.comに登録される。そして複数のボランティアの医師が問診票を閲覧し、症状の解説や対応策を記した返事が返ってくる。 Rescue311の代表を務めるのは、群馬県立小児医療センターの椎原隆医師だ。メールやTwitterで呼び掛けて10人の発起人を得て、2011年4月4日にサービスを開始した。ピーク時には、内科、
日本電気(NEC)は21日、同社が提供する大学向けハイブリッドクラウドによる大学ICT環境が、徳島大学に採用されたことを公表した。 同大学のハイブリッドクラウドは、プラベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミスを組み合わせ、用途に応じた運用環境を使い分ける極めて先進的な事例となっている。約1万人規模(学生8千人、教職員3千人)の教育用システムや教務システムなどの基幹業務をデータセンターで運用(プライベートクラウド)するとともに、ポータルや学生用メールサービス(パブリッククラウド)、演習用シンクライアントシステム(オンプレミス)を組み合わせて運用する。システムは、2012年3月から運用を開始する予定。 約850台の実習用端末を演習室等に設置し、OSや教育向けアプリケーションソフトはサーバで集中管理され、学生や教職員などの利用者はそれらのソフトウェアをネットブート型シンクライアント端末で
「クラウド界のとある有名人が“偽物のクラウドに注意せよ”と言っているが、彼らのクラウドこそ偽物で、本物のクラウドを提供していくのは我々の方だ」---。 2011年10月5日(米国時間)に行われた「Oracle OpenWorld 2011」(OOW2011)の最終基調講演で、ラリー・エリソンCEO(最高経営責任者)はパブリッククラウドサービス「Oracle Open Cloud」を発表するとともに、競合ベンダーに釘を刺した(写真1、関連記事)。 「偽物のクラウドに注意せよ」という言葉は元々、元オラクルで米セールスフォース・ドットコムのCEOを務めるマーク・ベニオフ氏によるもの(関連記事)。これに対する回答を、エリソンCEOは今回の講演で語ったわけだ。講演中は、何度も「本物のクラウドか偽物のクラウドか」という視点を織り交ぜながら、新サービスのコンセプトと意気込みを語った(写真2)。 今回のエ
アサヒグループホールディングスは2011年9月から、中国にある3つの営業拠点でクラウドコンピューティングを利用した顧客管理システムを本格的に使い始めた。BI(ビジネスインテリジェンス)システムと組み合わせて、現地の小売店や飲食店といった取引先別や商品別の実売実績を見える化し、営業施策の立案精度を高めている。 今回、顧客管理システムを導入したのは、上海と深セン、大連の3拠点である。これらの拠点ではこれまで、商談や会議などの資料作成に1~3日もかかる場合があったが、これを3~5分にまで大幅に短縮できた。従来は表計算ソフトでデータを集計・加工するなどしていたが、現地ではこの作業に手間取っていたという。 システム開発ではクラウドを採用したことで、開発コストと期間も個別開発に比べて、4分の1ほどに抑えられた。 新システムは取引先別や商品別の実売実績を視覚的に見られる機能を備えている。例えば、ある取引
10月5日(米国時間)、カリフォルニア州サンフランシスコで開かれている米Oracleの年次カンファレンス「Oracle OpenWorld San Francisco 2011」において、最後のキーノートセッションが行われた(カンファレンス自体は翌日まで開催)。ステージに登壇したラリー・エリソンCEOは、声高にパブリッククラウドサービスへの参入を発表した。エリソン氏は「Oracleのクラウドは業界標準技術に基づいた真のクラウドだ」と力強く語った。 新サービス「Oracle Public Cloud」は、プラットフォームとアプリケーションのすべてにおいて、Javaをはじめとする業界標準技術が用いられているため、例えば、データベースやアプリケーションをOracle Public Cloudから米Amazon.comの「Amazon EC2」や米IBMのパブリッククラウドサービスに移行できるとい
ラリー・エリソンCEOの怒りを買って基調講演の予定をキャンセルされたsalesforce.comのマーク・ベニオフCEOが、ソーシャルメディアで探した代替会場で講演を行った。 「Oracle OpenWorld 2011で予定していた私の基調講演は急にキャンセルされたが、ショーを続けなければならない」――。米salesforce.comのマーク・ベニオフCEOは10月5日(現地時間)、米Oracleが年次カンファレンスを開催中のイベント会場近くのレストランで、“会場で行うはずだった”基調講演を行った。 同社は前日、ベニオフCEOが5日の午前10時15分からOracle OpenWorld(OOW)で基調講演を行うという発表文と、Oracleが同氏の講演をキャンセルしたという発表文を公式サイトに掲載した。 ベニオフ氏の“基調講演”は、OOWの会場であるサンフランシスコのモスコーニセンターのす
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