米セールスフォース・ドットコムは現地時間8日、Rubyベースのアプリケーション構築のためのクラウドアプリケーション・プラットフォームを扱う「Heroku」(ヘロク)社の買収について、最終合意に達したことを発表した。 Heroku社は2007年、アプリケーション開発者が設立した企業。主力製品はRuby版PaaS(Platform-as-a-Service)である「Heroku」で、Ruby言語の利点を活かしながらオープンな環境をサポートできるようにゼロから構築されている。現在、Heroku社はRubyを支援する開発者が作成した10万を超えるアプリケーションをサポートしている。買収金額は現金約2億1,200万米ドル(約178億円。買収により取得した現金を除く)。2011年1月31日までに完了する予定。 セールスフォース・ドットコムは、「Cloud 2アプリケーションの構築において業界をリードす
企業向けソフトウエアのセールスフォース(ティッカー:CRM)のユーザー・カンファレンスが先週開催されました。 同社はTwitterのようなユーザー・インターフェースを持ったサービス、「チャター」を今年発表しています。 この「チャター」ですが同社の既存顧客への浸透はすこぶる好調で、既に多くの企業が「チャター」を導入したことで「仕事の効率がUPしただけでなく、社員ひとりひとりの貢献をどう評価し、人事考課するかについて大いに考えさせられる」というフィードバックを寄せています。 この場合、組織に貢献するようなアイデアを出し、チームメンバーの役に立つ事のできる社員は必ずしもその組織のヒエラルキーで上の方の人とは限りません。 そこでセールスフォースでは社内の誰がこの企業内ソーシャル・ネットワークで企業の業績に貢献しているか?を測定する「チャタリティックス」という評価システムを開発、個々人の貢献度や影響
Developers are moving to the cloud because users expect their applications to be available from multiple devices – not just a PC or Mac – but a myriad new computers that come in the shapes of tablets, smart phones, and purpose-built devices. Users want be able to access their data from home, work, and on the road; CIOs want this data to be secure and manageable, the databases to be reliable and av
セールスフォース、Force.comを刷新、CMSなど強化。VMforceはベータへ。Dreamforce'10 セールスフォース・ドットコムがサンフランシスコで開催中のイベント「Dreamforce '10」。2日目の基調講演ではHerokuの買収に続き、同社の開発者向けプラットフォームであるForce.comの刷新と強化について発表されました。 構成管理、資産管理のソフトウェアをクラウドで提供 最初の話題は、Force.comはBMCソフトウェアの構成管理、資産管理機能を備えたソフトウェア「Remedy」をForce.com上に移植したRemedyforceの発表。 セールスフォース・ドットコム CEOのマーク・ベニオフ氏が、BMCソフトウェア CEO Bob Beauchamp氏を壇上に迎える。 多くのお客様から、Force.comネイティブなRemedyがほしいというリクエストをも
相変わらず攻撃的なベニオフ氏だが、実際にはオラクルのラリー・エリソン氏と親しいこともまた事実。このところ続くエリソン氏との応酬は、もはや“お約束”の感もある。とはいえこのような舌戦(という名のエール交換かもしれないが)を通じ業界、ひいてはユーザーが盛り上がることは、悪くないことだろう 2010年12月7日(現地時間)――米国サンフランシスコで開催された米salesforce.comの年次カンファレンス「Dreamforce 2010」で、基調講演のスピーカーを務めたのは、例年通り、いやそれにも増して戦闘力高めの、同社CEO マーク・ベニオフ氏である。 「われわれはクラウドコンピューティングの伝道者としての役割を果たしてきた」とベニオフ氏は胸を張る。“昔ながらのビジネスモデルを変えたくない、ある程度もうかっているうちは旧来の方法にしがみつきたい”と考えるユーザーに対し、同社はクラウドを選択す
帳票・BIベンダーのウイングアーク テクノロジーズは11月25日、「ウイングアーク・フォーラム 2010 in 東京」を開催した。同フォーラムではユーザー企業が「次の10年を見据えた企業システムを考える1日」として、次代の帳票・BI像に関するセッションが多数実施された。その中の1セッション「動き始めたクラウド-企業の情報システム部門はどう動くべきか?」では、クラウドコンピューティング(以下、クラウド)に積極的に取り組む“クラウドキープレーヤー”5人がクラウド導入のメリットと今後の課題について熱い議論を交わした。前編では、クラウド導入のメリット、現在クラウドの現場でどのようなことが起こっているのかについて導入事例と共にお伝えする。 登壇者 木内里美氏 大成ロテック 常勤監査役(2008年まで大成建設の情報システム部門で責任者を勤める。2003年に同社でクラウドを導入。最近はクラウドに関するコ
NTTデータは、AIGエジソン生命保険の新営業支援システムを受注し、セールスフォース・ドットコムの「Salesforce CRM」と「Force.com」を活用して、同システムをクラウドコンピューティングで構築した。AIGエジソン生命は11月29日より利用を開始した。 AIGエジソン生命の新営業支援システムは、営業社員約4,000名、保険代理店約9000名が利用するもの。顧客管理、商談、既契約リストなどの機能については「Salesforce CRM」の標準機能をベースに構築した。 さらに、保険設計・申込書機能の実現にあたっては、「Force.com」上に保険業務特有の規定チェックや保険料計算などのビジネスロジックをシステム化。同機能を「Force.com」上に実装した業務アプリケーションとしては生保業界初で、開発規模としてもワールドクラスになるという。 同一クラウドプラットフォーム上に営業
マイクロソフトのクラウドに対する“本気度”を伺えるのが、2011年1月に開始するCRMサービス「Dynamics CRM Online」だ。競合他社から乗り換える企業には、利用者1人当たり2万円を支払う。ソフトウエア版に先駆けてクラウド版を提供することと併せて、競合の追い上げを図る。 1月に提供を開始するDynamics CRM Onlineは、ソフトウエア版と同一のソースコードを使いながら、ソフトウエア版に先駆けてクラウド版を提供する。これまでのマイクロソフトは、ソフトウエア版の次にクラウド版を投入するのが常だった。順序を逆転させた狙いは何か? 米国事業での経験からだ。Dynamics CRM Onlineのベータ版を提供開始したのは、今年9月。英語、日本語など、8カ国語版で提供してきた。米国ではベータ版の採用企業数が当社の予測を大きく上回った。日本でも同様だ。日本では150社に上ってい
米セールスフォース・ドットコムは、同社のプライベートイベント「Dreamforce」を開催する。 6日から9日(現地時間)に、サンフランシスコのモスコーンセンターで開催し、マーク・ベニオフ会長兼CEOの基調講演はライブ配信も予定されている。また、その他ビル・クリントン米元大統領の講演、スティービー・ワンダーを迎えた記念イベントも開催される。 ライブ配信を視聴するには登録が必要となっている。 《RBB TODAY》
Salesforce.comのユーザーカンファレンス「Dreamforce」の初日である米国時間12月6日、MicrosoftはSalesforceのユーザーに自社製品「Dynamics CRM Online」への乗換えを促す新しいキャンペーン「Cloud CRM for Less」をローンチした。 MicrosoftはSalesforce顧客向けにキャンペーンの詳細内容を記した公開書簡を発表している。このキャンペーンの期間は2010年12月6日から2011年6月30日までで、MicrosoftのCRM Onlineへ移行する企業に対し、1ユーザーあたり200ドルのリベート(払い戻し)を提供するという。 利用条件には、「このリベートは、データのマイグレーションや自社独自のニーズに合わせたソリューションのカスタマイズなど、移行を支援するサービスに利用できる」とある。Microsoftは専用ウ
今年2010年は、海外勢だけでなく国内ベンダーまでもが本格的なクラウドへの参入を相次いで表明した。このことは2010年を、日本国内でクラウドが立ち上がった年として記憶するうえで最も重要な要因になるだろう。保守的な国内ベンダーまでもがクラウドへ向かい始めたことで、一気にクラウド市場が立ち上がると見られるからだ。まずはこの1年のクラウドに関する動きを時系列で見ていこう。 マイクロソフトのWindows Azureが、ワールドワイドで正式に商用利用が開始されたのは2010年1月のことだ。これにより、Amazon、グーグル、マイクロソフト、セールスフォース・ドットコムら海外の主要なクラウドベンダーのサービスがすべて正式版として出揃った。そしてこの月、日本IBMは社長直轄でクラウド関連の事業やサービスをまとめる専門の統括組織を設立。クラウドを国内企業に提案する体制を整えた。また、NTTデータはクラウ
Fleekdrive基本セミナー 社内・社外のセキュアなファイル共有を実現! 企業では部門ごとに業務が異なることから、データやファイルの管理方法も統一されていないという状況がよくあります。社内のファイルを効率よく共有し、業務自動化に繋げられる手段として挙げられるのが、オンラインストレージの活用です。 オンラインストレージにより、社内外でのファイル共有がスムーズになるだけでなく、アプリをまたいだ作業が省けるようになるなど、これまで当たり前と思っていた業務フローを改善することができます。 本セミナーでは、企業向けオンラインストレージ「Fleekdrive」の基本機能をご紹介するとともに、具体的な活用方法などをお伝えします。
昨年発表のChatterは無料版を提供へ さて、CRMをSaaS(Software as a Service)で提供するサービスから始まったセールスフォースだが、その後にクラウド上でユーザーが開発したアプリケーションを実行するForce.comを開始するなど、クラウドサービスの拡充を進めている。昨年開催のDreamforce'09の基調講演では、4つ目のサービスとして社内向けのTwitter型サービス「Chatter」を発表し、ソーシャルアプリケーションの自前での提供も始めた。 このChatterはSalesforce CRMやForce.comのユーザーであれば追加コストなしで利用できるが、今回の基調講演では新たに「Chatter Free」の開始が発表された。Chatter Free」は、2011年2月に開始する予定のサービスで、セキュリティ機能などが充実した上位エディションは1ユーザ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米Salesforce.comは12月7日(米国時間)、同社主催の年次イベント「Dreamforce '10」にて、コラボレーションツール「Salesforce Chatter」の無料版となる「Chatter Free」を発表した。 Chatter Freeについて、米Salesforce.com CEOのMarc Benioff氏は「Salesforce.comは、営業部門など社内の一部の部署のみで使われることが多いが、全社でChatterを使うにはどうすればいいのか、といった問い合わせをよく受けるようになった。われわれとしてもChatterをより多くの人に使ってもらいたいため、Chatter Freeを提供することにした」と述べた。
I am thrilled to be writing here about Heroku, a company we have signed a definitive agreement to acquire by January 31st. When I first met Orion Henry, James Lindenbaum and Adam Wiggins, co-founders of Heroku, I saw in them and in their language a reflection of myself, Dave Moellenhoff and Frank Dominguez when we started salesforce.com. They talked about simplicity and iteration. Of following st
Salesforce.comは12月7日(米国時間)、ユーザー&デベロッパーカンファレンス「Dreamforce 2010」にて、データベースクラウド「Database.com」を発表した。ここでは、同社のProduct Marketingのディレクター、Andrew Leigh氏に、Database.comとDatabase.comを包括する同社のクラウド開発プラットフォーム「Force.com」の展望について聞いた。 同氏は、Database.comについて、「Database.comはわれわれにとって自然な進化だ。というのも、CRMを最初に提供したが、後にその上の部分のオープン化を行い、今回さらに開発環境を取っ払ってデータベースと直接やり取りできるようにしたという背景があるからだ」と語った。 Salesforce.com Director of Product Marketing A
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