GoogleやAmazonとの戦いで注目の集まる価格とビジネスモデルがついに発表となった。 日本時間で昨晩、世界中のパートナーが一堂に会するカンファレンスWPC09のキーノートで Windows AzureのゼネラルマネージャーであるDoug Hougerが価格モデルを発表した。 といいたいところだが、実はキーノート自体では、提供方法の発表しかなく、 価格についてはこのブログでも何度か紹介しているWindows AzureチームのSteve Marxが twitterでつぶやいたのが、価格が公にされた最初の発言だったかもしれない。 smarx Windows Azure: $0.12/hr, $0.15/GB. Full pricing details: http://is.gd/1yBDq 24分前 TweetDeckで 詳細でリンクされているのはコチラ。Windows Azureチーム
米Microsoftは現在、「new CloudApp() 〜 Azure Services Platform Developer Challenge」(日本語サイトはこちら)というコンテストを開催している。 これは、その名のとおり、Azureプラットフォーム上で動作するクラウドアプリケーション開発の腕を競うというもの。全世界の開発者を対象に行われており、.NETまたはPHPで開発したAzureアプリケーション/サービスを受け付けている。 new CloudApp() 〜 Azure Services Platform Developer Challengeの公式サイト コンテストのカテゴリは、「International」、「US - .NET Applications」、「US - PHP Applications」は3つに分けられているが、2つ目と3つ目は米国在住開発者に限定されるた
文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子 2009-06-13 20:15 Microsoftの最高経営責任者(CEO)、Steve Ballmer氏が、Microsoftが自社CRMコアエンジンを土台とした新しいプラットフォームを構築していることについて初めて触れたのは2年前のことだ。その後、この技術についてMicrosoftから具体的な情報を得るのは、簡単なことではなかった。この技術は当初、「Titan」プラットフォームといわれていたが、現在「xRM」と呼ばれている。 だが、Salesforce.comが「Force.com」を強力にプッシュしていることから、Microsoftはやっと、xRM、それに自社クラウドプラットフォーム「Azure」の一部としてMicrosoftがホスティングするバージョンの位置づけに関する計画を率直に話す
[前編]クラウドでは我々が最先端,二度と後手は引かない 米マイクロソフト 最高経営責任者(CEO) スティーブ・バルマー 氏 スティーブ・バルマー氏は現在のクラウドコンピューティングを取り巻く状況を「1994年ごろのインターネットに似ている」と指摘する。新しいプラットフォームが台頭する熱気に包まれているというのだ。当時、マイクロソフトはインターネット対応に出遅れ、その後の戦略転換に苦しんだが、バルマー氏は「今度は我々が最先端だ」と断言する。 2008年10月の「PDC 2008」で発表した「Windows Azure」には、どのような狙いがありますか。 呼び方はソフトウエア・プラス・サービスやクラウドコンピューティング、オンデマンド、グリッドと様々ですが、新しいコンピューティングレイヤーが登場していることは、世界中が認めています。ストレージや計算能力が分散コンピューティングモデルによって提
日本ユニシス株式会社とマイクロソフト株式会社は12月15日、SaaS型SFAソリューションの分野で協業すると発表した。この第1弾として両社では、マイクロソフトの最新CRMアプリケーション「Dynamics CRM 4.0」をベースにしたSaaS型ソリューションを共同開発し、日本ユニシスから提供する。販売開始は1月、SaaSでの提供開始は3月を予定する。 Dynamics CRMではもともと、Microsoft Office製品との連携や高い親和性が実現されており、そこがユーザーに評価されている大きなポイントでもある。今回発表されたサービスでは、営業活動の効率化、ボトルネックの解消を目指し、さらに連携機能を強化しているのが特徴。Outlookとの連携による情報共有、Excelとのリアルタイム連携などの機能を備えているため、既存のビジネスプロセスに違和感なくSFAを取り込めるという。 また、日
KDDIとマイクロソフトは2008年12月11日,両社が共同で展開するSaaS(software as a service)事業者向けの支援プログラム「Business Port Support Program」の成果を発表した(関連記事1,関連記事2)。第一弾として,GCT研究所がSaaS型の業務アプリケーション・サービス「Just-iS」を12日から開始する。 Just-iSはSaaS型の統合業務パッケージ。「受注・販売」「商品購買・在庫」「リソース調達」「直送」「債権管理」「債務管理」「経費精算」「自動旅費精算」などのアプリケーションで構成し,12日時点ではまず「自動旅費精算」を提供する。 同アプリケーションでは従業員の交通費申請から上長の承認,経理部門の確認,振込精算といった一連の業務フローをWebブラウザ経由で処理できる(写真)。別売のICカード・リーダーを併用すればICカードや
先月(2008年10月)の最終週、マイクロソフトによる開発者向けカンファレンス「PDC(Professional Developers Conference) 2008」が開催され、クラウド・コンピューティングに関する新たな発表がなされた(ちなみに、このPDC 2008の内容を凝縮した国内向けカンファレンスとして「Tech・Days Japan 2009」が1月27日~28日にパシフィコ横浜で開催予定)。「Windows Azure」と「Azure Services Platform」である(“Azure”は日本では「アジュール」と読む。英語読みは「アジュア」)。発表当時はさまざまなメディアで報道されたので、すでに認知している人は少なくないだろう。 本稿は、この2つを簡単に紹介する。およそ1カ月前のPDC開催直前に「マイクロソフトが本気モードで進めるクラウド戦略」という記事(以降、「前回の
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
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Microsoftのソフトウェア開発者向けカンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」が終わり、さらにその翌週のハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2008」も終了したことで、Windows 7の概要が明らかになった。 近く現状、我々に配布されているビルドをNetbookで動かしてみるといったこともしようと考えているが、実際に2年ぶりのPDCに足を運んでみて一番強く感じたのは、Windows 7に関連することではなかった。一番Microsoftの凄味を感じたのは、PC Watchではビュー数の少なかったWindows Azureの方である。 Microsoftを嫌う開発者や競合にとってはあまり認めたくないことかもしれないが、Microsoftが進めるビジネス基盤の力強さがAzureにはある。それはおそらく、将来的にPCのエン
サンフランシスコ発--「Web 2.0 Summit 2008」はクラウドの話題でもちきりだった。各企業の幹部たちが口々に、クライアントから数百万台もの仮想化サーバーを連携させた情報パイプへの移行を議論していた。 Cisco Systemsの最高技術責任者(CTO)Padmasree Warrior氏はこう語った。「クラウドについては、大げさな話がたくさん出ているが、われわれはコンピューティングの次なる進化と考えている。それは、サービスとアプリケーションを物理的なリソースから抽出して、オンデマンドレイヤの利用を拡大する方法だ」 Warrior氏の考えでは、クラウドコンピューティングはプライベートな独立型のクラウドからハイブリッドなクラウドへ進化し、それがクラウド間におけるサービスとアプリケーションの動きを可能にして、やがては連合型の「イントラクラウド」が実現するという。 「われわれは、アプ
クラウド・コンピューティングを巡る米ITベンダーの“空中戦”が、いま抜群に面白い。特に、マイクロソフトのクラウドOS「Windows Azure」なるものは、つくづく良く出来た仕掛けだと感心した。良く出来たというのは、マーケティング上でという意味。視界不良の雲の中に誘いたいグーグルやアマゾン・ドット・コムと、視界良好の青空にしたいマイクロソフトの虚々実々の駆け引きが見えてくる。えっ、何のことか分からないって。 マイクロソフトがWindows Azureを発表した10月27日、彼らの技術カンファレンス「PDC」の初日だ。それでもう、PDCはクラウド・コンピューティング一色に染まるお祭り騒ぎとなったようだ。そのあたりの話は、既にIT系メディアでさんざん紹介されているので、あえて論評しない。私が面白いと思ったことだけ書くと、マイクロソフトはクラウド・コンピューティングを極めて分かりやすいものにし
Web 2.0の特徴とされる「永遠のベータ」。その典型的サービスの1つと見られていたアマゾンのクラウドサービス「Amazon Web Services」(以下、AWS)が2008年10月23日、ついにベータの冠を取って正式サービスとなった。同時に99.95%のアップタイムを保証するSLA(サービス品質保証契約)の提供も開始した。 Amazon Web Servicesの転回点を告げる3つの発表 クラウドコンピューティングの狭義の定義として「PaaS」(Platform as a Service)を使えば、現在急速に技術・サービスの拡張を続けているビッグプレーヤーは、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、セールスフォースの4社だろう。 PaaSとは、ハードウェアやOSとは無関係に、インターネット上のサーバ群を使ってソフトウェアを実行するプラットフォームを実現、提供するサービスのことだ。もちろん
ロサンゼルス発--Microsoftは米国時間10月27日、Microsoft社内のデータセンタからインターネットを通じて提供される「Windows Azure」を発表した。 Windows Azureは、各ユーザーのPCで動くOSの置き換えというよりは、開発者が企業のサーバではなく、Microsoftのデータセンタ内で稼動するプログラムを書くことのできる代替手段となる予定だ。 MicrosoftのチーフソフトウェアアーキテクトであるRay Ozzie氏は「Windows Azureが、われわれの提供するソフトウェアの新たな形式となり、われわれの戦略変更ともなる」と述べた。 Microsoftは、2005年にサンフランシスコで開催されたイベントにて、初めて「Live Services」へのシフトを概説した。その後、同社は小刻みに、「Live Mesh」を始めとする、いくつかの新サービスをリ
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