[ソウル 24日 ロイター] - 韓国産業通商資源省は24日、貿易規制上の優遇措置対象である「ホワイト国」リストから韓国を外す日本の計画について、正当な理由や協議もなく、より厳しい状況をもたらすと指摘した。 両国の関係は元徴用工問題や、日本による韓国向けの輸出規制強化を受けて悪化している。 同省は声明で、日本の計画は日韓の経済・安全保障協力関係を損なう極めて憂慮すべき問題であると懸念を表明。日本に対し、計画を取りやめるよう求めた。 成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源相は、ブリーフィングで「60年以上にわたって維持・発展させてきた日韓の経済関係や北東アジアの安保協力関係の基礎を損なう、極めて憂慮すべき問題だ」と指摘。「ホワイト国リストからの韓国除外は国際的な規範に反するもので、グローバル・バリューチェーンや自由貿易に及ぼす深刻な悪影響を懸念している」と述べた。 日本は先週、ホワイト国リストか