毒を吐いた言葉なんて・・・ そりゃ、軽いだろ。だが、吐かれた相手は重いんだ。 あんたの言葉は軽いがな。 その想像力のなさを自覚して、ときどき目眩を覚えとくれよ。 ウィットのきいた言葉を投げる知性もなく、 ただ辛辣な言葉で罵倒したあと、 無為に生きるのに飽きたと、あんたは言った。 その言葉の奥に、なんの優しさもなかった。 じゃあ、どうするよ。 どうすんだよ。 地べたに向かって叫んでも、木霊しか聞こえない。 じゃあ、どうするんだよ。 血反吐でも吐いてみるかい、おい、そこの。 じゃあ、どうする。 どうしたらいい・・・ 答えがあるのか。 どうするんだよ。 人を傷つけるなら、その吐いた言葉をカバンに入れて自分で運んでくれ。 そのカバンを大事に、どっかへ消えちまいな。 あたいの目には水が溜まっている・・・ なぜって? チッ、その理由がわかりゃ、ここにゃあいないよ。 雨から晴天 皆さま、お元気ですか。
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