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ブックマーク / toyokeizai.net (21)

  • システム移動で自治体悩ます「2つのコスト問題」

    2025年度までという政府の大号令の下、全国1788の自治体が急ピッチで進める“システム大移動”。しかし今、約1割の自治体が早々に「期限までの移行は困難」と白旗宣言する事態に陥っている(詳細は記事前編「1割が白旗、『自治体システム大移動』で広がる混乱」)。 作業を担うベンダーが見つからなかったり、既存システムが個別仕様で作業に時間がかかったりすることが主な理由だ。さらに、こうした物理的な障壁に加えて、「2つのコスト問題」が多くの自治体の頭を悩ませている。 遅れても補助金はもらえるのか 1つは、システムの移行そのものにかかる費用だ。これについては政府がシステムの移行費を全額補助する基金がある。今の自治体のもっぱらの関心は、期限内に移行できなくても補助金を得られるか、という点にある。 政府は2020年度と2021年度の補正予算で計約1800億円を計上、2023年度の補正予算では約5200億円を

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    jun_okuno
    jun_okuno 2024/04/01
  • 1割が白旗、「自治体システム大移動」で広がる混乱

    「移行に対応する能力がない地場ベンダーが撤退する一方、全国一斉の作業に国の制度変更への対応も重なり、大手であっても人手が足りない。既存顧客を引き受けるだけで精いっぱいだ」 全国1788自治体の3.5万近くに上る既存システムを、2025年度までに一斉に作り替える――。「令和のシステム大移動」とでも呼ぶべき、政府主導の巨大プロジェクトが国民生活の裏側で始まっている。 これまで自治体が個別に構築してきた住民記録や戸籍情報などに関する20の基幹業務システムを、政府が示した共通の仕様書(基準)に合う形で作り直す「システム標準化」を行い、政府が整備する「ガバメントクラウド」上で稼働させる。自治体のシステム運用の効率化を図る狙いで、政府はすでに7000億円規模の予算を投入して事業を推進している。 しかし、その作業は当初の想定以上に難航している情勢だ。政府は昨秋、移行が極めて難しい一部自治体については20

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    jun_okuno 2024/04/01
  • ChatGPT、「算数」より「作文」が得意な納得の仕組み 『ChatGPTの頭の中』著者、ウルフラム氏に聞く | IT・電機・半導体・部品 | 東洋経済オンライン

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    jun_okuno 2023/09/08
  • Jリーグ1000試合の日程、40分で決まるワケ

    今年もJリーグが開幕した。リーグ戦、YBCルヴァンカップ、天皇杯という3大タイトルを目指し、これから9カ月間、合計57チームがしのぎを削るわけだが、この間に開催される試合数は1000以上に達する。 リーグ戦の合間にルヴァンカップの日程や国際大会、天皇杯の予選、戦が入り込むJリーグの日程は複雑を極め、その試合の組み合わせを決める作業は当然に難易度が高い。 その難易度の高い作業をこなしているのは当然に人ではなく、「日程くん」と命名されたシステム。基になっているのは、重厚長大産業の代表格である製鉄会社が、最も効率的に製品を製造するために編み出した、「組み合わせ最適化技術」なのである。 初代日程くんの登場で作業速度が向上 現在、J1は18、J2は22、J3は17のチームが参戦している。リーグ戦はJ1、J2、J3とも2回ずつの総当たりとなっている。試合日程の組み合わせの数は、実にJ1で10の255

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    jun_okuno
    jun_okuno 2017/03/17
  • ロジクール1.3万円マウスは何がスゴいのか

    世界初のマウスを商品化したことで知られるロジクール(日以外ではロジテック)。スイス・ローザンヌで生まれ、現在はカリフォルニア州フリーモントに社を構える同社は、ハイエンドのコンピュータ用マウス「MX Master」を明らかにした。発売日は4月2日で、直販価格は1万2880円(税別)だ。 パソコン用”マウス”と言えば、その普及にはマイクロソフトも大いに貢献してきた。Windowsの操作性を高めるために、自社開発の高品位なマウスを連発していたこともあった。しかし、マイクロソフトは徐々に、マウスとしての機能性や技術的な進歩よりも、可搬性やデザイン性など、技術以外のところで付加価値を高める方向へと商品開発の重心を移していった。 実質的に9年ぶりのハイエンドマウス そんな中、あくまでも機能、性能といった要素を重視し、最新技術や複雑なメカ設計を用いてマウスの最上位モデルをロジクールは開発してきた。と

    ロジクール1.3万円マウスは何がスゴいのか
  • 派遣法改正でITエンジニア30万人に迫る危機

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    派遣法改正でITエンジニア30万人に迫る危機
  • さかなクンが語る、漁業の現状

    ――日の水産物の資源状態についてどう思いますか。 日各地でいろんな漁場を見せていただいたり、漁船に乗せていただいたりしています。「すギョいいっぱい獲れてる!」と思っても、実際はいつもより少ないということもあります。例年とどう違うのかは専門家や浜の方に聞くのが一番重要かなと思っているところです。 近年は日近海の水温上昇とともに獲れるお魚の種類や旬自体が変わってしまっているとよく聞きます。たとえばサワラですね。西日のお魚というイメージがとても強いですが、最近は三陸や日海側の港にサワラが大量に水揚げされている光景を目のあたりにすることが多いです。漁師さんに聞くと「サワラなんてこっちでは以前はそうめったに獲れなかった」とおっしゃっていました。獲れる漁場が変わっているんですね。 旬がなくなっちゃう 多摩川のアユは秋に産卵するんですが、水温が下がりきらないので翌年の春に産卵することもあるらし

    さかなクンが語る、漁業の現状
  • 歴史を変えたコンテンツの共通点

    2013年10月10日、株式会社KADOKAWAは新たな選書レーベル「角川EPUB選書」を創刊した。創刊ラインナップの中から、自身初の単著となる『ルールを変える思考法』を上梓した株式会社ドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏、『グーグル、アップルに負けない著作権法』を上梓した株式会社KADOKAWA取締役会長・角川歴彦氏のお2人に登場していただき、グーグル、アップル、アマゾンに対抗して、日のコンテンツ産業が生き残っていくための方法について、思う存分語り合っていただいた。 連載第1回目―「情報化社会で真の知識人は「コミュ障」の人間」はこちら 連載第2回目―「5年後、日のメディアコンテンツはこうなる」はこちら ——ニコニコ動画では、クリエーターに才能を発揮させるための仕組み作りで、どのようなところに気をつけていらっしゃいますか。 川上:ひとつは、ユーザーさんの支援です。ドワンゴというのは、いわ

    歴史を変えたコンテンツの共通点
    jun_okuno
    jun_okuno 2013/10/21
    "CGM(消費者生成メディア)で爆発的人気が出ると、ユーザーもこれは自分たちの文化で、企業は介入してくれるなと言うのだけれども、ユーザー自身が管理しているコミュニティはだいたい2年で崩壊するんです。"
  • 5年後、日本のメディアコンテンツはこうなる

    2013年10月10日、株式会社KADOKAWAは新たな選書レーベル「角川EPUB選書」を創刊した。創刊ラインナップの中から、自身初の単著となる『ルールを変える思考法』を上梓する株式会社ドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏、『グーグル、アップルに負けない著作権法』を上梓する株式会社KADOKAWA取締役会長・角川歴彦氏のお2人に登場していただき、グーグル、アップル、アマゾンに対抗して、日のコンテンツ産業が生き残っていくための方法について、思う存分語り合っていただいた。 対談第1回: 情報化社会で真の知識人は「コミュ障」の人間 はこちら ――川上会長の新刊『ルールを変える思考法』を、角川会長もお読みになったそうですが……。 角川:僕はね、川上くんは語りの天才だなと思っているんです。普通はインタビューや対談、ブログの記事などがそのままになるというのは、なかなかないんです。でも、川上くんのイン

    5年後、日本のメディアコンテンツはこうなる
  • 情報化社会で真の知識人は「コミュ障」の人間

    2013年10月10日、株式会社KADOKAWAは新たな選書レーベル「角川EPUB選書」を創刊する。第1回のラインナップの中から、自身初の単著となる『ルールを変える思考法』を上梓する株式会社ドワンゴ代表取締役会長・川上量生氏、『グーグル、アップルに負けない著作権法』を上梓する株式会社KADOKAWA取締役会長・角川歴彦氏のお2人に登場していただき、グーグルやアップル、アマゾンに対抗して、日のコンテンツ産業が生き残っていくための方法について、思う存分語り合っていただいた。 ――来る10月10日に「角川EPUB選書」がスタートします。第1弾は4冊刊行されますが、お2人の著書もラインナップされています。そのあたりの経緯からうかがいます。 角川:「EPUB選書」って引っかかる言葉でしょ? 普通ならもっとおだやかで平和的な言葉を選んでシリーズ名をつけるんだけど、あえて「EPUB選書」としたのは、新

    情報化社会で真の知識人は「コミュ障」の人間
  • 半沢直樹もたまげる、究極の「出向先」

    「おい半沢、聞いたか?近藤の出向先がタミヤ電機に決まったぞ」 及川光博さん演じる渡真利忍が、主人公の半沢直樹(堺雅人さん)に語りかける。2013年最大のヒットとなったテレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)で、印象的だったシーンの一つだ。 『半沢直樹』の最終回では、銀行から外部企業への「出向」をめぐる、悲喜こもごもの人間模様が最後の最後まで描かれた。衝撃のラストシーンも大きな話題となっているが、出向については論争も巻き起こっている。ドラマが大ヒットした反動で、出向についてネガティブなイメージが多くの視聴者に刷り込まれたかもしれないが、実際の出向とは「出向元(元の会社)との労働契約を維持しつつ、出向先の指揮命令の下で就労する」仕組み。銀行に限らず一般企業では特段珍しいことでもない、という主張が出るのももっともである。 だが、こんな出向の通告を受けたら、さすがの半沢直樹もぶったまげるかもしれない。

    半沢直樹もたまげる、究極の「出向先」
  • パズドラのヒット、半分以上は"運"です

    6月8日にダウンロード数が1500万件を突破し、ますます勢いに乗るガンホー・オンライン・エンターテイメントのスマートフォン向けゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」。1個85円(iOSの場合、Google Playでは6月18日時点で99円)のアイテム「魔法石」を販売しているだけでありながら、月商100億円を超えているお化けタイトルだ。 週刊東洋経済6月22日号(6月17日発売)では16ページの特集「パズドラの破壊力」を掲載。どこよりも詳しくパズドラ一人勝ちの秘密、今後の課題に迫っている。もはや日を揺るがすような社会現象にもなっているパズドラ。多くのユーザーを虜にする作品はどのように生まれたのか。森下一喜社長と山大介プロデューサーに話を聞いた。 ──ヒットの要因をどう分析していますか。 山:半分以上は運だと思っています。どれだけ面白いと思うものを作っても、当たるかどうかわから

    パズドラのヒット、半分以上は"運"です
  • 糸井重里「ブラック企業が生まれる理由」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

    ※インタビュー(上):糸井重里「楽しいからこそ、仕事はできる」 世の中がおもしろくない、とは言うまい ――企業にいると、自分で仕事をつくり出す人もいますが、ほとんどの人は仕事が上からふってきます。それをきちんとこなしていくことも大事ですよね。 そうですね。展覧会で紹介している「99の『はたらく人』のことば。」にもありますが、萩欽一さんが、「したくない仕事しか来ない」と言ってるんです。あんなに視聴率をずーっと稼ぎまくってきたのに、「不意な仕事しかなかった。全部と言っていいぐらい不意な仕事だった」って。それをやりたい仕事に変えるんだって。不得意な司会を「やってみろ」と言われて、「エエッ、司会なんてできないよ」と。でも、そこから始まるんです。 ――自分の向き不向きは、あんまり決めつけないほうがいい、ということですね。 向いてない人ばっかりなんじゃないですか(笑)。 ――ああ。そこから自分で

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  • 糸井重里「楽しいからこそ、仕事はできる」

    ――ぜんぜん、そんな感じはしなかったです。おもしろかったです。 そうですか。じゃあ、よかった。 ――「ほぼ日」が今日6月6日に15周年を迎えられて、いまあらためて「働くこと」にフォーカスされたのは、なにか理由があるのでしょうか。 仕事をしていくなかで、やっぱり人が大事だなと思ったんです。昔だったら、どこの会社とつながりがあるとか、どこに工場を建てるとか、そういうことがすごく重要だったんですけど、そんなことよりも、どのような人に会うか、どのような人が仲間になるかがよっぽど大事だって、ずーっと感じていたんです。 どの企業もきっとそうなんですね。 一方では、いろいろな企業のなかで「ここで働いても、どうなんだろうなあ……」って悩んでいる人たちが、ほかの企業に動きにくいじゃないですか。人も仕事場も、需要があるのに滞っていますよね。 ――動きたい人がいっぱいいるのに動けない。 そう。それで、あんまり型

    糸井重里「楽しいからこそ、仕事はできる」
    jun_okuno
    jun_okuno 2013/06/24
    "あとは、やっぱり打席を多くして、アウトプットの分量を増やすことが、楽しく働くコツでしょうね。「どうすればいいかなあ」って毎日、机の前に座っているだけの人は、一瞬の楽しさも得られないですよ。"
  • ジブリもピクサーも、「パズドラ」のライバル

    ※ 前編はこちら:「パズドラ」大ヒットの真相 僕らには「ゲーム屋」としての思想哲学がある ――今のガンホーにとっての競合は? エンターテインメント(娯楽)にかかわる企業のすべてですね。たとえばスタジオジブリも米ピクサーも対象に入ってきます。エンターテインメントは人間にとって、必需品ではありませんから、人間のライフスタイル、生活の中にある余暇の時間から、いかに自分たちのゲームに時間を割いてもらうかということが重要になります。 ――ここ数年の成長が目覚ましいモバゲー(ディー・エヌ・エー)、GREE(グリー)をどう見ていますか? 彼らはゲームを作りたくてゲーム会社になったわけではないので、言葉は悪いですけど、僕たちとは人種が違います。IT企業として、儲かることは何でもやるのでしょう。彼らには彼らの思想哲学があるでしょうし、僕らには「ゲーム屋」としての思想哲学があります。 僕たちとは合わないから、

    ジブリもピクサーも、「パズドラ」のライバル
  • 「パズドラ」大ヒットの真相

    パソコン向けオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」から出発し、スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」(通称パズドラ)が大ヒット――。 ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2月14日に発表した2012年12月期決算に、市場関係者は度肝を抜かれた。売上高258億円(前期比2.7倍)、営業利益92億円(同7.9倍)は、市場の事前予想を大幅に上回る水準だったからだ。 株価は1年で16倍に 驚くことに、足元の成長は加速している。1月単月の売上高85億円は前年同月比11倍。このままの成長が続くと仮定すれば、わずか3カ月で前年度の売り上げに並ぶ計算である。 株価の値上がりも尋常ではない。2月18日にはソーシャルゲーム大手、グリーの時価総額を追い抜き、2月22日の終値272万5000円は、1年前の約16倍だ。同時点の時価総額3133億円は、ジャスダック5位の日マクドナルドホールディングスに次

    「パズドラ」大ヒットの真相
  • 打倒アマゾン!ヤマダ電機、気迫のO2O

    Amazon楽天と戦いたい。戦って勝つ。これしかない。ネット企業には絶対に負けない」 売上高日一を誇る家電量販店、ヤマダ電機の副社長でありCIO(最高情報責任者)を務める飯塚裕恭氏は、闘志を燃やす。 ヤマダ電機は、ネットとリアル店舗の融合、O2O(オンライン・ツー・オフライン)に向けて、格的にアクセルを踏み込んだ。目的はただひとつ。ネット通販企業に勝つためにほかならない。 今、家電業界は新たな戦国時代に突入した。ヤマダ電機は、国内家電業界ナンバーワンの売り上げを誇る王者だ。2012年3月期の売上高は1兆8354億円。2位のエディオンの2.4倍もの数字だ。経常利益も1000億円を超え、国内家電業界の天下統一をしたかのように思えた。 しかし、新たな強敵が台頭した。Amazon楽天といったネット通販企業だ。ネット通販の市場は、右肩上がりに2ケタ成長を遂げ、2011年度は8.8兆円に達し

    打倒アマゾン!ヤマダ電機、気迫のO2O
  • 新日本プロレスの売り上げを10倍にする

    グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。 1月18日のコラムでは、新日プロレスの経営改革について、プロレスの歴史などと絡めながら、分析を行った。その続編として、4日連続して、木谷高明・新日プロレス会長への直撃インタビューをお届けする。 ※第1回目のインタビューはこちら ライブの売り上げを3倍に増やす キム:前回は新日プロレス買収の背景をお伺いしましたので、今回は、どういうふうに新日プロレスを盛り立てていこうとされているか、今後の経営戦略に関してお伺いしたいと

    新日本プロレスの売り上げを10倍にする
  • なぜ私は、新日本プロレスを買ったのか?

    グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。 前回のコラムでは、新日プロレスの経営改革について、プロレスの歴史などと絡めながら、分析を行った。その続編として、日から4日連続して、木谷高明・新日プロレス会長への直撃インタビューをお届けする。 プロレスは、独占できるカードゲームコンテンツ キム:日は、よろしくお願いいたします。まず、ゲーム会社のユークスから新日プロレスを買収されて1年弱が経つわけですが、買収の経緯を教えていただけますか。これは、急に来た案件だったの

    なぜ私は、新日本プロレスを買ったのか?
  • 日本のアニメは"薄氷"の上にある

    インタビュー(上)はこちら ――最近のアニメ作品では動画仕上げなどを中国韓国などへ外注するケースが多いですが、作のスタッフ編成を見ると、日人スタッフが多いですね。 手描きのアニメーション作業を3DCGでやる場合、今回のスタッフの3倍ぐらいの人員が必要になります。その際、原画までは何とか国内で賄えるんですが、動画、仕上げの段階になると、もう無理です。そこで今回取り入れたのが、フルCGのキャラクターを3Dでまず作りあげて、それを動かすという手法。この場合、その動画仕上げにあたる部分を全部3Dアニメーターが担うことになります。 特に今回は共同制作として、3Dアニメーションスタジオのサンジゲンと組んだのが大きかった。ここはアニメーターたちを全部自分たちのスタジオに置いて、作業を管理しているチームなので、ほとんど海外に出す必要がありませんでした。 日のアニメの強みはセル画 ――そのサンジゲン

    日本のアニメは"薄氷"の上にある