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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (114)

  • コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠

    【Column】コミケ76に見る参加者の低年齢化とその問題点:ボーダーライン リンク先の記事では、コミックマーケットの低年齢化問題について焦点をあてている。私自身のみている限りでも、最近、中学生ぐらいの子が増えていると思う。こうした問題は、野放しにしておけばいずれ火種に発展する可能性が高く、それはコミケの存続にもダイレクトに関わってくるだろう。 それにしても、コミケ参加者も随分と変化したものだと思う。遠い昔は首都圏を中心とした“コアなおたくの祭典”だったのかもしれないが、いまや日全国からオタクが、否、オタクというよりはむしろ消費者が集う祭典へと変貌しつつある。敢えて「消費者が集う祭典」と書いたのは、それがコミケの理念からズレまくった物言いではあっても、残念ながら事実としてはそうなりはじめているからだ。 「コミケの理念と目的」については、こちらにまとめ記事があるので、もし良かったら読んでみ

    コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠
  • “シェリルのパンティ騒動”とマクロスFの目眩 - シロクマの屑籠

    マクロスF (フロンティア) 1 [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2008/07/25メディア: DVD購入: 5人 クリック: 108回この商品を含むブログ (139件) を見る 自分はアニオタ専攻ではないので、マクロスFは少し周回遅れの形でみている。それにしても、興味深く勉強になるアニメだ。マクロスという、昭和を懐古したくなるような古いワイン樽に、21世紀の新しいアニメ技術・アニメ作法という葡萄酒を注いでみたら、マクロスFという新旧ごちゃ混ぜの風変わりな逸品が出来上がった。そんな風に思いながら、みている。 なかでも抜群にクラクラしまくったのは、第八話における“シェリルの下着騒動”だ。これは、シャワーの後に一人歩きした*1シェリルの下着を巡って----それもヒラヒラとひらめく下着を巡って----学園の生徒一同が七転八倒する騒動だ。この、騒動をみているうちに僕は

    “シェリルのパンティ騒動”とマクロスFの目眩 - シロクマの屑籠
  • 「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠

    ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群 リンク先のはてな匿名ダイアリーの記事が、色々と示唆的だ。「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」、という三十代オタク男性に、女性の側が当惑し、到底引き受けられないと結論づけるまでのいきさつが記述されている。 くだんの三十代男性は、女性側が未だ好きとも嫌いとも、付き合うとも付き合わないとも判断しきっていない段階で、いきなり自分のダメな所を延々と語り始めたわけである。これは、例えば「合コン」「お見合い」などの場ではありうべからざる、交際前段階のコミュニケーションとしては非合理的な振る舞いのようにみえる。自分が職場で活躍している武勇伝でも話したほうが、まだしも効果的かもしれない。 にも関わらず、異性にアプローチするなかでのダメ語りというのは、意外と耳にすることがある。何故、付き合ってもいないうちから「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」と言い出してしまうのか?私は、非

    「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/08/30
    結果を入り口としているパターン。この手のパターンにすかさずぶつけてくるid:mizukikさん。
  • 彼女をオタ道に引きずり込むための、幾つかの心がけ - シロクマの屑籠

    彼女と一緒にアニメをみたい。彼女をもう少しオタオタとした方面に引きずり込みたい。そんな、“彼女をオタ道に引きずり込む”ために気をつけたら良さそうなtipsについて、考えてみることにした。 【前提条件】 アニメやゲームに対して免疫力が全く無いという女性はさすがに無理。中学生や高校生時代にジャンプやマガジンを幾らか読んでいて、「るろうに剣心」あたりが結構好きだった、ぐらいの水準であればok。コバルト文庫あたりを読んでいればなおok。二等身のキャラクターグッズなどに「かわいらしさ」を感じるようであればすごくok。ちょいオタ娘に照準を絞る、という前提条件で。 【引きずり込むための、心がけ幾つか】 まずは、素のままの彼女が楽しめる作品を、一緒に楽しむ所から入っていく。例えば『天空の城ラピュタ』や『DEATH NOTE』は、非オタであっても知名度が高く、なおかつお互いに楽しみやすい。あまりオタっ気が無

    彼女をオタ道に引きずり込むための、幾つかの心がけ - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/07/24
    「1周メタって、落とすところに落とせましたー」という報告記事。メタをかける少年少女にぜひ。
  • 僕の場合、恩師はいつも過去からやってくる - シロクマの屑籠

    学校教師より塾講師を「良い」と感じやすい理由について - シロクマの屑籠 上の文章に対して、高校生の方*1から質問を頂きました。 「シロクマさんにとっての恩師って、どんな存在?」と。 これに答えてみようと思います。 僕の場合、在学中は先生には全く感謝していなかった代わりに、ろくに期待もしないで過ごしていました。だから、随分と悪さもしたし迷惑も平気でかけていたし、そのせいで随分と怒られました。ただ、ろくに期待してなかったお陰で、“先生の許せない部分や尊敬できない部分に気付いてがっかり”という事もありませんでした。「うるさい先生」「見逃してくれない先生」と思うことはあったけど、先生ってそういうモンだよねと割り切って学生やっていました。 僕が先生達を「恩師」と認識するようになったのは、卒業して何年か経ってからです。「もし、あの時に先生から教わっていなかったら、きっとひどい目に遭ってただろうなぁ」

    僕の場合、恩師はいつも過去からやってくる - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/07/13
    『恩師は過去からやってくる』としてセルフ格言化出来そうな感じ
  • 音楽趣味やオタク趣味が未熟なんじゃなくて、貴方が未熟なんじゃないんですか? - シロクマの屑籠

    2008-06-15 - 古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」 リンク先の文章には、基的に同意できない。 id:republic1963さんいわく、多くの音楽ゲーム・コミックは「大人のコンテンツ扱いしてもらえない」。だから「そんなことしてないで、お前も大人になれ」と周りの大人に迫られてしまう、のだという。 それは当なんですか? 私の周りでは、還暦を迎えてもミリタリー趣味に夢中の人や、ピコピコ音楽が大好きな人を案外見かけたりします。『ガンダム』や『信長の野望』の話になると目を輝かせる四十近くのおっさんだっている。そんな彼らが「大人になれ」と言われているかと言ったら、全然そんな事はなくて、高い社会見識を持ち、職場の色々な人に信頼もされている。ピコピコ音楽大好きの人などは、歳も歳だというのに、Perfumeもかなり前から聴いていたようです。自分の文化クラスタを大切

    音楽趣味やオタク趣味が未熟なんじゃなくて、貴方が未熟なんじゃないんですか? - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/06/15
    問題は、本人の有限リソース内での処理能率で、リソースと処理能率がちゃんと回っていれば、ある程度、『日常』としている部分と切断は可能。
  • 94年のおたく侵入者と、08年のオタク侵入者の相違について - シロクマの屑籠

    id:tenkyoinさんへ。 http://d.hatena.ne.jp/tenkyoin/20080606#p1 んー、似ているところもあるけれど、違っているところもあると思う。「落ち武者が界隈に侵入してきて、そこでふんぞり返る」という構図自体は、かつての「おたく」時代後期の話と「オタク」時代後期(と推測される〉現在では共通しているようにみえますが、以下の点で少し違っているような気がします ・90年代のお話のほうは、インテリ落ち武者と「引きこもり系」の共犯関係を通して、オタクコミュニティ固有のヒエラルキーの秩序を形成し、内側のオタ自治領を曲がりなりにも構築した、という経過だと思った。しかし今オタク界隈になだれ込んできているのは、インテリ落ち武者とかではなく、例えばヤンキー崩れとかで、指向されているものは界隈全体の秩序ではないと思う*1。無いところに秩序を形成した侵入者のお話から、既にあ

    94年のおたく侵入者と、08年のオタク侵入者の相違について - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/06/06
    ヤンキーorオタクorDieの話とか思い出す。
  • オタク界隈という“ガラパゴス”に、“コミュニケーション”が舶来しました - シロクマの屑籠

    時代は オタク=コミュニケーション貧者 オタク愛好家=冴えない根暗 ではなくなってきてるんじゃないかと思う。 例えば僕が「脱オタサイト(汎用適応技術研究[index])」を開いた2001年頃だったら、秋葉原であれコミケであれ、[オタク=コミュニケーション貧者][オタク愛好家=冴えない根暗]という図式は、確率としては、かなりの確度で当てはまっていたと思います。インターネットで『侍魂』『ちゆ12歳』なんかがヒットしていた当時、“オタクでも服装を整えよう”とか“オタクだけど周りの目を気にしてみよう”などと考える人の姿はまだ疎らで、今で言うアキバ系ファッションが最盛期でした。 この2000年前後においては、服飾面でも、会話技能や処世術でも、アニメやゲーム趣味を主な娯楽にしている思春期男子と、そうではない思春期男子には、コミュニケーション能力のアベレージにかなりの落差があったと思います。当時、“脱オ

    オタク界隈という“ガラパゴス”に、“コミュニケーション”が舶来しました - シロクマの屑籠
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    junkMA 2008/05/31
    サブカルは変化したのかな?
  • かわいそうという想像力 優先順位づけへの想像力 - シロクマの屑籠

    医療におけるトリアージにせよ、そこまでいかないけれども何らかの優先順位が求められる活動に際しも、「かわいそう」という葛藤に想像力が及ばないのは、確かに問題だし、そういう人は困ったものだなと思う。 しかし、「かわいそう」と葛藤することに想像が及ぶばかりで、何故トリアージや優先順位づけといった営為が必要になるのか、という切実さに想像力が及ばないんだとしたら、これも問題だし、そういう人も困ったものだなと思う。 もし、「優先順位づけ」「かわいそう」のどちらか一方にしか想像力が働かない人同士が言葉を交わすとしたら、そりゃあかみ合わないだろうな、と思う。この辺り、性質の違う二つの想像力を持つのが望ましいし、たぶん多くの人は意外とバランス良く持っているんじゃないかとも思うけれど、それが難しい人もなかにはいるのかもしれない。まぁ、難易はともかく、どちらかの側だけに固執する人をみかけたら、想像力が足りないと

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    junkMA
    junkMA 2008/05/24
    『なかには、何らかの理想のために、敢えてバランスをとらずにどちらか一方だけを捧げ持つ人もいるかもしれない。』:『飽きたので』に白熊さんの記事としてのすべてが集約されていると思った。
  • 非モテ・非コミュ方面をまとめる為の備忘メモ - シロクマの屑籠

    そろそろ、自分なりに非モテ・非コミュ問題の結論をまとめたいと思っているので、重要と思われる文章を備忘的に集めて置いておくことにする。 非モテ・非コミュの幼少期に関連した文章 http://d.hatena.ne.jp/Agguy0c/20071031/1193805381 ・Agguy0cさんの、生まれ育ちについての独白。両親との関係について綴ったうえで、自分自身のなかに生まれた不安感と空白について言及している。両親との関係と、Agguy0cさんの現在までの非コミュ的メンタリティには、多かれ少なかれの因果関係があると推定される*1。そして、親の世代のメンタリティが子の世代であるAgguy0cさんに世襲しているかのように読める部分もある。「他人と親密な関係を結ぶ事がもし出来ないとしても、せめてこの連鎖を断ち切りたい」という悲壮な表明で、このエントリは締めくくられている。 http://d.h

    非モテ・非コミュ方面をまとめる為の備忘メモ - シロクマの屑籠
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    junkMA 2008/05/08
    『にも関わらず、非モテ・非コミュのこうした苦しみを軽減させる方法の模索は意外と進んでいないような気がする。』記録に残している時点である程度他人視点で見れて救われちゃっている部分があるからなぁ
  • kanoseさんと楽しくメタ-優越感ゲーム - シロクマの屑籠

    『秒速5センチメートル』で泣いた!と言ってキモがられるライフハック - ARTIFACT@ハテナ系 男性が、『秒速5センチメートル』で泣いた!と公言した場合、『秒速5センチメートル』を知っている人、特に女性から「うわー、あんな男のナルシズムアニメで泣くなんてキモい!」と言われるリスクが高そう! ムキー!キモくて悪かったな!…ということで、以下に、脳内でエミュレートしてみたkanoseさんとの脳内問答ログでも垂れ流してみる。 シロクマ「…ですから、『秒速5センチメートル』を視るときなんかは、素直にかぶりついて、えらく感動したんですよ」 kanose「『秒速5センチメートル』で泣いた!と言ってキモがられるライフハック!」 シロクマ「いやぁ、でもとにかく感動出来るって楽しいじゃないですか。それをキモいと言って棄却するのは、オタク特有の、優越感ゲームじゃないんですか?自分の気持ちと、他人のまなざし

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  • newアキハバラ解放デモ----誰もが褒められる社会を! - シロクマの屑籠

    2012年4月1日(日)、秋葉原にて---- 彼らがデモンストレーションの場を秋葉原に選んだのは、自分達がオタクだからでもなければ、オタク達を同志として期待したからでもない。人の集まる歩行者天国として真っ先に想起されたのが秋葉原だったということ、そして数年前に“革命的非モテ同盟”なる集団がクリスマスの秋葉原でデモをやったという記録が彼らの背中を後押ししたということ、ただそれだけであった。「オタク」という言葉が出涸らしのお茶のように薄められ、何者をも指し示さなくなった2012年においては、「オタク」という言葉で“弱者”を連想するのは中年世代までというのが、デモ実行委員会の認識だったし、少なくともその認識は間違っていなかった。 「承認格差反対!」 「打倒!承認ヒエラルキー!」 「誰もがほめられる社会を!」 警官の見守るなか、“革命的承認連合”は秋葉原駅の電気街口を出発し、中央通りを末広町方面に

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    junkMA
    junkMA 2008/04/03
    組織は思念と惰性によって管理され、時々に型を変え、やがて風化する。
  • 他人のステロタイプを笑う人も、笑われる側に回ると真っ赤になるようです - シロクマの屑籠

    ゲーオタやアニオタをステロタイプに紹介したテレビ番組に憤慨する人も、インターネットで紹介されたスイーツ(笑)やディズニーファンのステロタイプを笑うことが出来る。という構図。

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    junkMA
    junkMA 2008/04/03
    残念ながら、その楽園を荒らすような人はあっという間に自分から追放されてしまうのがセオリー。みんな楽しそうですね。
  • 新書でみかけた刺激的なフレーズ - シロクマの屑籠

    昨日、嫁が買ってきた一冊の新書をパラパラと読んでいた時に、刺激的なフレーズが登場したので紹介する。 「努力が報われる健全な社会はどこに消えたのかなと、時々思うことがありますね」 これは凄いフレーズだ。努力が報われる社会、というものが、健全な社会ということになっている。となれば、努力が報われない社会というのは不健全なものということになるだろう。このフレーズの意図するところがどうあれ、素面でこの発言をやってのけるのは容易なことでは無いように思えて興味深かった。 もしも現在の雇用状況を不健全とみて、バブル期頃の雇用状況あたりを健全とみていたり、高度成長期の日の雇用状況あたりを健全と思っているのだとしたら、それは限定された地域の限定された時期をもって健全と呼び、それ以外の多くの社会を不健全と呼んでいることにあたるわけだ。では、フィリピンやパキスタンはどうなるんだろう?アフリカ諸国が話にならないの

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    junkMA 2008/03/23
    「常識だよ」という“実際に理解していなければ無駄に不安を喚起させかねない単語”ってのはあんま好きじゃない
  • “趣都秋葉原”終了の予兆としての破廉恥パフォーマンス - シロクマの屑籠

    自称「セクシーアイドル」 ホコ天で股を開き、ケツ見せ/秋葉原 - アキバBlog http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1104493.html 去年の8月に、「想像力の欠如した」路上パフォーマーが、秋葉原の歩行者天国を危機に晒す - シロクマの屑籠 という記事を書いたことがある。過激でデリカシーを欠いた路上パフォーマーが増え続けば、警察などによる介入リスクが高くなって、秋葉原の路上パフォーマンス文化が危なくなるんじゃないか、と危惧してみたわけだ。しかし、上記リンク先記事などをみるにつけても、いよいよ困った人達が混じっているようだ。これでは路上パフォーマンスの取り締まりが強化されても、弁解が難しそうである。アキバBlog(秋葉原ブログ・あきばぶろぐ)さんの過去記事をみるにつけても、アレなパフォーマーとそれに群がるアレな撮影者は、ここ最近、日常的に

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    junkMA 2008/03/18
    世代別自意識陣取り合戦
  • 口を酸っぱくして○○を悪く言う奴の大半が、実は○○に免疫を持っていなかったりする - シロクマの屑籠

    「女の口を札束で塞げ!そうすれば、自然と下の口は開く。」 リンク先の文章を読んでいてなぜか思い出したのは、「口を酸っぱくして女を悪く言う奴の大半が、実は女に免疫を持っていなかったりする」ということだった。 口を酸っぱくして女のことを悪く言う男達が、対異性免疫が極度に不足している人達であった類例は沢山見知っているが、逆に対異性免疫が異様に発達していたという類例は数が少ない。 この、「口を酸っぱくして女を悪く言う奴の大半が、実は女に免疫を持っていなかったりする」という文章はテンプレ化することが出来て、色々と面白い。 口を酸っぱくして○○を悪く言う奴の大半が、実は○○に免疫を持っていなかったりする ○○にお似合いの言葉はたくさんある。女、金、権力、DQN、西洋、モテ...どの言葉も、なかなかしっくり来る。たとえ批判的な言及であっても、特定の対象に過剰に言及するというのは、そこに相応の執着が含まれ

    口を酸っぱくして○○を悪く言う奴の大半が、実は○○に免疫を持っていなかったりする - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/03/15
    関わりを拒否しようとするならば、なんとでも言える、他者性の強調、という理屈もアリ。
  • 「行間を読んで生かす」手法 - シロクマの屑籠

    「行間を読む」という自殺行為 - ls@usada’s Backyard 不用意に行間を読み、それについて言及するという行為が面倒事を運んでくることがある、というshibata616さんの指摘は確かにその通りだと思う。特に、テキストに書かれていることだけを巡って議論を行う必要のある場面や初回遭遇の相手とのディスカッションに際して、不用意に行間を読んで(恃まれてもいないのに)言及してみたところで、論旨を的確に捉えられない姿を印象付けるのがせいぜいだろう。しかも、その手の“自爆”を狙って、行間に罠を仕込んでおくタイプの人間は、ネット上にも案外いるような気がする。 ただし、初回遭遇の相手でない場合、むしろ積極的に行間を読んでおいたほうが良いケースというのは、あると思う。いつも話し合う相手だとか、常にやりとりのある相手の場合には、「この人はこういう意図を持って書いている」「この人が言いたいことは○

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    junkMA
    junkMA 2008/02/22
    行間を『見る』ことの勧め。
  • 優劣を比較しないと安心出来ない心情(と、執着の在処) - シロクマの屑籠

    「豆腐屋は鍛冶屋よりも偉い。」 「中華料理はフランス料理よりもよく出来ている」 「味噌は醤油よりも優れた調味料である。」 こんな事を大声で主張する人というのは、それほど世の中にはいないと思う。 ジャンルの異なる者同士の優劣比較を繰り返さなければ安心できない人というのは*1、不誠実な煽動家にあらずんば、かわいそうな人なのかな、と僕は思いたくなる。異なるジャンル、異なるクラスタにはそれぞれの特徴や長所短所はあるだろうけれど、それらを一緒くたにして全体の優劣を論じることは極めて困難というか、しばしば不毛に近い。 こういう不毛な比較は、例として飲店や料理カテゴリの比較を挙げる場合にはかなり多くの人が納得してくれるのだが、「ラノベと携帯小説」とか「千葉県某所のテーマパークファンとコミケオタク」とかいった、文化ニッチや文化クラスタを並べると、とたんに感情的になる人が現れてくる。興味深い現象だ。 …

    優劣を比較しないと安心出来ない心情(と、執着の在処) - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/02/20
    余計に賭けてしまうことこそが不安の現れであるとも見える:賭けない、という『無』の状態に耐えられない、という仮説を立ててみた。
  • すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠

    なぜ大学で即戦力は育たないか - 雑種路線でいこう 即戦力、即戦力…。 すぐに結果を出せる、すぐに戦力になる人材を求めている企業。大学で学んだ人はすぐに使い物になるべきだ、というのは「人を育てる」「人を抱える」という視点からみれば短絡的にみえる。そんな事では、失敗に対して臆病で、即戦力かもしれないけれども可能性が頭打ちにされた人材が育つことになってしまいそうだ。尤も、「指揮官クラスはヘッドハンティングしてくれば良い」と企業が考えているとすれば、金の卵を苦労して育てるインセンティブなど存在しないかもしれないけれど。育てるより引き抜くほうがローコストだとすれば、育てることなどそっちのけになるかもしれないが。 以下、エントリの論旨とは大分ずれた話になるけど、即戦力や即業績というのって、必ずしも企業側だけのメンタリティじゃないような気がする。学生の側だって案外そうなんじゃないのか?すぐに戦力になり

    すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/02/10
    では、昔はちゃんと先のステップを想定して我慢していたのか、というとそうでもさなそうな気が。一本的な努力が『美徳』なんていわれているのを聞くと、単に思考にガードをかけていただけに思えたり。
  • 「思春期の遷延」に対するかすかな疑問 - シロクマの屑籠

    痛いニュース(ノ∀`) : 30歳過ぎて「アニメ、アニメ」ってどうよ?…オーマイニュース - ライブドアブログ 30歳過ぎて「オーマイ、オーマイ」ってどうよ? - 古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」 上記リンク先の記事を並べて読んでみたらとても面白い。オーマイニュースに書かれていた記事が筋で、id:republicさんの記事がそのパロディなんだけど、前情報無しに見比べると、一体どちらがどちらのパロディなのか分からなくなってしまう。テンプレートに出来るタイプの記事だった、ということか。オーマイニュースの人が趣味に溺れる若い人を叩き、オタやサブカルな若い人が“時代錯誤の市民記者”を揶揄するという構図は、目くそと鼻くそが雪合戦しているようなもので、自分自身の執着を相手の背中に見出しているかのようにみえる*1。背景にあるメンタリティは、たぶん似たもの同士なんじゃないか

    「思春期の遷延」に対するかすかな疑問 - シロクマの屑籠
    junkMA
    junkMA 2008/02/08
    『これは自分自身への問いかけでもあるけれど』