©マーティン・ホルトカンプ 松原慈 with assistantによるインスタレーション”BOOJUM”です。この作品はディーゼルデニムギャラリー青山1Fにて2008年2月8日まで展示されています。また展覧会のキュレーションは、brizheadの高橋正明が行っている。 この展示に合わせてarchitecturephoto.netは、松原慈氏にインタビューを行った。このインタビューは、”BOOJUM”という作品について、歴史について、建築家について。など、非常に興味深い内容となっています。 ©マーティン・ホルトカンプ □作品の概要 ルイス・キャロルのナンセンス詩「スナーク狩り」に発想を得たインスタレーションBOOJUMは、「無意味」というものにバランスを与える装置だという。空間全体に離ればなれに配置された10台のオブジェは、Bounce、Backwardsなど、各々すべてアルファベット「B」
photo©assistant 京都のradlab.で行われているassistantの展覧会”すなわち、言いかえれば”の会場写真です。 会期は2010年12月10日~2011年1月16日(※詳しくは最下部を参照ください) 2010年12月18日(土)には6組のゲストを招いてのトークイベントも企画されています。また、過去に、architecturephotoが行ったassistant 松原慈へのインタビュー記事も合わせて参照ください。 本展覧会について 建築ユニット「assistant」は、松原慈と有山宙を中心に2002年に設立され、建築、美術、デザイン、webなど様々な領域にわたり思索的な実践を繰り広げてきました。彼らの特徴は分野の境あるいは国境の境をあらかじめ制限しない、自由で伸びやかな思考方法にあります。今回の試みでは、assistant設立から約10年間にわたる彼らの活動の総体を浮か
空間構成、内装デザイン、建築、現代アート、展覧会、インスタレーション、グラフィックなど、ボーダレスにその活動の領域を広げ、それら作品を展開する場所も国内外のあらゆる都市のあらゆる所。境界の何もない広い空を自由に飛ぶ鳥のように、地球を舞台に自由に行き来し、独自のクリエイションを展開する「assistant」。8月の終わりにスタートし、現在もDIESEL DENIM GALLERY AOYAMAの1階ショップにて、ひっそりと佇み呼吸しているインスタレーション作品「BOOJUM」を手がけた、「assistant」の松原慈(まつばら・めぐみ)氏にお話を伺った。 Photo: Sebastian Mayer (AEIOU) メンバー構成を含む自己紹介をお願いします。 「assistant」というスタジオは、2002年に私と有山宙君と須之内元洋君を中心に始めました。基本的にはその3人がプロジェクトごと
松原慈は1977年生まれの女性アーティストです。東京大学大学院学際情報学府、そしてロンドン・バーレット建築学校の両校にて修士号を取得。在学中より国内にとどまらず、世界各地の展覧会への参加や展覧会場の空間構成およびアートディレクションを手掛けてきました。複合領域的な活動を多彩な分野で実践する「assistant」の創設メンバーでもあります。 松原の作品世界は、存在/不在、反射、バランス、透明/不透明、動き、視界、あるいはコンセプトや思考、そのようなたくさんのキーワードが浮かび上がる空間として呈示されます。そこからは、「建築」という土台・手法の上に、美学、社会学、音楽など様々な領域の思考方法が多層的に織りなされ構築されている様相を見てとることができます。「カテゴリーや職業という概念を、幼い頃から理解できたことがない」と松原が語るように、「建築」という学問的経歴を経ながらも、複合的に呈示される作
Photo: Micke Thorsby 「Pubish」する。ジャンルを超えて活躍するアーティスト松原慈は、どこかで自分が気になったものを拾いそれをどこか違うところで紹介するという行為をそう名付けた。今回の展覧会で「publish」されたのは、松原が1ヶ月のヨーロッパの旅行の最中に集められ平らに押しつぶされ、Art Center Ongoingの親密な空間に順次的なグリッド状に並べられた1000個の物たちである。その整然とした雰囲気に、鑑賞者は入念に系統的な科学研究の標本群を見ているかのような第一印象を抱くのではないだろうか。しかし、それぞれ採取された時間と場所が記された物たちの中には、たくさんの植物の押し花だけでなく、ボーリング用の靴下のパッケージや、飛行機のチケット、誰かと遊んだゲームで使ったメモ等といった様々な誰かが、かつて生きた時間の形跡が数多く紛れ込んでいる。そして鑑賞者はその
「辺境ばかりを選んでいるわけではないんです。どこにでも個性はありますが、短期の旅では辺境ほど強烈な個性に遭遇することが多いように思います。私の旅は、定期的な強力カンフル剤、『ナゼ?』が多く降りかかってくる可能性の高い辺境を選ぶのかもしれません」と言うのは、コンピュータプログラマーであり、クリエイター集団assistantの非常勤メンバーでもある須之内元洋(〔すのうち もとひろ〕以下、須之内)。今年からソニー(株)に勤務している。須之内の旅は、ヒマラヤの奥地、チベットよりチベットらしいといわれる北インド・ラダック、中国の北西端の新疆ウイグル自治区、この7月にはアラビア半島南西部の砂漠地帯イエメンへ。テロリストの潜伏が懸念され治安に問題がありそうなイエメンを、人も町も自然もアラビアンナイトを思い起こさせるすてきな土地、と言う。この定期的な強力カンフル剤の効能は、秘境の貴重な素顔を写真に残すだけ
assistant有山宙松原慈天内大樹池田剛介伊藤亜紗大山エンリコイサム荻上チキ木内俊克小林恵吾志岐豊平昌子勝矢武之戸田穣中川純中村竜治永山祐子南後由和濱野智史林憲吾平瀬有人福住廉藤村龍至保坂健二朗光岡寿郎村上祐資柳原照弘鷲田めるろアシュレイ・ローリングス assistant 有山宙assistant 松原慈天内大樹池田剛介伊藤亜紗大山エンリコイサム荻上チキ木内俊克小林恵吾志岐豊平昌子勝矢武之戸田穣中川純中村竜治永山祐子南後由和濱野智史林憲吾平瀬有人福住廉藤村龍至保坂健二朗光岡寿郎村上祐資柳原照弘鷲田めるろアシュレイ・ローリングス ゼロ年代の都市や建築を語るうえで、参照すべき──重要だと思われる──建築作 品・言葉・書物・映像・メデイア・出来事などをあげ、それについてコメントしてください。 有山宙(建築家/assistant) Banksy(グラフィティ・アーティスト)そしてParis H
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