チベット人の足を引っ張るな! 26日、長野市で行われた聖火リレーのスタート前に見かけた「チベット側支援者」の小競り合いには、現場で取材していて、ある不自然さを感じた。というのも、その場の「チベット側支援者」の言葉や態度が、これまでオーマイニュースでリポートされてきたチベット人のデモ行進や関係者の発言とは、明らかに違ったのだ。 日中、聖火リレーの動向を取材しつつも、その違和感が頭から離れなかった。取材終了後、記者(藤倉)と別行動でチベット人グループを取材していた橋爪明日香記者を通じて、その点を確認してみた。すると、どうやらチベットの旗を掲げチベット人を応援しながらも、チベット人グループとは異なるスタンスで行動する“似非(えせ)チベット”の日本人が、相当数いたらしいことがわかった。 スタート時にチベット人はいなかった? 「中国人を“挑発”したチベット側支援者」に書いたとおり、聖火リレーのスター