菅さんが問題提起した議員の親族の立候補制限が、波紋を呼んでいる。 (議員の親族の立候補制限などとまだるっこしいことを言わずに世襲禁止といえばよいと思う方がいらっしゃるだろうが、日本では世襲している議員はいない。みんな選挙で当選しているのだから) 僕は、菅さんを支持する。正確には、菅さんが目指している方向を支持する。(まだ菅さんとこの問題で具体的なルールの話をしていないから)。 議員の親族の立候補制限に反対する議員がいること、そうした議員のなかに議員の親族がいること、それからその人たちの発言内容にちょっとびっくりする。 菅さんは、決して議員の親族が議員になることが悪いと言っているわけではない。議員の親族が無能だと言っているわけでもない。 96年に僕が初当選したとき、僕がいただいた票は、84723票だった。それが05年の選挙では、186770票をいただいた。最初の選挙とくらべて四回目の選挙で