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ブックマーク / biz-journal.jp (60)

  • ミニストップ、販売不振深刻で赤字転落…セブンらの圧迫、崩れるイートイン優位性

    コンビニ業界4位のミニストップが苦しんでいる。 ミニストップは3月16日、2018年2月期の通期業績予想の下方修正を発表した。連結最終損益が従来予想より13億円下回る11億5000万円の赤字(前年同期は2億1500万円の黒字)になる見込みだという。最終赤字は上場した1994年2月期以降で初となる。 一方、連結売上高は従来予想から125億円引き下げ、2070億円(前年同期比5.1%増)とした。 国内ミニストップで販売不振だったことが大きく影響した。8月の天候不良で強みであるソフトクリームなどのコールドスイーツがふるわず、さらに10月は2度にわたる台風の上陸で客足が遠のいた。 他店との競争が激化したことも影響した。特にセブン-イレブンとファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社に押された。 セブンは“コンビニ飽和説”が囁かれるなかでも出店攻勢を弱める様子はない。今年1月には国内店舗数が2万店

    ミニストップ、販売不振深刻で赤字転落…セブンらの圧迫、崩れるイートイン優位性
    jusei
    jusei 2018/03/31
  • 早川書房、異端の出版社の正体…「たまたま」カズオ・イシグロ氏の版権独占の凄い経営

    長崎県出身の日系イギリス人小説家であるカズオ・イシグロ氏は、長編小説『日の名残り』で今年のノーベル文学賞を受賞した。ほかの主な著作では、『わたしを離さないで』『忘れられた巨人』などがあり、いずれも早川書房から出版されている。 イシグロ氏の作品に関して、日国内での独占販売権を得ている早川書房の山口晶執行役員編集部長兼企画室室長にイシグロ氏の作品の魅力やその人柄、さらには同社のビジネスモデルについて話をうかがった。 ――まずイシグロ氏の人柄について教えてください。 山口晶氏(以下、山口) 大変、謙虚な方です。販売促進のため訪日された際、私もインタビューの取材の仲介をし、多忙なスケジュールになり、ご人が一番大変であるにもかかわらず、むしろ私たちのことを気づかっていただき、恐縮な思いもありました。人間味があり、優しさが込められ、編集者として感謝に堪えません。インタビューの際は、基英語

    早川書房、異端の出版社の正体…「たまたま」カズオ・イシグロ氏の版権独占の凄い経営
    jusei
    jusei 2017/11/02
  • 月額通信料299円!格安スマホ市場にFREETELが革命…使った分だけ料金で安心

    「FREETEL」ブランドでスマートフォンを提供するプラスワン・マーケティングは、テレビCMなど積極的なプロモーションで、SIMフリー市場での存在感を高めている 「FREETEL」ブランドでスマートフォンを開発・提供しながら、MVNOとして通信事業も展開しているベンチャー企業のプラスワン・マーケティング。従来自社のスマートフォンとSIMのセット販売のみ取り扱ってきたが、今後は自社以外のスマートフォンとSIMのセットも提供するなど、戦略を大きく変えてきている。その理由はどこにあるのだろうか。 SIMフリー市場で存在感を高めるFREETEL 海外市場開拓が思うように進まなかった一方で、地盤となる日市場も米アップルのiPhoneに侵され、日のスマートフォンメーカーはここ数年来、すっかり元気を失っている。そうしたなかにありながら、新たにスマートフォン市場に参入して攻めの姿勢を見せている日

    月額通信料299円!格安スマホ市場にFREETELが革命…使った分だけ料金で安心
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    jusei 2017/01/08
  • カラオケのジョイサウンド、なぜあの自由すぎるミシン会社が開発?常識に逆行の変身経営

    「現象の裏にある質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画や著作も多数ある経済ジャーナリスト・経営コンサルタントの高井尚之氏が、経営側だけでなく、商品の製作現場レベルの視点を織り交ぜて人気商品の裏側を解説する。 最近は「自分の仕事が将来、IT機器やロボットに取って代わられるかもしれない」と不安に感じる人が多く、ビジネス記事でも「10年後に生き残る職業」といった論調が目立つ。だが、生き残り競争は個人だけの問題ではなく、企業も同じだろう。大企業であっても将来の保証はなく、かつて優良企業だった東芝やシャープの苦境はご存じのとおりだ。歴史や伝統が存在感を発揮する時代でもない。 そこで今回は、1908年創業のブラザー工業の事例を紹介してみたい。上記2社に比べて企業規模は小さいが業績は手堅く、2015年度は連結売上高7458億8800万円(前年比5.5%増)、営業利

    カラオケのジョイサウンド、なぜあの自由すぎるミシン会社が開発?常識に逆行の変身経営
    jusei
    jusei 2016/06/18
  • 紀伊國屋書店、売上減地獄か…ジュンク堂、赤字常態化でも異常な大型店出店連発の危うさ

    東京では5の指に入る大型書店、紀伊國屋書店の新宿南店(1245坪)が事実上閉店する。7月末をめどに1~6階の売り場のうち、6階の洋書売り場を残してすべて閉店するという。5月13日付朝日新聞が報じた。 筆者が新宿南店閉店の話を聞いたのは、昨年11月。ある出版社幹部が「確かな筋からの話。理由は家賃が高くて契約を更新できないから」と耳打ちした。 「確かに、2012年3月末にジュンク堂書店新宿店が撤退したことで、専門書の需要が南店で高まっていました。ちょうどその年の2月下旬くらいに紀伊國屋は出版社を集めて、新宿店と南店のリニューアルを発表しました。南店は3階にタリーズコーヒー(20坪)を設置するのと同時に、イベントスペース『ふらっとすぽっと』を設けました。ほかにも2階や6階にイベントのフリースペースを設けて、出会いの場としての書店を演出していました。3階や6階のイベントスペースなどではとてもお

    紀伊國屋書店、売上減地獄か…ジュンク堂、赤字常態化でも異常な大型店出店連発の危うさ
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    jusei 2016/05/19
  • 「要求が細かい」びっくりドンキーの「びっくり」な秘密!3度の値上げでも客殺到の謎

    「現象の裏にある質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画や著作も多数ある経済ジャーナリスト・経営コンサルタントの高井尚之氏が、経営側だけでなく、商品の製作現場レベルの視点を織り交ぜて人気商品の裏側を解説する。 熊地震で被災し、今なお不自由な生活を強いられる方々に心が痛む。 2011年に起きた東日大震災の翌年に被災地入りした筆者は、仮設住宅で再開したカフェを取材した。そこで出会った被災者の女性2人組が、「やっとコーヒーが飲めるようになったので、震災後初めての来店です」と笑顔で話していた言葉が忘れられない。被災者の方が早く外できる状況になってほしいと願いつつ、今回は元気な外店の事例を紹介したい。 「びっくりドンキー」というハンバーグレストランがある。運営する株式会社アレフの社は北海道札幌市にあり、びっくりドンキーは4月現在、直営店・フランチャイズ

    「要求が細かい」びっくりドンキーの「びっくり」な秘密!3度の値上げでも客殺到の謎
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    jusei 2016/05/14
  • アマゾン、驚愕の取次中抜き&直取引勧誘セミナーの全貌!公然と取次の限界を指摘

    アマゾンジャパン(以下、アマゾン)は昨秋から今春にかけて、中小零細出版社を対象に「和書ストア売り伸ばしセミナー」「和書ストア販売促進セミナー」などとうたった催しを開催している。このセミナーの実態は、アマゾンの直取引システム「e託販売サービス」に出版社を勧誘するものであることは、当サイトでもこれまで伝えてきた通りだ。しかも、アマゾンは昨今の出版取次の破綻を追い風に、こうしたセミナーを活用して出版社との直取引契約を増やしてもいる。 では、なぜ出版社はアマゾンの勧誘に乗ってしまうのか。その実態を探るために、セミナーに出席した複数の出版社の人たちに話を聞いた。彼らの証言から、巧みな言葉を使って版元を勧誘するセミナーの実態が明らかになった。以下、詳細にメモをとっていた3氏の話を軸にし、このセミナーの実態を暴露する。 「三方よし」の心得 A氏 まず、セミナーのはじめに村井良二バイスプレジデントが挨拶し

    アマゾン、驚愕の取次中抜き&直取引勧誘セミナーの全貌!公然と取次の限界を指摘
    jusei
    jusei 2016/05/13
  • キリンビール、マス広告&大量生産と決別の歴史的転換へ…驚きのビールの店に客殺到

    少子高齢化による人口減少、若者のビール離れでビール市場は2004年から15年まで11年連続で減少を続けている。今後も国内市場の回復が見込めないなかで、キリンビールは事業モデルの転換にカジを切った。準主力の「ラガー」は会員制SNSを活用した訴求に変更、主力の「一番搾り」に投資を集中させ全国9工場で「47都道府県の一番搾り」(5~10月)の製造発売に踏み切った。 キリンビールの事業モデル転換の象徴が東京・代官山にマイクロブルワリー併設のクラフトビール店を開業したことだ。12年3月にキリンビール社長に就任した磯崎功典氏(持株会社・現キリンホールディングス<HD> 社長)の決断力が大きい。キリンをクラフトビールに向かわせたのは、セブン‐イレブンと連携、12年6月に発売したクラフトビール風の「グランドキリン」(330mlびん)がヒットしたことだ。 これを機にキリンはクラフトビールへの関心を高めた。1

    キリンビール、マス広告&大量生産と決別の歴史的転換へ…驚きのビールの店に客殺到
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    jusei 2016/05/08
  • 大ヒット「モンスト」生みの親、借金2ケタ億円でゲーム業界から消えていた過去とドン底人生

    数あるソーシャルゲームの中でも、トップクラスの人気を誇る「モンスターストライク」。同ゲームの開発・発売元は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「mixi」で名を馳せた株式会社ミクシィで、同社は「モンスト」の驚異的な売り上げで好調な業績をあげている。 そのタイミングと同じくして、奇跡的な復活を遂げたのが、ゲームプロデューサーの岡吉起氏だ。大手メーカーの社員として、業界の黎明期から活躍していた岡氏だが、独立して立ち上げたゲーム会社が苦戦。莫大な借金を抱え、一時は「行方不明」とまでいわれた。そんな男が、なぜ「モンスト」で復活することができたのか。岡氏に話を聞いた。 コナミ→カプコン→開発会社を起業 –最初は、コナミ(現・コナミホールディングス)に入社したんですよね。 岡吉起氏(以下、岡) そんなところから始めるの?(笑) そう、最初はイラストレーターとしてコナミに入りま

    大ヒット「モンスト」生みの親、借金2ケタ億円でゲーム業界から消えていた過去とドン底人生
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    jusei 2016/04/02
  • 40歳で1662万円、謎多き日本一の高給企業 驚異の高収益、非常識な経営&営業手法 | ビジネスジャーナル

    「キーエンス HP」より 産業用エレクトロニクスメーカー大手・キーエンスの創業者で代表権を持つ会長の滝崎武光氏が、3月21日付で取締役名誉会長になる。同氏は、キーエンスを高収益のFA(ファクトリーオートメーション)センサーメーカーに育て上げた。設立40年を迎え、山晃則社長が指揮を執る体制を明確にする。 「キーエンスという会社を知っていますか?」「創業者の滝崎武光会長の名前を耳にしたことがありますか?」と問えば、おそらく多くの人が「ノー」と答えるだろう。キーエンスはメディアに出ることがほとんどないため知名度は低いが、実は日で有数の高収益会社なのである。 滝崎氏は国内第5位の大富豪 【「日の富豪50人」2014年ランキング(順位、氏名、所属、資産額)】 1位、孫正義、ソフトバンク社長、2兆488億円 2位、柳井正、ファーストリテイリング社長、1兆8512億円 3位、佐治信忠、サント

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    jusei 2016/03/29
  • サブウェイ、赤字垂れ流しでサントリーが放出…マック、底なしの不振で米本社が日本撤退

    サントリーホールディングス(HD)は、完全子会社でサンドイッチチェーン「サブウェイ」を運営する日サブウェイの株式の65%を、世界チェーンを統括するオランダのサブウェイインターナショナルグループに売却する。売却額は数億円とされる。 サントリーHDは1991年に米サブウェイから日でのサブウェイのフランチャイズ(FC)権を取得。完全子会社の日サブウェイを通じて店舗を展開してきた。 2016年3月末に日におけるFC契約が終了するにあたって、サブウェイ社は日におけるサブウェイ店舗を直営にすることを提案。両社が協議してきた。 サントリーHDは4月をメドにFC権を返上し、65%の株式を売却することを決めた。サントリーは引き続き35%の株式を保有し、今後も飲料の納入などの関係は続ける。 新社長はサブウェイインターナショナルから出すが、サントリーHDから出向している及川直昭社長は副社長として残り

    サブウェイ、赤字垂れ流しでサントリーが放出…マック、底なしの不振で米本社が日本撤退
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    jusei 2016/02/26
  • キヤノン老害・御手洗会長、同郷人優遇し20年権力保持の異常経営…成長鈍化の要因か

    1月は各分野で大手企業の社長交代発表が相次いだ。経営体制を刷新する企業もあれば、実力者がトップとして引き続き影響力を維持する企業もある。 キヤノン、社長後継者は同郷人 キヤノンは3月30日付で社長兼最高執行責任者(COO)に専務の真栄田雅也氏が昇格する。会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)の御手洗冨士夫氏は会長兼CEOとして引き続きグループ全体を統括するため、実態として御手洗氏が実権を握る構図は変わらない。 御手洗氏は1995年に社長、2006年に会長となった。10年に経団連会長を退任後、経営の第一線に返り咲き、12年から社長を兼務してきた。 最初の社長時代の御手洗氏はキヤノンを日有数の高収益企業に変貌させた。しかし、12年に御手洗氏が社長に復帰した後のキヤノンの業績は足踏み状態となった。成長をけん引したデジタルカメラはカメラ機能付きのスマートフォン(スマホ)の急速な普及に押されて、成長

    キヤノン老害・御手洗会長、同郷人優遇し20年権力保持の異常経営…成長鈍化の要因か
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    jusei 2016/02/17
  • また出版取次が破綻!日販・トーハンの冷酷すぎる「首絞め」、雪崩的に取引奪われる

    独立系の出版取次、太洋社が2月8日、取引する出版社と書店に対して自主廃業することを正式に発表した。同社はこれから事業清算に向けて、不動産や有価証券などの資産を現金化すると共に、取引書店を他の取次会社に移行する「帳合変更」を進めていく。同時に取引書店に対する売掛金の回収を進め、資産の売却益も足して出版社への弁済原資を確保していくという。 実は太洋社が自主廃業する可能性は、1年以上前から出版業界では囁かれていた。そのため、業界4位の栗田出版販売が昨年6月26日に民事再生法適用を申請し、太洋社よりも先に破綻したことのほうが、業界を驚かせた。 太洋社破綻が噂されていた理由として、「帳合変更」が挙げられる。これは、取次会社が優良書店を自社の帳合(=取引)にしようと、書店にとって利のいい条件などを提示して、すでに取引している取次会社から自社の帳合へ変更させる行為である。 出版界では、取次があの手この手

    また出版取次が破綻!日販・トーハンの冷酷すぎる「首絞め」、雪崩的に取引奪われる
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    jusei 2016/02/15
  • シャープ、3月に経営破綻も 役立たずで存在感ゼロの高橋社長、膠着状態の再建策

    2015年12月30日、東京証券取引所は大納会を迎え、経営再建中のシャープ株式は125円で取引を終えたが、これは14年末(268円)の半値以下。株式の時価総額は2126億円に急減した。一時は1965年11月以来となる100円台まで下落した。 シャープ社長の高橋興三氏は今年1月5日、年頭あいさつで「直面する難局に全社一丸となって取り組むとともに、さまざまな改革を加速させる1年とする」という、録音されたメッセージを社員向けに発信した。これまでは年初に経営方針説明会を開いて社長自ら説明していたが、今年は取りやめた。高橋氏は15年秋以降、再建策には口を閉ざしてきた。政府系投資ファンド、産業革新機構と主力銀行による救済をひたすら待っている状態だ。 シャープの経営危機は、売上高の3割を占める液晶事業の不振に起因する。海外勢との競争激化で主力の液晶パネルの値段が下がり、経営が悪化した。15年3月期には2

    シャープ、3月に経営破綻も 役立たずで存在感ゼロの高橋社長、膠着状態の再建策
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    jusei 2016/01/12
  • 楽天の危機…停滞鮮明で成長「演出」に必死、ヤフーの猛攻でトップ陥落

    楽天の中核事業、インターネット通販の楽天市場がヤフーに追撃されて停滞色を強めつつある。楽天市場の窮状が鮮明になったのが、楽天の2015年第3四半期(7~9月期)決算だった。証券関係者を驚かせたのは、公表された楽天市場の流通総額のデータ集計方法が従来より変更されたからだ。 同期の国内グループ流通総額(商品取扱高)は1兆8743億円で、前年同期比20.9%増と高い伸びを示した。内訳は、Edy・楽天ポイントカード・クレジットカードの取扱高が同26.3%増の1兆1859億円。Edyは電子マネー楽天Edyによって決済された金額。国内EC(楽天トラベル含む)は同12.6%増の6884億円だった。 証券関係者が首を傾げたのは、国内のEC総額にそれまで含まれていなかった宿泊予約サイト、楽天トラベルが追加されたことだ。市場では「国内のEC総額が伸びていると見せるため」と受け取られた。 14年12月期の国内E

    楽天の危機…停滞鮮明で成長「演出」に必死、ヤフーの猛攻でトップ陥落
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    jusei 2016/01/03
  • スバル、バカ売れで納車3カ月待ち…異端経営&連続最高益を支える「トヨタとの約束」

    「スバル」で知られる富士重工業の株価は12月2日に5223円の上場来高値をつけた。吉永泰之氏は2011年6月に社長に就任したが、同社の株価安値は402円(11年11月24日)だった。その後は右肩上がりの上昇を続け、4年間で13倍に高騰した。新規上場したIT企業などではなく、1960年に上場した重厚長大産業の典型である自動車メーカーの株価が、空前絶後の大化けをしたことになる。 「小さくても存在感のある会社を目指す」。吉永泰之は同業他社と違うことばかりをする業界の異端社長である。独自の技術で「オンリーワン」商品を開発して、トヨタ自動車など大手メーカーとの違いを際立たせることに成功した。 業績は絶好調だ。16年3月期中間期決算の売上高、利益とも過去最高を記録。連結売上高は前年同期比22.2%増の1兆6015億円、業の儲けを示す営業利益は同53.6%増の2851億円、純利益は同70.9%増の19

    スバル、バカ売れで納車3カ月待ち…異端経営&連続最高益を支える「トヨタとの約束」
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    jusei 2016/01/02
  • 『火花』のヒットでも太刀打ちできない本屋の苦しい実態……2015年出版流通業界10大ニュース【前編】

    ――年末もいよいよ差し迫り、2015年の総括をしたいところ。そこで今回は今年いろいろと話題の多かった出版業界の10大ニュースを、サイゾーpremiereの「出版ネタ」でお馴染みのライター佐伯雄大、さらに老舗出版社営業幹部A氏、中堅書店員B氏がメッタ切り!前編は6~10位までを語りつくします。 佐伯 2015年も残すところわずかとなったが、私が独断と偏見で2015年の出版流通界の10大ニュースを選んでみた。これらのニュースの真相などを、老舗出版社の営業幹部A氏と中堅老舗書店B氏とともに、メッタ切りにしていきたい。さて、早速だが、6位から10位をみてみよう。書店ネタが2つ、TSUTAYA図書館問題、アマゾンネタがそれぞれ入った。 出版流通業界10大ニュース 1位 日販の赤字&栗田破産=取次クラッシュ 2位 紀伊國屋書店、村上春樹の買取=出版流通イノベーションジャパンの戦略 3位 新潮社が図書

    『火花』のヒットでも太刀打ちできない本屋の苦しい実態……2015年出版流通業界10大ニュース【前編】
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    jusei 2015/12/31
  • あの取次最大手、本業赤字転落が激震!出版業界、ついに本格的崩壊開始の予兆

    「なんじゃ、こりゃあ」 刑事ドラマの名作『太陽にほえろ!』のジーパン刑事こと、故松田優作ばりの叫び声を思わずあげてしまったのは、11月25日、出版卸業(取次)最大手の日出版販売(日販)が2015年上半期中間決算(4~9月)を発表した日の夜だった。 筆者がその夜、目にしたのは、日販の「事業別損益内訳」という表で、そこには同社単体の上半期業績の数字が並べられていた。 ・売上高:2399億1800万円(前年比171億5200万円減) ・営業損益:3億300万円の赤字(同4億4800万円減) ・経常損益:1億3300万円の赤字(同4億6400万円減) なんと、日販の業である「出版取次事業」が営業損益ベースで赤字になっていたのだ。しかも、業が赤字になったのは、どうやら初めてというのだ。 2000年に京都の老舗書店・駸々堂書店の自己破産時に、創業以来初の最終赤字の決算(00年3月期)となったが、

    あの取次最大手、本業赤字転落が激震!出版業界、ついに本格的崩壊開始の予兆
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    jusei 2015/12/02
  • ロハコ、驚異的成長でアマゾン超えも?画期的取り組みの秘密 圧倒的地位獲得か

    LOHACO(以下、ロハコ)をご存じだろうか? オフィス用品の通販を業とするアスクルとヤフーが共同運営をしている、日用品を専門とした個人向けECサイトだ。2012年10月のローンチと後発参入でありながらも、累計利用者数はこの7月で早くも200万人を突破し、売上高は15年5月期に約200億円と順調に拡大している。 また、9月に実施された日経MJの「第4回ネットライフ1万人調査」でも、料品・飲料で利用するECサイトとして、早くも大手小売系のイオンやイトーヨーカドー、生協系のパルシステムやコープネットなどを上回り、楽天・アマゾンなどに次ぐ4位にランクインしている。料品・飲料の大手ECサイトが5~10年かけてようやく数百億円の売り上げを実現していることを踏まえると、これは驚異的なスピードでの成長といえるだろう。 大手メーカー50社を巻き込む、ロハコの生態系 とはいえ、売上高といった「規模」の

    ロハコ、驚異的成長でアマゾン超えも?画期的取り組みの秘密 圧倒的地位獲得か
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    jusei 2015/11/17
  • 7万人リストラを乗り越えて…ソニー、経営危機脱出 反転攻勢始動で復活への狼煙

    ソニーが10月29日に発表した2015年4~9月期の連結決算は、売上高3兆7007億円、当期純利益1159億円の黒字に転換した。上半期の黒字は5年ぶりだ。 ソニーはいま、長期にわたったリストラにようやくメドをつけ、反転攻勢に出ようとしている。 東京・品川にあるソニー社ビルの一階。その一角に、ガラスの自動ドアで仕切られた、一見おしゃれなカフェのようなスペースがある。足を踏み入れると、静かにジャズが流れている。奥には、積層型や光造形樹脂タイプの3Dプリンターに加え、レーザーカッターやオシロスコープなど専門的な工作機器が並ぶ。左手の壁は、全面黒板になっており、何やらメモや記号、図がいくつも描かれている。 ここは、14年8月にオープンした「SAP Creative Lounge」だ。SAPとは、「Sony Seed Acceleration Program」を指し、同年4月に平井一夫社長直轄組織

    7万人リストラを乗り越えて…ソニー、経営危機脱出 反転攻勢始動で復活への狼煙
    jusei
    jusei 2015/11/03