「テクノロジーが使えるかどうか」ではなく「人材が使えるかどうか」へ ガートナージャパンの亦賀忠明氏(ディスティングイッシュト バイスプレジデント アナリスト)は「『PoCによる試行導入を実施したが、それほど効果が出なかった』という話があるが、それはテクノロジーの問題というよりも人や組織のテクノロジーへの向き合い方、スキル、マインドセット、スタイルの問題が大きい」と分析。ガートナージャパンは「そうした視点が欠けているPoCをこれ以上やっても無駄」ということに気付く人が増えていくと予測している。 同社は「今後、テクノロジーが使えるかどうかを評価するためのPoCは減少し、人がそのテクノロジーを日常的に経験する機会としての試行導入へ移るだろう。企画やその試行をベンダーに丸投げしたPoCは『やった感』は出せるだけで、お金と時間を無駄にするからだ」と指摘している。 また、こうした背景から今後は「企画の
