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ブックマーク / science.srad.jp (31)

  • よくできた科学は信仰と区別ができない | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年10月07日 16時15分 次はぜひ2次元の女性を見たときの反応と3次元の女性を見たときの反応をお願いします 部門より NewsWeekの記事より。科学的事実を受け入れるときと宗教的信条を認めるときとで、脳内にて同じプロセスが行われていることがfMRI画像による脳内診断によって明らかになった。この研究を行ったのはUCLAのSam Harris氏らで、PLoS Oneに論文が発表されている。 研究では、「イエスは天に昇り、御父の右の座に戻っている」という信条に即座に同意するような敬虔なキリスト教徒15人と、「イエスが昇天したなんて信仰は事実ではない」というような無神論者15人を対象に調査を行った。被験者に対し、それぞれfMRIの上で信仰、信仰の否定、そして経験的に立証可能な簡単な事実についての記述をスクリーンに投影した文章を読ませることで、脳の活動を測

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    k-5t 2009/10/07
  • カブトムシに電極を移植して無線遠隔操作する試み | スラド サイエンス

    やや旧聞になるが、WIRED VISIONによると、カルフォルニア大学バークレー校の研究チールが、生きたカブトムシを遠隔操作する実験に成功したそうだ。 この実験では、カブトムシの前胸背板に無線で制御できる神経/筋肉刺激装置を埋め込み、これによりカブトムシの動きを遠隔操作できたとのこと。カブトムシの脳の神経を刺激することでカブトムシの動きや飛行方法を制御することも可能という。 この研究は米国防総省の援助を受けているとのことで、いつか米国が「昆虫兵器」を実現する時も近いのかもしれない。

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    k-5t 2009/09/29
  • ヘルメットにより脳への衝撃が増大する可能性があきらかに | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年09月02日 14時02分 ヘルメットがあるから安心、ではなかった 部門より 危険な環境で働く者や兵士などにとって、ヘルメットは弾丸や爆風による脳へのダメージを防ぐために重要な装備である。しかし、このヘルメットのせいで逆に脳に損傷を与える可能性があることが近年明らかになっているという(PhysicsCentral、家記事より)。 過去に行われてきた研究では、爆風などによる衝撃は目や耳から脳に入りこむ、もしくは胸部が圧迫されることにより脳への血液が急増し間接的に脳にダメージを与える、などと考えられていた。しかし最近の研究では、衝撃波が直接脳への損傷を引き起こしているのではなく、衝撃波が頭蓋骨に与える影響が問題であることが分かってきたとのこと。 爆風などを受けた際、ヘルメットと頭の間に衝撃波が入り込むことで頭蓋骨が歪み、さざ波のようなものを引き起こし、

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    k-5t 2009/09/02
  • 東京理科大グループ、マウスを使った実験でほぼ完全な歯の再生に成功。 | スラド サイエンス

    東京理科大と東北大および東京医科歯科大の研究チームがマウスを使った実験で咀嚼可能な硬さをもち、痛みも感じるほぼ完全な歯を再生させることに成功した (YOMIURI ONLINE の記事、家 /. 記事より) 。 研究チームはマウスの胎児の持っている、成長すると歯になる「歯胚」から上皮細胞と間葉細胞をそれぞれ 4 ~ 5 万個取り出して培養することで「歯の種」となる再生歯胚を作ったそうだ。大人のマウスの臼歯を抜き、この再生歯胚を移植したところ約 50 日でほぼ完全な歯に成長したとのこと。再生歯はあるべき噛み合わせの位置で成長が止まったとのことで、血管や神経も繋がっていたとのこと。 マウスでは系統が同じであれば異なる個体への臓器移植が可能だが、人間の場合は拒絶反応の問題がある。今後研究チームは患者自身の細胞をつかった拒絶反応を起こさない再生歯胚を研究していくとのことだ。なお、この研究は米科学

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    k-5t 2009/08/28
  • 「心の痛み」は本当に痛い ? | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2009年08月24日 11時30分 ゲーム脳派曰く、ゲームをすると OPRM1 が云々 部門より 家 /. の記事 "A Broken Heart Really Does Hurt, Scientists Claim"より。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者チームによると、人体には心理的な痛みの感覚を肉体的な痛覚とつなげる遺伝子が存在するらしい(Telegraph.co.ukの記事、doi: 10.1073/pnas.0812612106)。 この遺伝子 (OPRM1) は、人体が生成するうち最も強力な鎮痛物質である μオピオイドの受容体の感度を司るもの。変異により、肉体的な痛みに敏感な人とそうでない人がいることが知られている。今回の研究では、こうした肉体的な痛みに敏感なタイプの遺伝子を持つグループは、通常のグループより恋人との別れや社会的な疎外とい

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    k-5t 2009/08/24
  • 経済物理学者、中国証券市場の暴落予測に成功? | スラド サイエンス

    MIT Technology Reviewの記事より。元は地球物理が専門だった経済物理学者で、スイスの連邦技術研究所(ETH Zurich)教授のDidier Sornette氏(邦訳された著書に『入門 経済物理学』がある)と彼のチームは、7月初め、上海総合指数(SSE)の暴落が7月17日から27日の間に起こると予測した。 Sornette氏らによれば、証券市場におけるバブルはポジティヴ・フィードバック・メカニズムの結果、指数的成長を上回る非線形の上昇として形成される。こうした上昇率を測定するのはそれほど難しくないので、バブルの発生や破裂の時期も簡単に検知・予測できる、というのが彼らの主張である。そしてSornette氏らは、上海証券取引所の上場銘柄の値動きを示すSSEの最近の上昇率がバブルの発生を示唆しており、まもなく暴落するだろうと予想した。 結局期限の27日までには何も起こらず、むし

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    k-5t 2009/08/22
  • 統合失調症患者はニコチン摂取により認識機能が向上する | スラド サイエンス

    統合失調症の患者はニコチンを摂取することにより集中力や記憶力などの機能向上や衝動的行動の改善がみられるそうだ (COSMOS、家 /. 記事より) 。 クイーンズ大学の Ruth Barr 博士率いる研究チームは、非喫煙者である統合失調症の患者にニコチンを摂取させ、社会や仕事場における計画性や記憶力などの認識機能にどのような影響があるかを調べたとのことのこと。その結果、衝動的な行動の改善や集中力や記憶力の向上などが見られたという。喫煙患者を対象として実験は行われたことがあったが、非喫煙患者に対する実験が行われたのは今回が初めてとのことで、Barr 博士は今回みられた機能向上は一般的なニコチンの離脱症状と無関係な症状であると指摘する。しかし実験でみられた機能の向上が継続的なものか、また日常生活の向上や日常会話の改善に直接結び付くかということはまだ分かっていないとのこと。当然ながらニコチンそ

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    k-5t 2009/08/11
  • 粘着テープを剥がすとテラヘルツ波が発生する | スラド サイエンス

    粘着テープを勢いよく剥がすと光を発したり X 線が放出されることが分かっているが (/.J 過去記事) 、新たな実験でより低周波のテラヘルツ波も発生していることが明らかになったそうだ (家 /. 記事、doi:10.1364/OL.34.002195) 。 この研究を行ったのは豪ニューサウスウェールズ州 Wollongong 大学の Joseph Horvat 博士および Roger Lewis 博士。粘着力の弱い電気工事用テープと、より粘着力の強いScotch Magic 810を使って実験を行ったところ、どちらからもテラヘルツ波が計測されたとのこと。波長は 0.1 ~ 10 テラヘルツ、出力は 1 マイクロワット程しかなく実用的な用途に使える強さではないが、Horvat 博士は改良すれば出力を大幅に向上させられると考えているそうだ。

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    k-5t 2009/08/07
  • マラリアの「ワクチン」を蚊によって媒介させる実験 | スラド サイエンス

    ストーリー by hayakawa 2009年08月02日 7時34分 マラリア流行地域に行く予定のある方は、この「マラリアワクチン蚊」のいる部屋で24時間お過ごしください 部門より 家/.orgの記事より。 Associated Pressによれば、マラリアの「ワクチン」を蚊に媒介させる実験が行われたそうだ。記事によるとその効果は明らかで、ワクチン接種を受けたグループ(10人)は100%免疫を獲得し、そうでないグループ(5人)は免疫の獲得ができなかったとのこと。 今回「ワクチン」とされたものは放射線照射して病原性を抑えたマラリア原虫で、これによって人間の免疫機構をトレーニングし、普通のマラリア原虫に対する抵抗性が得られるとのこと。マラリアの治療薬は副作用が強かったり、耐性原虫が出現したりしていたため、よく効くワクチンの開発は強く望まれているらしい。

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    k-5t 2009/08/02
  • 進化は自然過程によると考える米国民は 32 % | スラド サイエンス

    米調査会社 Pew Research Center は、米国人を対象に科学についての意識調査を行い、米国の科学者の意識との比較を行った (家 /. 記事、毎日 jp の記事より)。 調査によると 87 % の科学者が進化を自然淘汰などの自然過程によるものと考えているが、同様に考える米国人は 32 % しかいなかったとのこと。また科学者の 84 % は温暖化の原因は人間活動にあると考えているが、一般の米国人では 50 % に満たなかったそうだ。また 10 年前は 44 % の米国人が科学的進歩は自国の最も重要な成果であると考えていたが、今回の調査でこれは 27 % に下落していることも分かった。 また、76 % の科学者がメディアが根拠の確かな研究結果とそうでない研究を差別化して報じていないことを問題視しており、科学に関するメディア報道の質を否定的にみる科学者も多いことも明らかになった。財

  • 見た目は幼児のままの16歳、老化の仕組みの鍵にぎる | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年07月03日 14時00分 見た目は幼児、頭脳も幼児、でも年齢は16歳 部門より 家/.、New Scientistより。 米在住のBrooke Greenbergさんは今年1月に16歳になったが、見た目にも知能的にも幼児のままだそうだ。一見「時が止まっている」かのように見える彼女だが、そうではないという。University of South Florida College of Medicineの Richard Walker博士によると、Brookeさんは一個体として調和した成長をしているのではなく、身体のパーツが非同期でそれぞれ独自に成長しているとのこと。脳は幼児期とほぼ同程度とみられ、発声はできるが言葉は話せないという。骨は年齢からすると非常に小さいが、細胞や構造などをみると10歳児程度に成長しているとのこと。しかし歯は8歳児程であり、未

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    k-5t 2009/07/03
    "彼女の場合恐らく成長を調節するレギュレータの役割を担う部分が欠如していると考えられており"