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ブックマーク / science.srad.jp (31)

  • 「無線 LAN は樹木を病気にする」という研究結果 | スラド サイエンス

    無線 LAN が人体に悪影響を与える、という話は色々と上がっているが、今度は「無線 LAN が樹木に悪影響を与える」という話が出ているそうだ (PCWorld) 。 実験では、20 のアッシュの木にさまざまな電波を当てたところ、無線 LAN 機器近くの木は葉の表皮細胞が死んでいく症状が見られたという。また、無線 LAN の電波がトウモロコシの穂の成長に悪影響を与えるという結果も見られたそうだ。

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    k-5t 2010/11/25
  • 酸素なしで生きられる多細胞生物が発見される | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年04月23日 13時40分 一歩先を進んでいるのか、それとも後ろか 部門より BBC Newsによると、イタリアUniversity in Anconaの研究チームが地中海のL'Atalante basinという場所で、酸素なしで生存、繁殖できる生物を発見したそうだ(のらばQによる日語解説記事)。 見つかったのは「Spinoloricus Cinzi」および「Rugiloricus(仮)」と「Pliciloricus(仮)」の3種類の生物。酸素なしで生きていける理由は不明で、研究チームを率いるRoberto Danovaro教授は「これらの生物がどうやって酸素なしで生きていけるのか謎だ、こういうことが可能なのはバクテリアだけだと思っていた」と述べている。

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    k-5t 2010/04/24
  • オスとメスはそれぞれ別に進化してきた | スラド サイエンス

    以前、オスになる遺伝子 (OTOKOGI) が発見されたため、生物の基型はメスで、オスは派生してできたという話があったが (/.J 記事) 、今度はメスになる遺伝子 (HIBOTAN) が発見された (NHK ニュースの記事、東京大学大学院理学系研究科・理学部のプレスリリースより) 。 この 5000 万年の間に単細胞生物から多細胞生物に進化した緑藻類ボルボックス目での研究成果で、ボルボックスは多細胞化からの時間が短いおかげで中間的なさまざまな種が現存しており、進化の過程を追うのに適しているとされる (生命誌ジャーナルの記事) 。HIBOTAN の発見により、オスとメスは性別がない状態からそれぞれ必要な遺伝子を獲得し誕生したと考えられる。「男女は生物学的には根的に違うということを認識すれば、男女関係もよりうまくいくのではないか」と発見者の野崎准教授は語る。なお OTOKOGI、HIBO

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    k-5t 2010/04/20
  • お金を数えて苦痛を軽減? | スラド サイエンス

    お金を触ると身体的・心理的苦痛を軽減できるとの研究があるそうだ (Discovery News の記事、家 /. 記事より) 。 この研究では複数の実験でこれを検証したとのこと。ある実験では 80 枚の紙幣もしくはただの紙を被験者に数えさせた後、50 ℃のお湯に指を浸けたところ紙幣を数えた被験者の方が感じる痛みが軽かったという。また、コンピュータゲームで「仲間はずれ」の状態を経験させられた被験者も同様に現金を数えたグループの方の苦痛が軽かった。更に「自分の持っていないお金」のことを考えると苦痛は大きくなることも明らかになったとのこと。 現実にもこれが当てはまるとすれば、社会的拒絶や身体的苦痛を経験した場合、貧困層の方が富裕層よりも苦痛を感じるということも考えられるという。ちなみに触るのは自分のお金ではなくともよいそうで、単に現金に触るだけ、またお金を沢山表示させるスクリーンセーバーを見つ

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    k-5t 2010/04/14
    突っ込みどころの多い記事だ。
  • (自称) タイムトラベラーが LHC で逮捕される - スラッシュドット・ジャパン

    「ブラックホールを作って地球を破壊してしまう危険性があるのでは (NATIONAL GEOGRAPHICS 記事)」と一部で評判の巨大加速器 LHC が最近稼働を再開しましたが (CNN.co.jp の記事) 、その LHC の施設に侵入していて捕まった Eloi Cole なる人物が「自分は LHC の実験を阻止するために未来からやってきた」とのたもうていたそうな (CNET UK の記事より) 。 「俺のいた未来では国家というものはないんだ。ヒッグス粒子の発見でエネルギー革命が起こり、貧困が無くなって誰もがキットカットをべられる共産主義の世界になってる」のだとかいろいろ面白い主張をしてくれているようです。 昨年 LHC を停止させた「フランスパンによる加熱事故」(昨年 11 月のCNET UK の記事) への関与も疑われている模様。Cole 氏はジュネーブの精神病院に送られましたが、

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    k-5t 2010/04/11
  • 若年喫煙男性は非喫煙者より低 IQ。テルアビブ大学研究 | スラド サイエンス

    ある研究によると、若年層の喫煙男性は非喫煙者よりも IQ が低いとのこと (Science Daily の記事、家 /. 記事より) 。 イスラエルの陸軍新兵と退役軍人 2 万人を対象に行われた調査では、非喫煙者の IQ は平均 101、喫煙者の IQ はそれを下回り平均 94 であった。1 日に 1 箱以上吸う若年男性はさらに低く、平均 90 であったという。なお、平均は全て正常範囲内であった。 喫煙者は (貧困などの) 困窮した地域で育った者や、学校で落ちこぼれた人に多いと考えられているが、この研究では調査対象の社会経済的背景は多様であるため主要因子から社会経済要素を排除できているという。 研究を行ったテルアビブ大学の Mark Weiser 教授曰く、IQ が比較的低い人々は健康に関する意思決定能力が低い傾向があるとのこと。IQ が比較的低い子供は喫煙リスクの高い層であると見なし、

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    k-5t 2010/04/11
  • 体調の悪い人を見ると免疫力が向上する | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2010年04月08日 17時27分 体調が悪いときはそれらしい振る舞いを! 部門より 咳やくしゃみなど、体調の悪いシグナルを出している人を見ると免疫が高まることが分かったそうだ(Psychology Today、家/.)。 実験では、水疱瘡や発疹といった症状の人や咳やくしゃみをしている人など、明らかに体調が優れない人の写真を10分間に渡り被験者に見せ、この前後に血液検査を行った。その結果、写真を見た後では血液中のインターロイキン-6(IL-6)値の23%増が認められたとのこと。IL-6は免疫を制御するサイトカインの一種であり、この値が高いと炎症などに対する強い免疫反応があることを示している。 免疫力はストレスで高まることも分かっているため、一部被験者には「銃を向けている人の写真」を見せたとのこと。このような写真は「体調の悪い人の写真」よりも不快であるとラン

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    k-5t 2010/04/11
  • 「高脂肪・高カロリー食事中毒」が確認される - スラッシュドット・ジャパン

    高脂肪・高カロリーな事が脳に与える影響はコカインなどの麻薬と同じで、べ続けると「耐性」も生まれることが明らかになったそうだ(CNN家/.)。 この研究では、ラットを「通常の餌を与えられるグループ」、「ベーコンやソーセージ、チーズケーキなどの高カロリーの餌を毎日1時間与えられるグループ」、そして「高カロリーの餌を毎日最大23時間自由にべられるグループ」の3つに分け、40日間観察したとのこと。 高カロリーの餌を自由にべていたラットはあっという間に肥満になっただけでなく、事による快感への耐性が生まれ、より多くべないと快感が生まれないという変化が脳に現れたという。また、このラット達はべ物を前に電気ショックを与えられてもべるのを止めなかったとのこと。他の2グループでは電気ショックを与えるとべるのを恐れるようになったという。 研究を行ったPaul J. Kenny博士によると、ジ

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    k-5t 2010/04/02
  • 遺伝子治療をめぐる倫理問題? | スラド サイエンス

    家 /. 記事にて、色覚異常の遺伝子治療とそれをめぐる倫理についてのストーリーが掲載されている。 日人のうち先天的赤緑色覚異常の発生頻度は男性で約 5 %、女性は約 0.2 % であり、色覚異常の中で最も多いという。現在のところ治療法はなく、色覚異常者は見分け難い色の識別方法を覚えることで対処するしかないそうだ。 先天的赤緑色覚異常はある遺伝子の欠損によって引き起こされるが、ワシントン大学ではこの欠損遺伝子を運ぶ改変ウイルスを作り出すことに成功したとのこと。色覚異常のリスザルの雄にこのウイルスを投与したところ、20 週後には赤と緑を識別できるようになったという。 このような遺伝子治療について、h+ Magazine の記事では「このような治療は人間を『正常』化しようとしているのではないだろうか?」「個人的観点、集合的観点からはどのように捉えるべきで、社会としての責任はどこにあり、どのよ

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    k-5t 2010/04/01
  • 清涼飲料などに含まれる「ブドウ糖果糖液糖」は肥満の元 ? | スラド サイエンス

    ブドウ糖果糖液糖の摂取は肥満に繋がるということがプリンストン大学の実験で明らかになったそうだ (家 /. 記事より) 。 実験ではラットにブドウ糖果糖液糖と砂糖を与え、両者を比較したとのこと。それぞれの総摂取カロリーは同じであったとのことだが、ブドウ糖果糖液糖を摂取していたラットでは体重の大幅な増加が認められたとのこと。また、長期に渡るブドウ糖果糖液糖の摂取は、特に腹部での体脂肪の異常増加、そして血清脂質であるトリグリセリドの増加に繋がることが確認されたという。 ブドウ糖果糖液糖は清涼飲料などに多く使われているが、清涼飲料よりも低いレベルでこれを摂取したラットでも例外なく肥満が確認されたとのことだ。ちなみに、家 /. に寄せられているコメントによると、これは「ブドウ糖果糖液糖はビールなどのアルコールのように肝臓で吸収されるからであり、またブドウ糖果糖液糖は満腹中枢を抑えるためべ過ぎて

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    k-5t 2010/03/27
  • 「力ある」者は嘘をついてもバレにくい ? | スラド サイエンス

    コロンビアビジネススクールの研究によると、権力の座にある (と感じている) 人は嘘をつくのが上手いとのこと (Columbia Ideas At Work の記事、家 /. 記事より) 。 人は嘘をつく時、否定的な情動が引き起こされたり、生理学的なストレスを感じたり、嘘がバレる恐怖を感じたりするとのこと。その結果、そわそわしたり、発話速度を変えたりと「嘘をついている」という合図を自ら発することが多いという。 しかし権力を持つものの場合、これらが軽減されることが分かったという。他者の社会的結果や金銭的結果を支配するといった力を持つと、人は認知能力が向上し良い気分になるという。「力を持つ」ことによる感情的、認知能力的、生理学的影響は嘘をつく時と正反対であり、権力ある者のほうが嘘によるマイナスの影響が軽減され、上手く嘘をつけるということだそうだ。 なお、高い地位にある人が皆嘘をつくのが上手いと

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    k-5t 2010/03/25
  • ストレス下の男性は女性の好みが変わる? | スラド サイエンス

    ストーリー by reo 2010年03月17日 10時30分 ストレス環境下でついうっかりには気をつけましょう 部門より LiveScience の記事によると、ストレス下に置かれた男性は普段と女性の好みが変わるという研究結果が発表されたそうだ。 この研究はドイツで行われたもので、50 人の男性を対象に調査が行われた。男性に対し両手を冷水につけてもらうことで擬似的なストレス環境を作り、その状態とそうでない状態で女性の写真を見せて「女性の好み」を調査したという。 その結果、ストレス環境下にない男性は自身と似た特徴を持つ女性を選ぶ傾向があったのに対し、ストレス環境下の男性は自身とは反対の特徴を持つ女性を選ぶ傾向があったそうだ。これは、ストレス環境下では自身とは異なる遺伝的傾向を持つ女性を選択するという能的な働きではないかと分析されている。

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    k-5t 2010/03/17
  • チリ地震の影響で「1日」が1マイクロ秒ほど短くなった? | スラド サイエンス

    2月27日に南米チリ中部で発生した地震(M8.8)は、震源地周辺の大きな被害が報告されつつあるのに加え、太平洋を隔てた日へも津波が押し寄せるという、非常に大きなものだった。そして、NASA JPLの研究者がこの地震の地球に与えた影響を計算したところ、「1日」が1マイクロ秒ほど短くなるほどの規模だったことが分かったようだ(家/.記事:Chilean Earthquake Shortened Earth's Day、 元ネタ:Chilean Quake Likely Shifted Earth’s Axis, NASA Scientist Says)。 地震によって地球表面で大きな質量が上下すると、地球の自転速はわずかに変化する。今回の地震で動いた断層の長さやすべり量から見積もったところ、地球の自転速が上がることによって「1日」が1.26マイクロ秒ほど短くなり、また地軸も2.7ミリ秒角(距

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    k-5t 2010/03/03
  • 人間の最高速度、理論上は「時速64km」 | スラド サイエンス

    LiveScienceに「Humans Could Run 40 mph, in Theory」という記事が出ている。内容はタイトルの通り、「理論上は、人間は時速40マイル(約64km)で走ることができる」というもの。 記事によると、優れたスプリンターが走っている際に片足にかかる負荷は800〜1000ポンド(約362〜453kg)だそうだが、人間の足はもっと大きな衝撃に耐えられるようになっているらしい。 たとえば、スプリンターが全力で走っている場合に足にかかる負荷は、片足で跳ねるような動作をする場合に足にかかる負荷の30%程度しかなく、余裕があるとのこと。つまり、筋肉の収縮速度をより速くすることで、まだまだ人間の走る速度は向上できる、ということだそうで、その限界は(理論上は)時速35〜40マイル(56〜64km)程度と考えられるそうだ。 ちなみに、「世界最速」と言われるウサイン・ボルト選手

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    k-5t 2010/01/29
  • テレビ番組がミイラになるボランティアを募集 | スラド サイエンス

    家記事、 Mail Onlineの記事によると、英国のチャンネル4がドキュメンタリー番組の中でミイラになってくれるボランティアを募集中とのこと。 広告を見ると、「末期患者であり、その死後、古代エジプトの死体防腐処理を受けることを考えてくれる人を探している」とある。ミイラになる報酬はないが、ミイラになるための料金は一切かからない。ミイラとなった後は、人が拒否しなければ、博物館などに展示されることもありえるそうだ。 ミイラになりたい人がいるかどうかは別として、ミイラを再現したい人、再現を見てみたい人、出来上がったミイラを見てみたい人というのは少なくなさそうだ。そういえば、「人体の不思議展」もいまだに日中を巡っている。

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    k-5t 2010/01/17
  • 宇宙飛行士が摂取する6つの薬物 | スラド サイエンス

    宇宙飛行士というと、知力体力に優れ、精神的にもタフな人たちという印象がありますが、実際には宇宙飛行士はそのミッションをこなすため、様々な薬を摂取しているそうです(家/.記事、元ネタのDiscoveryNews)。 DiscoveryNewsの記事では、宇宙飛行士が摂取する薬物として下記が挙げられています。 アルコール類:宇宙でのアルコール摂取はまだグレーゾーンだが、宇宙飛行士のBuzz Aldrin氏は1969年に月面でワインを飲んだそうだModafinil:睡眠障害の治療薬Scopolamine:乗り物酔い対策Zoledronate:骨密度の低下を防ぐAnti-moon dust pills:月の塵には有害物質が含まれており、吸い込んでしまうと長期的に人体にダメージを与える可能性がある。これを防ぐ薬がNSBRIによって提案されているとのことTranquilizers:精神安定剤。NAS

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    k-5t 2009/12/08
  • 「Climate Gate(クライメートゲート)事件」、渦中のPhil Jones教授が辞任 | スラド サイエンス

    科学者らが地球温暖化のデータを都合のいいようにねじ曲げていたのではないかという「Climate Gate(クライメートゲート)事件」(/.J過去記事)で、渦中の人物である英イースト・アングリア大学の気候調査部門(CRU)の責任者であるPhil Jones教授が辞任する事態となったそうだ(家/.、ブルームバーグ)。 同大学の発表によるとJones教授は調査終了まで一時的にポストを離れるとのこと。また、ペンシルバニア州立大学でも同じく渦中にあるMichael E. Mann教授の調査が開始されているという。 それにしても家/.のコメント数を見ても当にそれなりの大事件の様相を帯びているのに、日ではほとんど耳にしないのは何故だろうか。

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    k-5t 2009/12/07
  • 地球温暖化に関する研究所から「地球温暖化ねつ造の証拠」となるメールが流出? | スラド サイエンス

    国際的な温暖化研究の拠点の1つ、英University of East AngliaのClimate Research Unit(CRU)で、コンピュータに何者かが侵入し、「地球温暖化ねつ造の証拠」となるメールが流出する事件が起きたそうだ(NIKKEI NETの記事)。 これに関する議論については、同じくNIKKEI NETの別の記事で詳しく分析されているが、ここで問題となっているのは「研究者らが都合よくデータをいじっていたのではないか」という疑惑だ。流出したメールには、CRUの所長であるPhil Jones氏がペンシルバニア州立大学のMichael E. Mann氏に宛てたものも含まれていた。このメールは「地球温暖化と人間の活動には関連がある」という意見に懐疑的な研究者の研究結果について、IPCCの発行する「IPCC report」への掲載を疑問視するものであった。Jones氏はIPCC

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    k-5t 2009/12/02
  • 超高速インターネット衛星「きずな」によるブロードバンド実験、最大約86Mbpsを記録 - スラッシュドット・ジャパン

    JAXAは11月30日、超高速インターネット衛星「きずな」を用いたインターネット接続実験を行い、最大約86Mbpsという速度でのインターネット接続を実現できたと発表した(発表資料)。 きずなは宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と情報通信研究機構 (NICT) が共同で開発した「超高速インターネット衛星」で、CSアンテナと同程度のアンテナを設置するだけでインターネット接続を実現できるもの。 実験では、1.7Mbps程度のインターネット回線しか利用できない離島の小笠原村で行われた。小笠原村の既存の通信回線をきずなのブロードバンド通信回線に切替えて村民に利用してもらい、その通信環境・利用効果を検証したとのこと。 うちの実家の方にもこないかなぁ(ADSLで実測3~4Mbpsくらいだったような)。

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    k-5t 2009/12/02
  • 子供は多少汚い方が健康に育つ | スラド サイエンス

    幼少期に多くの細菌に晒された子供の方が健康に育つということが研究で明らかになったそうだ (The Guardian の記事、家 /. 記事より) 。 カリフォルニア大学医学部の研究チームは、皮膚表面に生息するブドウ球菌が傷の炎症を抑えていることを突き止めたという。ブドウ球菌は皮下に入ってしまうと炎症の原因となるが、表面にいる限りは傷の治癒に役立っているとのことで、皮膚を清潔にしすぎると逆に治癒能力が下がってしまうそうだ。 除菌スプレーや除菌シートが多様される先進国においてアレルギーに苦しむ子供が増えているが、この研究結果は「子供はある程度不衛生な環境にいることで免疫システムが調整されアレルギーを防げる」という学説 (衛生仮説) を裏付けるものであるという。また、今回の研究は衛生仮説を分子基盤の観点からより解き明かすきっかけになると考えられており、炎症性の皮膚疾患の新しい治癒方法へも繋がる

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    k-5t 2009/12/02