現在、アメリカで高等教育および生涯教育で使われる教科書の売上げで、デジタル教科書はわずか0.5%。ソーシャルラーニングプラットフォームの”Xplana”が行った市場調査によると、これは近い将来に変わる可能性があるという。Xplanaの予測では、これから5年の間に、デジタル教科書が占める割合は全教科書の20%になるという。これで、デジタル教科書の市場は10億ドルになる。 この変化の要因には、タブレットの普及、iPadやKindleといった電子リーダーの普及、デジタル教科書の品揃えと価格、オンラインラーニングへの関心の高まりなどがあげられるという。今回の調査によると、2010年のデジタル強化の売上げは前年度比100%増、この伸び率はこれから加速化する一方だそう。 デジタル教科書が伸びる理由 生徒にとってデジタル教科書の安価な価格は大きな魅力だ。生徒は数百ドルというお金を教科書に支払っているから