チベット安定維持へ決意=「平和解放60年」で政協主席−中国 チベット安定維持へ決意=「平和解放60年」で政協主席−中国 【北京時事】中国の「チベット平和解放60周年」を記念する座談会が23日、北京で開かれ、賈慶林全国政治協商会議(政協)主席がチベットの飛躍的発展と長期安定への決意を表明した。チベット自治区ラサ市でもポタラ宮広場に約5000人が集まり、国旗掲揚・国歌斉唱の式典が開かれた。 新華社電によると、賈主席は座談会で演説し、「チベットは歴史的チャンスに直面しており、経済建設と民生改善を全力で進めなければならない」と指摘。同時に、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世側との闘争を展開し、チベット社会の安定を断固維持することを強調した。座談会では同仏教第2の高位者パンチェン・ラマ11世も発言した。 新中国成立後、人民解放軍は英国の影響下にあったダライ・ラマ政権のチベットに進撃した。中