2014年10月09日 【2014年ノーベル物理学賞】 「青」に捧げた人生~なぜ30年もかかったのか? 私たちの生活に欠かせない「青色発光ダイオード」。 2014年のノーベル物理学賞は、この青色に人生を捧げた男たちに輝いた。 世界が「青」を求めてから、実現するまでにかかった時間は30年。 その間には、どんな壁があったのか。どんなひらめきがあったのか。 研究者の挑戦の歴史をひもといてみよう。 こんにちは福田です。物理チームでは傾向を考える「予想屋」という役目を担いました。ニコ生では、八百屋のおじさんのような格好をしていたものです (※競馬の予想屋のつもりだった)。物理学賞については発表当日に、田村が解説記事をアップしていますが、このブログでは「なぜ30年もかかったのか」をテーマに書いてみようと思います。 まずは、今年のノーベル物理学賞の受賞テーマと受賞者を振り返ってみましょう。受賞テーマは「