【ロメロ追悼】「ゾンビ」がなければ、現在のゲームはなかった――ゲーム史に最も影響を与えた監督の訃報に思う…ゾンビとゲームの幸福な関係:「なんでゲームは面白い?」第十回 現代において最も世界的に大衆的支持を集めたクリーチャー、それがゾンビだ。 去る2017年7月に、そんなゾンビの今日に至るまでの標準形を作り上げた、「ゾンビの父」とも呼べる偉大な映画監督、ジョージ・A・ロメロ【※】が亡くなった。 ※ジョージ・A・ロメロ……ゾンビ映画の始祖にして金字塔である3部作『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968年)、『ゾンビ』(1978年)、『死霊のえじき』(1985年)の監督。ゆっくりと歩み寄るゾンビの恐怖の裏側に、人間社会の病理を描くシリアスな作風で知られる。 (Photo by Getty Images) 彼がいなければ、言わずと知れた世界的大ヒットゲーム『BIOHAZARD』【※1】は生ま
ポケGO、大戦略、信長の野望…古今東西のゲームマップを7分類して徹底分析。なぜ四角形や六角形のマップを、私たちは好むのか?【徳岡正肇氏:講演レポ】 「本講演はマップデザインにおいて、ゲームデザイナーが使える「武器」の種類を増やすことが目的である」 去る9月1日、パシフィコ横浜にて開催されたゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC 2017にて、4Gamer.netなどのサイトでゲームライターとして活躍する徳岡正肇氏(@goodhuntstalker)が登壇した。 徳岡正肇氏 『ゲームにおける「マップ」のデザイン~アナログ(ウォー)ゲーム制作の知見から』と題された講演は、氏が得意とするボードゲーム、ウォーゲームの知見から、STG、RTSなどの一般的なマップデザインにまで、深く切り込むものだった。 「ゲームマップの構造には、マップロジックによって様々な種類がある。それぞれの種類には、また特有の
ヒトパピローマウイルス(HPV)のワクチン開発に関わった研究者2人が、国際的な医学賞に選ばれました。有名医学誌は相次いで関連記事を掲載しています。 HPVワクチンの歴史と今後 アメリカ国立がん研究所に所属する研究者のダグラス・ルイとジョン・シラーが、2017年のラスカー・ドゥベーキー臨床医学研究賞に選ばれました。HPVワクチンの開発を可能にした技術的進歩が理由とされています。両氏は受賞にあたって自ら医学誌『JAMA』に寄稿し、背景などを説明しています。 HPVの感染を防ぐワクチンの登場 HPVの感染は子宮頸がんにつながるとされ、子宮頸がん予防の目的でHPVに対するワクチンが使われています。 HPVワクチンの実現を目指す動きは、ルイ、シラー両氏が関わったいくつかの研究によって1990年代に大きく進歩しました。 ワクチンが実現し、人間で効果を試した試験では、HPV16型を標的としたワクチンによ
都内で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて行われたトランプ米大統領と安倍首相の電話会談のニュースを伝える街頭ディスプレー(2017年8月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI〔AFPBB News〕 「安倍首相はトランプ大統領の忠誠心ある相棒(sidekick)だ」――この8月、こんな見出しの記事が米国の大手紙、ウォール・ストリート・ジャーナルに大きく掲載された。 また9月には、ニューヨーク・タイムズが「トランプ大統領は日本の安倍首相こそを友人だとみなしている」という見出しの長文の記事を掲載した。 安倍首相とトランプ大統領の親しい関係は国際的に知られているが、米国では、その親密な仲にさらに関心が高まり、国際関係や日米関係の専門家たちまでもが正面から論評するようになった。 日米首脳のこの異様なほどの緊密な絆は、果たして両国を利するのか? 日本にとってプラスなのか、ある
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