ブックマーク / geopoli.exblog.jp (15)

  • リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、久々に曇って夕方には冷たい雨になりました。 さて、今回も以前紹介した記事の要約です。ちょっと長いのですが、その内容はかなり考えさせてくれるものです。 なぜアメリカではトランプが選出され、欧州では反EUの機運がここまで高まってきているのか、その原因をリベラル派の無理な考え方にあると分析した記事です。 === リベラリズムの終わり? by ダミール・マルージック 2017年11月1日 「べつに私はトランプ支持者というわけではないんですよ。ただ、あなたが擁護しようとしている土台そのものすべてを、あなた自身がぶち壊しにしているんですよ」 このようなこじれた感情のおかげで、私は過去10ヶ月間において私よりもはるかに執拗にトランプ大統領に反対している人々と、無数の議論を行うはめになった。 私はワシントンDCに住んでいる。この地域に住む人々は、先の大統領選で90.9%という圧倒的な割合

    リベラリズムの終わり? | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2018/01/09
    『人間の不完全な部分を軽視し、制度設計を誤った人たちが次々と自滅している状態が、この場合は先進国の政治制度の中に顕著に見られる、ということ』
  • 日韓合意について米専門家の見解 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。真冬にしてはそれほど寒くないと感じるのは私だけでしょうか? さて、昨年末の電撃的な日韓合意ですが、この問題について追いかけているアメリカの研究者の見解について探していたらFP誌のサイトにリンド教授の簡潔なインタビューがあるのを教えてもらいましたのでその要約を。 ======  日の巧妙な「自責の念」の知恵 ●第二次大戦中に日軍によって女性や少女が性奴隷を強制された、いわゆる「慰安婦」を巡る、長年にわたる外交面での停滞に終止符を打つために交わされた日韓国による今週の月曜日(12月28日)の合意は、ジョン・ケリー米国務長官を含む人々に、その直後から賞賛を受けている。 ●NYタイムス紙の社説では両政府がこの問題について「終わりを求めたことで賞賛されるべきである」と書いており、英ガーディアン紙もこの合意を「明らかな前進だ」と書いている。 ●ところが国際政治

    日韓合意について米専門家の見解 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2016/01/04
    『謝罪を嫌う保守派でさえ、今回の合意が(韓国との関係を改善するという意味で)戦略的に合理的であるということを認めざるを得ないという事実によって、さらに反対派まで相殺できる』
  • 鄭和の遠洋航海伝説を利用する中国 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久々に朝から晴れてくれました。連日の集中豪雨はすごかったですね。 さて、すでにツィッターにも流しましたが、アメリカ中国海洋政策の専門家であるジェームス・ホームズとトシ・ヨシハラの二人が共同で書いた古い記事が面白かったので、その要約を。 === Soft Power at Sea: Zheng He and Chinese Maritime Strategy by James Holmes & Toshi Yoshihara Oct. 2006: Proceedings ●2005年版の米国防総省の中国軍事レポートでは、中国の国家戦略を見極めるのが難しいとして、北京の公式発表のほか、建造中の船の数など、具体的なものしか掲載していない。 ●ところが真相に迫るには、彼らのアイディアと歴史を参考にすべきだ。 ●そこで参考になるのが明時代に東南アジアの水域まで航海した鄭和の活躍(1

    鄭和の遠洋航海伝説を利用する中国 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/09/19
    『北京は海洋外交の一環として鄭和の話を使い、アジアの海域における中国の海軍力の台頭を正当化』 むしろ、日本国内にこの話に乗りそうな人達がいる
  • なぜ中国は南シナ海であんなことをするのか? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は一日中雨かと思いましたら、以外に曇り空だけでもちました。 さて、今夜のニコニコ動画の生放送で、 ▼奥山真司の「アメリカ通信」LIVE! 2015/06/23(火) 開場:19:57 開演:20:00 http://live.nicovideo.jp/gate/lv223459732 (※20時から再放送、21時から生放送です。) 引き続き南シナ海の埋め立て問題について触れるので、それに関連した話を少し。 この問題ですが、とりあえずここ数日は大きくニュースで取り上げられることはなく、中国側の「埋め立て工事終わった」という報道で、一時的に「幕引き状態」となっているような感じです。 ここで問題になってくるのは、中国側が今後、戦略的に何をしたいのか?という点です。 先週の生放送でも少し触れたように、それがスパイクマンのいうような「アジアの地中海」の支配かどうかはさておき、私は以前か

    なぜ中国は南シナ海であんなことをするのか? | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/06/24
    『中国の場合もこれと同じで、相手の最も弱ったところ、つまり抵抗が最も弱い部分を狙って、そこに攻撃を仕掛けてくる』 日本の今の国内状況は願ったりかなったり、というところかな
  • 日本のネットユーザーたちはISISを打ち負かしている? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れましたが、夕方から曇り始めました。寒さは少し柔いだような。 さて、遅ればせながら、いわゆる「ISISクソコラグランプリ」案件について、海外で最初にネット上で評価した英文記事を要約してみたいと思います。 掲載されているのはアメリカのマイナーなニュースサイトなのですが、日のネットユーザーたちの勇気ある行動(?)を絶賛しております。 すでにネット上ではこの記事の一部が訳されているようですが、ここではちょっと長めにご紹介します。 この記事については今夜の生放送(http://live.nicovideo.jp/gate/lv205843016)でも詳しく解説してみたいと思っております。 === ISISのプロパガンダにたいする日のくだらない反応は、アメリカ政府が達成できなかったことを達成してしまった。 by E.A. ウェイス ISISは日から人質解放の身代金として2

    日本のネットユーザーたちはISISを打ち負かしている? | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/01/27
    『クソコラの連中は、自分達が不謹慎で悪ふざけで不快で歪んだ狂った連中であることを自覚』 『風刺画の連中は、自分達が「ジャーナリズム」であり「表現の自由の旗手」であり「正義」であると錯覚』
  • 「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼からやけに暖かくなりまして、すでに春が訪れたような陽気に。ただし今夜からまた寒くなるらしいですが。 さて、最近の私の関心の一つである「プロパガンダ」に関して、ひとつ興味深い議論がありましたのでこれを要約します。 著者は若いころは南アフリカから移住してきたユダヤ人なんですが、エルサレム・レポート誌の編集者を長年つとめた人物です。 === プロパガンダ戦争での敗北 By ハーシュ・グッドマン ●1965年の2月4日、当時まだ十代だった私は、生まれ育った南アフリカを離れ、まだ見たこともない新しい母国へと旅だった。その母国とは、イスラエルである。 ●私は南アフリカのことを好きだったが、アパルトヘイト体制を毛嫌いしていた。それに対してイスラエルという正義と光に満ち溢れた新しい国では、人々はホロコーストの灰の中から新たな生活をはじめていた。これはアパルトヘイトの暗さと抑圧とは正反対で

    「プロパガンダ戦争」に負けはじめたイスラエル | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/02/03
    『ラベルは、それが公平なものかどうかに関係なく、悪影響を及ぼし始めている』 人ごとじゃないわけです
  • 中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ

    今日の肥前は午前中晴れたのですが、昼すぎから小雨が降りました。気温はけっこう暖かかったような。 講演で九州まで来ているのですが、運良く名護屋城址を見学することができました。秀吉が朝鮮出兵した時の城跡なんですが、ここに陣取っていた武将たちがオールスターキャストでした。 さて、ダボス会議での安倍首相の「1914年前発言」が物議を醸しだしてから数日たったわけですが、色々とこの会議で面白い発言をしている中国政府の高官らしき人の内容が出てきましたので、その紹介を。 この記事の中でダボス会議に参加したブロジット記者は、あるクローズドのディナーの席で興味深い光景を目にしたと言っております。 もちろん会議は「チャタムハウス・ルール」が適用されておりますので、その発言者は誰なのかは書けないということですが、その発言内容は書けるということなのでそれを書く、とのことです。 そのディナーの席にゲストとして呼ばれて

    中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2014/01/28
    『ダボス会議に参加したブロジット記者』 『会議は「チャタムハウス・ルール」が適用』 『中国の政府高官が、大規模戦争につなげずに尖閣に侵攻して紛争を終わらせるということを正当化した』 まあ、本音だろう
  • ウォルツの死亡記事 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はやや曇りがちですが、かなり蒸し暑いです。 さて、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、国際関係論を学んだ人間だったら誰でも知っている巨人であるケネス・ウォルツが先週亡くなりました。 その死亡記事が出ておりましたのでさっそく要約を。 ==== ケネス・ウォルツ:国際関係の専門家、88歳で没 byダグラス・マーチン ●国際関係論の著名な思想家として知られるケネス・ウォルツは議論を呼ぶような逆張り式のアイディアをもつことでしられており、たとえばイランが核兵器を持てば中東は安定すると論じたことでも有名だ。 ●今月の3月12日に88歳で亡くなった。彼が上席研究を務めていたコロンビア大学は、死因は肺炎からの合併症であると発表している。 ●外交評議会(CFR)の名誉会長であるレスリー・ゲルプは、ウォルツのことを国際関係論を形成した五大巨人の一人だと言っている。ちなみに他の四人とは、

    ウォルツの死亡記事 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/05/22
    『イランが核兵器を持てば中東は安定すると論じたことでも有名』 『アメリカとソ連の「二極」状態を、地球をほろぼすような暴発直前のにらみ合いではなく、史上最も安定的な勢力均衡だと考えた』
  • 台湾有事シナリオ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は秋晴れのスッキリした天気でした。だいぶ気温が下がってきましたが、まだ昼間は半袖でもいけますね。 さて、私がお世話になっている国際地政学研究所が、11月15日になんと“Coming War with China”という刺激的なタイトルのワークショップを開催するという企画を立てておりまして、その議題のためにいくつかの衝突シナリオを考えております。 もちろん中心になるのは尖閣をめぐる日中衝突シナリオなんですが、それよりも大規模になる可能性をもつ、台湾有事シナリオについても検討中です。 その参考のためと言ってはなんですが、私が知っているアメリカのある(未訳)の中に、その叩き台となりそうな台湾有事シナリオがありましたので、その該当部分を以下に要約しておきます。 もちろん以下はあくまでも「シナリオ」でして、フィクションであることをお忘れなく。 === ●危機の開始は二〇一七年の三月。

    台湾有事シナリオ | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2012/10/14
    『アメリカのある本(未訳)の中に、その叩き台となりそうな台湾有事シナリオがありましたので、その該当部分を以下に要約』 国内の経済不満を外に向け、その時米軍の戦力が足りず、国連も役立たずというシナリオ。
  • エアシーバトルで中国を手なずけられるか? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は、朝から曇っておりましたが、いまは晴れて来ました。 さて、久々に安全保障関連の記事の要約を。書いたのはイギリス人の若手研究者ですが、なかなか鋭い分析をしております。 ==== 最高の国防は「対話」にあり By ウォルター・ラドウィグ ●米国務省の「日米安保は尖閣に適用できる」という声明発表と、時期を同じくして行われたレオン・パネッタ米国防省長官の北京訪問は、米中間で高まりつつある、アジアにおける軍事プレゼンスの緊張を見せつけることになった。 ●この状況では、中国側はアメリカに対抗しようとしており、国防戦略が外交に絡んでくると危険な「勘違い」が生じやすくなる構造も浮き彫りになっている。 ●オバマ政権のアジアにおける「軸足」の根拠となる米軍の軍事戦略は、国防省内では「エアシーバトル」として知られている。 ●この戦略は、海・空軍の長距離機動投射能力を使って、潜在的な敵国が米軍を「

    エアシーバトルで中国を手なずけられるか? | 地政学を英国で学んだ
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    k-takahashi 2012/10/09
    『多くの中国側の関係者たちは、「中国の立場を強力に海外へと推し進めていけば必ず他の大国から尊敬と協力を得ることができる」と信じていた』
  • 尖閣/デモ問題についての「解釈」の違い | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は晴れているんですが雲が多めで不安定そうな雰囲気が。 さて、尖閣問題に端を発する中国におけるデモや日の人や資産にたいする破壊・テロ行為が行われておりますが、これをちょっと冷静な目で簡単に分析してみようかと。 まずこの分析を行う前に参考になるのが、「冷戦」の原因についての、英語圏の分析の解釈の違いです。 「なぜ日中間の紛争に冷戦の分析なんだ!」と“違和感”を感じる人もいるかもしれないのでまずお断りしておかなければならないのですが、「冷戦」(the Cold War)というのは、その当時の世界中の知識人を巻き込んで悩ませた大問題であり、その原因(誰がその紛争を始めたのか)については、当然ですが現在でも歴史家の間ではひとつの大きな学問分野として確立されているほど。 そして当時の世界の政治学者たちは、自分たちの頭脳を最大限発揮して考えた末に、かなり単純ではありますが、冷戦の原因につ

    尖閣/デモ問題についての「解釈」の違い | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2012/09/17
    『石原都知事の購入/野田政権の国有化の問題よりも、1992年に中国が一方的に国有化宣言をしたことが今回の紛争のそもそもの原因であると見ます。しかしこの解釈はネット上でも圧倒的に少数』
  • 原発事故とコントロール(の感覚)の問題 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州はよく晴れましたが、まだまだ朝晩はかなり冷え込みます。格的な春の到来が待たれるところです。 さて、深刻さを増す福島の原発事故ですが、これについて最近考えていることをここで少し。 まずこれを書く前にここでお断りしておかなければならないのは、私は別に原発の推進派でも反対派でもなく、あくまでも今回の原発事故の及ぼす影響に憂慮している一国民だということです。 しかしそうは言ってもとにかく気になっている疑問が、なぜここまで原発というものが怖がられるのか、という問題。 私がなぜこんなことを考えたのかというと、CNNの(元オフェンシブ・リアリストの)ザカリアの番組のブログの記事の中に、「過去数十年間にわたる原発の事故による死者というのは、他のエネルギー関連の死者数よりも遙かに少ない」ということが書かれていたからです。 たとえば石炭だと中国や最近のニュージーランドでの炭鉱の事故で大量の死者を出

    原発事故とコントロール(の感覚)の問題 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2011/03/29
    『人間社会で大きな影響力を持つのは、事実そのものよりも“人々がどう感じるか”のほうである』 『人々がそのテクノロジーを「コントロールできていると感じているかどうか」という点にあるのかと』
  • 中国海軍による侵略の歴史 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州はよく晴れましたが、気温はかなり低め。東京よりも数度低いと感じました。 さて、久々に話題の論文の要約シリーズを。ただし要約というよりも、ほぼ翻訳状態になってしまいました。 ネタは尖閣問題で注目されている中国海軍の「侵略の歴史」についてです。なかなか面白い。 ============= 中国海軍による侵略の歴史 by ラウル・ペドローソ ● 9月7日に日の海保が船を二回ぶつけてきた中国漁船の乗組員を拘束。その船長には最高三年の実刑の可能性のある罪の疑いがあった。 ● この事件は米中両政府の交流は遮断されて、中国側は閣僚級の交流や東シナ海のガス田についての協議の中止、それにレアメタルの輸出禁止をちらつかせ、しかも軍事施設をビデオ撮影していたという四人の日人を拘留。 ● 日側はこの圧力に負けて9月末に船長を解放した。 ● 批評家たちは、この事件が「中国が周辺国に対して侵略的になっ

    中国海軍による侵略の歴史 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/11/17
    『中国海軍による侵略の歴史by ラウル・ペドローソ』『http://www.foreignaffairs.com/articles/67007/raul-pedrozo/beijings-coastal-real-estate』 の翻訳らしい。 『今のような宥和政策をこれ以上続ければ事態はどんどん悪くなるばかり』
  • クラウゼヴィッツの弱点 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は朝からずっと雨でした。気温の低さも驚きです。 時間がないのですが、ちょっとメモ代わりにここに記しておきます。 あるクラウゼヴィッツ主義者のから拾ってきた「クラウゼヴィッツの弱点」を10点ほど。 ======= 1、「大戦略」ではない:『戦争論』では軍事のことについて集中して論じられているが、非軍事の分野のことについては(政治の重要性について論じているにもかかわらず)ほとんど何も語っていない。 2、ロジスティクスをほとんど論じていない:もちろん『戦争論』の第五巻の14章・15章などには少しは記述があるが、「戦争の理論」を論じている割には全体的には驚くほど少ない。後の二つの大戦でも明らかになったように、これはドイツ(プロシア)の伝統? 3、軍隊の組織の仕方などについて:クラウゼヴィッツはすでに組織化された軍隊を想定していて、「どのような軍隊を作ればいいのか」ということについては何

    クラウゼヴィッツの弱点 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/10/29
    ロジやシーパワーなど10個のリスト。ただし、『これらの弱点を踏まえても、クラウゼヴィッツの理論の有用性というのは現在の紛争を考える上ではあまりあるヒント与えてくれる』
  • 空中給油機の地政学 | 地政学を英国で学んだ

    今日のイギリス南部は午後から完全な快晴で、日差しの強い爽快な秋の日曜日でした。 イランがけっこうまずいことになってますねぇ。 こちらの報道を見ているかぎりではイスラエルがいつ攻撃しても許される、みたいなすごい雰囲気になってきました(苦笑 さて、久しぶりに地政学している話題を。 アメリカの軍需産業ネタが好きな人にとっては次期の空中給油機の導入をめぐって大騒ぎしていることはすでにご存知かと思われますが、これが非常に「地政学的」であることを示した優秀な記事がありましたので紹介します。 かなり以前にこのブログで少し書いたと思うのですが、前ブッシュ政権は軍需産業で言えば「ロッキードマーチン政権」でありまして、トップクラスの官僚たちがことごとくこの企業の社外取締役を務めていた人物でした。 ところが今回は民主党のオバマ政権に変わったために、これから「ボーイング政権」になりそうなのです。 そういえばロッキ

    空中給油機の地政学 | 地政学を英国で学んだ
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/09/28
    『新しい給油機の導入がいかに地理と政治と権力と絡んでいるのか、という意味でこれはかなり「地政学的」な話題である、ということがおわかりいただけたでしょうか』 この問題も長いよなあ。
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