フランス紙ル・モンドは18日、フランス国内治安総局とパリ市警による調査の結果、中国の諜報機関がフランスで特に恣意的で横暴な振る舞いをしていることが判明したと報じました。 フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。 海外在住の反対制覇に魔の手を伸ばす中国諜報員 ル・モンド紙が接触した治安当局の記録から、3月22日に中国の諜報員が反体制派を強制送還しようとした事件と、5月8日にウイグル族の政治難民に対する『脅迫工作』が行われ、中国諜報機関の関係者が同席していた、という2つの恐ろしい事件が明らかになりました。 フランス情報機関によると、これらの事件の際、中国の工作員は秘密裏に活動しようとはしておらず、フランス警察の介入後に国外に逃亡することもなかったとのことです。 これは、ロシア、トルコ、チェチェンの諜報機関が同様の作戦の後、自分たちの責任を隠蔽しようとするやり方とはまったく異なっています。 5